こんにちは、badass tigerです‼︎
負けなかったけど勝ちきれなかった‼︎
昨日のタイガースは、そんな試合でした。
投手陣は、よく投げました。
先発の才木投手は、7回を1失点とナイスピッチングでした。
その後を継いだリリーフ陣も0に抑えました。
投手陣は本当によく投げました‼︎
攻撃陣もチャンスを作りますが決めるところで後一本が出ませんでした。
スワローズのリリーフ陣も素晴らしかった‼︎
でも、先発の吉村投手は打ち崩せたはずでした。
なぜ、この試合こんなにも1点が重くなったのか?
その答えは、初回の岡田采配にあります。
プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルに見てきた僕がタイガースが何故点を複数取れなかったのかを記事にしました。
この記事では、こんな事が分かる‼︎
・タイガースが得点を取れなかった理由
・この試合が重い展開になった理由
・投手陣の素晴らしさ
ホームが遠い
この試合、とにかくホームが遠い試合でしたね。
初回のワンアウト満塁に始まり。
7回のバント失敗、8回の先頭・大山選手のツーベースからの3者連続三振。
9回のワンアウト、一二塁。延長11回のワンアウト一二塁、すべて0におさえられました。
ホームが遠い試合でしたね。
3回のノーアウト一塁三塁をノイジー選手のショートゴロで、一点を取ったのみに終わりました。
特に、5番佐藤選手は初回8回とチャンスで三振と奮いませんでした。
佐藤選手に対しては、特に8回は進塁打くらいは打って欲しかったです。
自分で決めると言う気持ちは、大切ですがノーアウト2塁という場面で三振という結果はいただけません。
しかも、見ていて全く打てそうな気がしませんでした。
また、6番に抜擢した板山選手も快音が出ませんでした。
板山選手起用については、開幕してまだ1回りしていない時期なので、色んな選手を試している一環だと割り切れます。
ただ、板山選手も昨年までの落ちる球にもろい姿に戻ってますね。
全く期待感がなかったです。
やはり森下選手が、打線にいるのといないのでは迫力が違います。
そして森下選手がスタメンに名を連ねなくなってから、より佐藤選手の不調が目立つようになった気がします。
疲れを考慮なのか、広島でのデッドボールの影響なのか気になります。
しかし、昨日は途中から出て最後の回は村上選手のファインプレーに阻まれましたがいい当たりをしていました。
それこそ、ホームランと紙一重の打球でスタメンに森下選手が居たらなぁと感じさせるモノでした。
もう、森下選手はルーキーながら外せない選手になったのではないでしょうか?
-打線はあと1本というところだった
「うーん。初回からやからな。結局。三振はなんにも起きんもんな。ほんと。ボテボテでも打てと思うけど」
-佐藤輝は早くいいところでの1本が欲しい
「いやあ、そら、お前。みんなそうやけどな。余計に目立つわな。あそこでチャンスが回ってくるからな、結局は」
-先発で崩したかった
「まあ初回やな。まずなあ。初回もそうやし、何回もチャンスあったけどなあ。どっかで1本出ていたら、そら違った展開になっていると思うけどな」
-佐藤輝を見てどういう風に思うか
「えっ、いや、どういう風にって? 見ての通りよ。そら。結果が出ないんやからさあ」
-タイミングの取り方も遅い
「いや、もうそれはずっとよ。ずっと言い続けていることやから。渡辺(諒)がいないんよ。それだけよ。ちょうど熱が出て」
-渡辺がいたら外してもおかしくない状態か?
「そら打てんかったら外すよ。しゃあない」
-下位打線はここ何日か入れ替えている
「下位打線やからな」
-期待するのは上位打線
「そら当たり前やん。ずっと出しているわけやから。今シーズン初めて出るやつとかな、昨日今日で、木浪は3本打って、機能してるやんか。やっぱり、打つべき人が打たんと、試合というのはいい流れにならんよ、それは」
日刊スポーツから引用
岡田監督も辛口のコメントを、述べています。
佐藤選手も攻撃面で、機能できていないので岡田監督も厳しいコメントを出しています。
しかし、昨日の試合は岡田監督の初回の采配が得点を取りにくいムードにしました。
これは、ハッキリとしています‼︎
僕は、今年から岡田彰布監督になって、プロ野球が楽しく観戦できるようになってとても嬉しいです。
それは、岡田監督が野球の事をよく知っていて選手起用や作戦面が巧みだからです。
だから、岡田監督の采配には基本的に納得します。
しかし、昨日の初回の采配だけはどうしても承服しかねます。
このブログでは、岡田監督を全面的に支持はしますがおかしいものはおかしいとハッキリと主張もします。
それが、昨日の試合の初回というわけです。
試合が重くなった原因は初回の中野のバント
スワローズの先発は、ルーキーの吉村投手でした。
吉村投手は、初回近本選手の打席でコントロールが全く出来ていませんでした。
3-1からの四球です。
吉村投手の状態は、じっくり攻めると複数得点が期待できる状態でした。
しかし、岡田監督は2番の中野選手になんとバントを命じます‼︎
バント自体は見事に成功します。
通常初回、バントをする場合とにかく先制点が欲しい時ですし、1点が重い試合になる時です。
例えば、相手投手が絶対的なエースの場合などですね。
しかし、この試合の吉村投手の場合は、ルーキーで甲子園初登板しかもコントロールが全く安定しない状態でした。
バントでワンアウトをあげるのがもったいないという場面でした。
岡田監督は、こんな状態の吉村投手に対して1点だけを取りに行ったのです。
そして、その後ノイジー選手は四球、大山選手は詰まりながらもヒットでワンアウト満塁になりました。
しかし、佐藤選手は三振、6番に入った板山選手も三振と後が続かず0点に終わりました。
コントロールが全く安定していなかった吉村投手から、選球眼の良くなった中野選手で簡単にワンアウトをあげたのは本当にもったいない攻撃でした。
結果論ではなく、初回のバント。特に相手が落ち着かない場合はワンアウトをあげることで少し息がつけます。
岡田監督も前の監督時代、そして解説者時代からそのことを常々言っていたのにこの作戦をやってしまいました。
僕は、中野選手のバントでこの試合がまたしても重いものになると確信しました。
おそらくそのまま、打たせていたら吉村投手の出来から、複数得点が取れていたはずです。
岡田監督は、佐藤選手に得点の取れなかった責任を求めています。
確かに、佐藤選手は全くダメでした。
続く板山選手もダメでした。
板山選手もチャンスをもらって、気負っていたのか力んでいました。
でも、その要因は中野選手のバントにあったのです‼︎
そして、初回の攻撃がこの試合全体の流れに影響を及ぼしました。
しかし、そんなこと関係なく先発・才木投手は本当によく投げました。
本当によく投げた才木浩人
才木投手は、7回114球、5安打1失点とナイスピッチングでした。
7回に、代打の切り札・川端選手に真っ直ぐを狙い打たれましたが本当にナイスピッチングでした。
あの1失点で勝てなかったのは、野手陣と岡田采配の責任です。
奪三振は自己最高の11個。
ベストピッチと言っても過言ではない内容です。
とにかく、真っ直ぐが抜群に良く、フォークボールの制球はイマイチでしたしスワローズ打線も振らないことを徹底してきました。
そんな中、これだけのピッチングができた事が才木投手の成長ですし、7回を投げきれた事が大きかったです。
このピッチングは、必ず今後に繋がっていくはずです。
才木投手は、必ずタイガースのエース格として君臨してくれる事と確信しています。
そして、その後を受け継いだリリーフ陣も素晴らしい投球を続けました。
よく守ったリリーフ陣
8回からは、継投になりました。
8回の2番から始まる難しい場面では、実績のある岩崎投手が3人でキッチリ抑えました。
特に、試合全体で2番青木選手と4番村上選手をノーヒットに抑えた事で失点が最少になったのです。
9回のクローザー湯浅投手の最後の赤羽選手から奪った、サインに首を振ってからの三振には痺れました。
絶対に、カットすらさせないという気迫に満ち溢れた素晴らしい1球でした。
10回の石井投手は、いつも通りの安定した投球で三者凡退。
11回、K・ケラー投手はノーアウト三塁でクリーンアップという絶体絶命のピンチを迎えます。
しかし、そこから踏ん張り0に抑えます。
特に村上選手を勝負し、真っ直ぐオンリーで空振り三振に斬って取った場面は素晴らしかったです‼︎
最後の12回は、加治屋投手が投げました。
先頭を四球で出すも、しっかりと抑えて負けは無くなりました。
スワローズの打線も本調子でないとはいえ投手陣達には、本当に頭が下がります。
この投手陣の踏ん張りが、この3連戦負け越さなかった大きな要因です。
まとめ
セリーグで1番強いと思われる、スワローズとの3連戦は1勝1敗1分と5分に終わりました。
タイガースは、若くてまだまだ発展途上のチームだという事がよく分かった3連戦であったといえます。
逆にいうと、スワローズはそれだけ成熟したチームということなのでタイガースの伸び代を考えるとよく戦ったし、今後が楽しみな3連戦とも言えます。
明日からは、東京ドームでのジャイアンツ3連戦です。
ジャイアンツもチーム状態は良くありません。
この3連戦で、勢いをつけたいところです。
投手陣は、いいし守りも安定しているのでいい戦いになると思います。
後は、打撃面でどれだけ上向いてくるか?
そして、相手投手の状態を見ての作戦面をどうするかが注目ですね。
それでは、ごきげんよう‼︎

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