こんにちは‼️プロ野球ファン歴並びにタイガースファン歴40年のbadass tigerです‼️
壮絶な凌ぎ合いを制して8連勝‼️
タイガースは、スワローズに2-1で競り勝ち8連勝になりました。
前半はタイガースが押しまくり、後半はスワローズが押しまくりました。
しかし、両チーム後一本が出ませんでした。
おそらく、試合後岡田監督が機嫌が悪い理由はそこだったのだと思います。
そのような展開の中で、8回に糸原選手のタイムリーで勝ち越しタイガースが逃げ切りました。
この一本で勝てた要因は、8回に1人1殺で4人もの投手を出して0に抑えた事でしょう。
今日の記事では、大量残塁しながら勝ち切ったタイガースの強みについて書いていきます。
褒められた内容じゃ無いけど、勝てた事が良かった試合でした…
前半チャンスを逃し続けたタイガース
タイガースは、スワローズ先発の高橋投手を初回から攻めて大山選手のタイムリーで先制します。
しかし、2回3回は満塁のチャンスを逃します。
-接戦を制した。
「五回まで10個かな、残塁ね。あそこでね、一本でも出とけば、もっと楽な展開やったけど。打席に立ったもんがボール球ばっかり振ってね、だからこんな苦しい展開になったんだけどね」
デイリースポーツより引用
5回までに残塁が11‼️
岡田監督が言っていたように、勝負所でボールを振りすぎていましたね。
こういうところから、調子を崩していくので岡田監督は特に厳しい表情になったのだと思います。
昨日の高橋投手は、コントロールも悪くボールの走りもイマイチだったので一点しか取れなかった事が試合をもつれさせた原因となりました。
拙攻でスワローズに流れを渡すも粘った村上頌樹
タイガースの先発は、村上投手でした。
村上投手は、3回までパーフェクトと高橋投手とは対照的なピッチングでした。
しかし、4回に先頭の塩見選手にホームランを打たれて同点になります。
そして、6回にはツーアウトからツーベースを打たれて3番山田選手を迎えます。
しかし、ここは大きなレフトフライでピンチを切り抜けます。
そして7回には、ワンアウト満塁という大ピンチを迎えます。
ここで、代打の切り札・川端選手が登場します。
絶体絶命のピンチです‼️
しかし、ここで村上投手のギアが上がります。
真っ直ぐの威力が増したのです‼️
力んでいるわけではなく、本当に威力のある真っ直ぐをこの100球を超えるあたりで投げてきたのです‼️
そのボールに押されて川端選手を、1-2からの4球目サードゴロゲッツーに打ち取るのです‼️
村上投手が力で怖い川端選手をねじ伏せました‼️
村上投手は、7回109球3安打3四球で塩見選手のホームランの一点に抑えました。
味方が拙攻で援護がない中、よく粘って投げました。
大ピンチの中、代打の切り札・川端選手を力でねじ伏せた投球は大げさではなくエース級の投球でした‼️
岡田監督の苦悩と守り切った8回
そして、8回は島本投手がマウンドに上がります。
島本投手は、先頭の代打・濱田選手にヒットを打たれます。
そして、1番の塩見選手にカウントが3-1と悪くなります。
そして、甘く入った5球目。
ジャストミートした打球は、ライトの頭上を襲います‼️
しかし、ライトの森下選手がジャンプ1番大ファインプレーをしたのです‼️
この当たり、もし取れなかったら一点入ってもおかしくない打球でした。
その上、ノーアウト三塁になっていた可能性が高かったはずです。
チームを救う森下選手の大ファインプレーでした。
そして、2番宮本選手がバントでランナーを進めてツーアウト2塁になります。
ここで、右の山田選手を迎えるところで何と岡田監督は昨日昇格したばかりの経験の浅い岡留投手をマウンドに上げます。
タイガースは、ケラー投手が家庭の事情で急遽帰国するために抹消という緊急事態に見舞われました。
その上、疲労を考慮して加冶屋投手もベンチを外れていたのです。
それを考えても、この同点の場面で一軍経験のほとんどない岡留投手を出したのは勇気がいりました。
島本投手もここのところ登板数が増えてきて昨日の試合も疲れからかキレとコントロールがイマイチだったのもあるのだと思います。
無理をさせないという事でしょうね。
岡田監督はブルペンが手薄になる中、色々な選手を試していますが苦悩の姿が見えてきます。
しかし、岡留投手は落ち着いて変化球が抜けないように低めにコントロールして誘っていました。
フルカウントまでいって、ボールの誘いに山田選手が乗らなかったので四球になりました。
しかし、抜けた球がなくしっかりと低めにコントロール出来ていたので岡留投手やるじゃんと思いました。
しかし、ツーアウト一、二塁で4番村上選手を迎えます。
そして、岡田監督は左の及川投手を出してくるのです。
及川投手も低めの変化球で誘いながらフルカウントまで持っていくも最後は力みすぎて四球。
これでツーアウト満塁になります。
ここで馬場投手がマウンドに上がります。
この回4人目の投手です。
そして迎えるは、5番サンタナ選手。
2-2から、外寄り甘めのボールをジャストミートした打球はセンター左を襲います‼️
しかし、センター近本選手がナイスキャッチ‼️
無失点に抑えるのです。
ケラー投手、加冶屋投手2人使えない状況。
戦力の見極めもあったのだと思います。
しかし、若い岡留、及川両投手を同点の場面で登板させるのはとても勇気がいったと思います。
ただ、2人に対して岡田監督はこう言ったそうです。
「もうみんな四球オッケーで、最後の馬場以外はね。岡留、及川は四球オッケーでいけって言ったから」
デイリースポーツより引用
岡田監督は、若い2人に四球でOKと指示を出していたそうです。
若い2人が、萎縮しないように実力を出せるような指示を出していたことは岡田監督の良さでしょう。
本当に四球を出してしまって、ズッコケたみたいですが…
ここで、最後の一球打ち取れないところが一軍に定着できない理由だと岡田監督は厳しく語っていましたが、裏を返せば2人に対する期待の裏返しでしょう。
ケラー投手が不在の中、リリーフ陣が手薄になっています。
そういう時だからこそ、新たな戦力が出てくれることを岡田監督は期待しているはずです‼️
このチャンス、岡留投手や及川投手には是非つかんでもらいたいですね‼️
流れ重視の岡田采配
そして、運命の8回裏。
スワローズもここが勝負所と、セットアッパーの清水投手を出してきます。
ワンアウトから8番木浪選手がレフトへヒットを放ちます。
ここで、打順はピッチャーのところで代打・糸原選手が出てきます。
タイガースとしては、8回に4人も投手を使っているので延長だけは避けたかったはずです。
という事は、どうしても一点が欲しいのでバントして1番2番でタイムリーに期待するのか?そう思っていました。
しかし、岡田監督には全くそういう考えはなかったのです。
―2点目が遠かったが、糸原が仕事をした。
「いやもう、最初からバントなんかないから。ゲッツーになっても、9回裏は1番からやからね。(糸原は)一生懸命、サインを見てたけど、サインなんかないって。バントさせるんやったら、バントするやつを出すって。糸原は打つやつやから」
スポニチアネックスより引用
糸原選手もバントなのかな?と思っていたみたいですね。
ここは、ゲッツーOKという考え方がいかにも岡田監督らしいです。
打たせてゲッツーでも9回は1番近本選手からです。
1番から攻撃の形が作れるので、この回は糸原選手に思いっきり打たせていくそういう考え方です。
岡田監督もこの試合、延長は嫌だったはずです。
延長になると、また余分に投手を使わないといけなくなりますから…
糸原選手は、その意図が分かっていなかったみたいですね。
しかし、バントが無いと分かって腹をくくってしっかりとスイングしました‼️
1-2と追い込まれながら、5球目のフォークボールを見事にセカンドの頭を超えてフェンスまでいく鋭い当たりを打ちます。
一塁から木浪選手もよく走って、ついに勝ち越しの2点目を奪うのです‼️
糸原選手はフォークボールの落ちが悪かったとはいえ、ジャストミートして素晴らしい当たりを打ちました‼️
チームを救う値千金のタイムリーでした。
岡田監督は、流れを重視します。
8回も、追い越されなければいいと岡留投手、及川投手には四球OKの指示を出しました。
その結果、腕がよく振れていい球を投げていました。
結局、2人とも四球を与えて満塁となりますが、2人が最低限の仕事をしたからこそ馬場投手が投げミスしても打ち取れたのだと思います。
> ―岡留も及川も抑えたら自信になる。
「そらそうやろ。でも、打たれたらあかんで。フォアボールOKやから」
―2人とも最悪のことをしなかった。
「そうやなあ。2ストライク目が2人ともええボールいったからなあ。その後、追い込んで、もう1球投げれたらものすごく自信ついたと思うけどな。まだ、そこまでにはならんかったな」
―馬場が一番経験があるから? 「そういうことやんか。だから、経験のない方からいって」
―馬場が踏ん張った。
「あれを踏ん張ったって言うていいのか…。何かもうちょっとな、アウトの打球でいってくれたら。あれはみんな流れがよかったからやで。野手の正面いくというのは」
―あれで馬場も自信を深める。
「いやいや、自信にはなってないと思うで。あの当たりは」
スポニチアネックスより引用
記者は、あまり野球のことを勉強していないのかトンチンカンな質問をして岡田監督を呆れさせてますね…
何だか、漫才みたいになっていますね…
岡留、及川両投手が最低限の仕事をしたからこそ馬場投手が投げミスをしていい当たりをされても打ち取れたという事を岡田監督も言っているのです。
最後の馬場投手が打ち取った事がクローズアップされがちですが、あれは完全な投げミスです。
坂本捕手もヤバいと思ったはずです…
坂本捕手といえば、岡留、及川両投手に対して岡田監督の意図をよくくんで上手くリードしたと思います。
若い2人が、思い切って四球覚悟の投球が出来たのも坂本捕手のリードがあったからだと感じます。
見えないところですが、実は影の殊勲は坂本捕手なのかも知れません。
特に、岡留投手に対してかなり外に大きく寄ってボールで大丈夫だよ、だから思い切って腕を振って投げようねというのが画面越しからでも伝わってきました。
岡留投手は投げやすかったのではないでしょうか?
本当に、今季の坂本捕手を見ていると何だかとてもいい捕手になったなと感じます。
ともかく、8回表裏の岡田監督の采配に、岡田野球の真髄が込められたような気がしています。
まとめ
タイガースは、残塁祭りの試合を糸原選手の一振りで勝ち切る事が出来ました。
それを可能にしたのは、何といっても投手陣を中心とした守りです。
森下選手のファインプレーは、勝ち越しを防ぐ打点に値するスーパープレイでした。
まぁ、打撃は上手くいきませんでしたが、今日は切り替えてやってくれるでしょう‼️
そして、8回表の1イニング4人の継投。
これも、リリーフ陣が手薄な中での岡田監督の苦悩があらわれていました。
しかし、ここを切り抜けた事で8回裏につながりました。
ゲッツーOK、バントなしで打つことに集中出来た糸原選手が迷いなく振り抜き勝ち越しの値千金のタイムリーを打ちました‼️
これも、たとえゲッツーでも次の回1番からでいい流れでいけるという岡田監督の思いがありました。
結果が上手くいってますが、上手くいくような流れを岡田監督は作っていますね。
そして、村上投手が7回に川端選手に対して投げた真っ直ぐは痺れました。
まさに、エースクラスの投球でした‼️
だからこそ、岡田監督としては勝ちをつけたかったのでしょうが…
しかし、こんなチグハグした試合を勝ち切れた事が素晴らしいです。
2-1の試合でしたが、色々ありすぎて長くなってしまいました…
今日は、青柳投手にエースらしいところを見せて欲しいですね‼️
それでは、ごきげんよう‼️

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