負けたけど収穫も⁉︎不調の近本ノイジーに光が見えた試合‼︎

阪神タイガース

こんにちは‼︎プロ野球観戦歴ならびにタイガースファン歴40年のbadasstigerです‼︎

惜敗も不振の選手に光も⁉︎

タイガースは、ドラゴンズに2-4で敗れました。

タイガースが敗れた事で、ネガティブな記事がたくさん出ると思います。

しかし、負けたけど強がりではなくてこの試合はとても収穫の多い試合だったと思います。

ですからあえて、敗れたけどポジティブな事も書いていこうと思います。

昨日の記事の最後に、高橋宏斗投手のような好投手をどう崩すかがチーム状態を上げるカギだと書きました。

そして、高橋投手は素晴らしい投球をしましたね。

普通に打っていたら今のタイガース打線では、全く太刀打ちできないと思ってましたが、本当に途中までは何も出来ませんでした。

しかし、粘りを見せてくれましたね。

ただ、勝負所でタイガースがあまりに正攻法にこだわり痛い目を見ました。

そして、最後はミスが出て痛い敗戦を喫しました。

しかしながら、今まで不振だった打線の象徴だった近本選手とノイジー選手に微かな光が見えて来ました。

負けたのは痛いけど、光の見えた敗戦だったといえます。

この記事は、タイガースの敗因を探るとともにタイガース野球の甘さと打線に見えた光について書いていきます。

この記事を読むと、こんな事が分かる‼︎

・岡田監督がノイジー選手を2軍に落とさない理由がなぜだか分かる‼︎

・タイガースの野球は、あまりに正攻法にこだわりすぎているという事が分かる‼︎

・近本選手がまた上がっていけるという兆しが見えたことが分かる‼︎

好投手・高橋宏斗の抜群の出来

ドラゴンズの先発・高橋宏斗投手は、素晴らしい出来で打てそうな気が全くしませんでした。

150キロを超える真っ直ぐがコーナーに決まり、ちょうどいい低さにフォークボールが決まっていました。

そして、2巡目からはカーブも使い緩急を織り交ぜて完璧な投球をされました。

やはり、今のタイガース打線ではなかなかキツかったと思います。

もし打線の調子がよくても、なかなかキツいくらい高橋投手の出来は良かったです。

この試合、初回の高橋投手の投球を見て一点がとても重くなる試合になると思いました。

しかし、タイガース側の認識はそうでは無かったのでしょうね。

タイガースの守備位置の甘さが余計な失点を生む

タイガースの先発は大竹投手でした。

2回に、細川選手のツーベースと四球、バントでワンアウト二塁三塁のピンチ。

ここで、7番石橋選手を迎えます。

粘られてフルカウントからの8球目、インコースの真っ直ぐをレフトへ運ばれました。

最後の球は、甘く入りました。

一塁が空いていたので、大竹投手とすればボール球でも良かっはずです。

おそらく、坂本捕手もそのつもりで配球したはずです。

しかし、大竹投手は四球を嫌がったのでしょうね。

それよりもっと問題なのは、この当たりで2塁ランナーの石川選手まで返してしまった事です。

石川選手は、さほど足の速い選手ではありません。

フルカウントだからスタートを切ったのもありましたが、レフトのミエセス選手の守備位置があまりにも後ろすぎました。

序盤の疲労がない状態の大竹投手のボールを、石橋選手が引っ張ってレフトの頭を超える当たりを打つとは思えません。

この試合、一点勝負なのは高橋宏斗投手の出来からしてみても明らかなのです。

外野も一点もやらない意識が必要なのではなかったかと思いました。

本人が後ろに守っていたのなら、コーチが指示を出さないといけません。

それとも、序盤の2点は取り返せるとでも思ったのか?

石橋選手は、レフトを超えるような当たりを打てる選手とでも思ったのか?

詳細は分かりません。

この2点目が、結局大きくのしかかってくることになったのです。

通常の試合であれば、序盤の2点はまだまだ挽回可能な範囲内です。

しかし、ここ最近のタイガース打線と抜群の出来の高橋宏斗投手との対比を見ていたら思い切って外野も前身守備するべきだったと見ています。

こういった、正攻法しか出来ない岡田監督の野球がこの日は完敗の流れを生んだのですが…

タイガース打線、高橋宏斗投手に対して工夫なく凡退を繰り返していましたが粘り強く戦っていきます。

その中でも、不振だったノイジー選手と近本選手に注目しました。

上昇の気配を感じたノイジーと近本の打席

抜群の出来の高橋宏斗投手に対して、工夫なく凡打を繰り返した打線。

しかし、6回には近本選手のファーストへの内野安打からチャンスを広げます。

近本選手は、この試合高橋宏斗投手から全くタイミングが合わずに2三振。

ボールの見極めも出来ずに、苦労をしていました。

しかし、3打席目では落ちるボールにバットが当たりました。

その結果、ファーストへボテボテの内野安打が打てたのです。

しかし、この回は満塁まで攻めましたが大山選手が併殺打で得点が取れませんでした。

そして、次の7回に糸原選手のヒットからチャンスを作り、代走の熊谷選手が盗塁を決めてチャンスを作ります。

そして、木浪選手がセカンドへ強襲のタイムリーを放ち1点を返します。

この当たりも、セカンドへランナーを進めていたからこそ弾いてくれたのだと思います。

高橋宏斗投手も100球を超えて、少しずつしんどくなるところでした。

そして、大竹投手のところでノイジー選手が代打に登場します。

高橋宏斗投手は、ここに来てかなりボールにバラツキが目立ち始めています。

しかし、真っ直ぐはまだまだ150キロを超えていて威力は充分でした。

そんな中、ノイジー選手は4球目2-1からの真っ直ぐをファウルします。

このファウルは、真っ直ぐに負けていてバットも遠回りしていてスイングが大きくとても打てそうな気がしませんでした。

しかし、フルカウントからの7球目の150キロ超えの真っ直ぐをファウルしたのですが、バットがコンパクトに最短距離で出ていたのです。

その次の球が、死球になったのですが一球前のファウルはバッテリーもイヤな感じがしたと思います。

そして、ノイジー選手の勝ち取ったこの四球は大きな価値があったのですが、内容もとても良かったですね。

岡田監督が、ノイジー選手を2軍に落とさない理由が垣間見えた打席でした。

おそらく、ノイジー選手も技術的には打てない理由を研究していて修正するために一生懸命に練習に励んでいるはずなのです。

また、その姿勢が真面目で真摯なのでしょう、練習では修正が上手くいっているのだと思います。

しかし、日米のストライクゾーンの違いからとてもナーバスになっていて精神的に不安定になっていたはずです。

打席やベンチでイライラを募らせている表情が垣間見えます。

しかし、この打席ではコンパクトに振る意識があり落ち着いて打席に入っていました。

今後、ストライクゾーンのことであまりナーバスにならずにそのコンパクトなスイングを持続出来ればとても期待ができると思います。

おそらく、岡田監督もそう思っているからこそ一軍で起用し続けているのだと思います。

真面目で真摯だから岡田監督も放っておけないのでしょうね。

そして、続く近本選手。

近本選手は、先程の打席で当たりは悪いけど内野安打を放っています。

近本選手は、1-0の後の2球目、抜けたスプリットを一塁線にファウルします。

明らかに、真っ直ぐを狙っていましたし、タイミングが合っていたファウルでした。

おそらく真っ直ぐが来たら、いけるぞ‼︎そう思っていました。

そして、3球目アウトコースへ真っ直ぐが来ました。

その球を、おっつけて三塁線を破るタイムリー‼︎

近本選手の悪い時は、アウトコースも引っ張りにいって凡退していました。

しかし、この打席ではコースに逆らわずにアウトコースの球を逆方向におっつけるバッティングをしました。

近本選手は、このバッティングが戻って来るとまた乗って行けそうな気配がします。

ノイジー選手、近本選手いずれもキッカケを掴みそうないい内容の打席でした。

いずれにしても、素晴らしい出来の高橋宏斗投手から追いつけたことは良かったですね。

投手のミスと正攻法にこだわり痛い敗戦…

しかし、延長10回から登板した島本投手が打たれてタイガースは敗れてしまいました。

キッカケは、ワンアウトの後福田選手に対して0-2としながら、高めに外す球が大きく外れて死球を与えた事です。

追い込みながら、ウエストするはずの球がデッドボール…

これは、投手のミスとしか言えません

とてもイヤな予感がしましたね。

そして、ツーアウト2塁から2番岡林選手に2-2からライト線へ運ばれて勝ち越し点を許してしまいました。

この場面、岡林選手と次のビシエド選手と両天秤にかけても良かったはずです。

どちらが打ち取りやすかったか?

2人でひとつのアウトを取るくらいで良かったはずですし、ベンチもそういう指示を出して欲しかったです。

岡林選手に、勝負球が甘く入ったのもストライクで勝負しようというあまりに正攻法でいったのがアダになりましたね。

外野が前身守備をしていたので、外のスライダーで勝負した方が単打で済んで点にならなかったのかもしれません。

まあ、配球云々は結果論になりますし打たれてしまったのは仕方がありませんね。

でも、福田選手の追い込んでからの死球が全てでした。

こればかりは、完全に島本投手のミスでした。

こういう競った試合は、ミスが勝敗を分けると言いますけどまさにそうなりましたね。

島本投手は、反省して引き摺らないように次回やり返して欲しいですね‼︎

まとめ

タイガースは、抜群の出来の高橋宏斗投手から追いつきましたが、惜しくも敗れてしまいました。

あれだけ素晴らしい出来の高橋投手から2点を取って追いついた事自体は良かったです。

ただ、ここから勝ちきれないところがまだまだチームとして未熟な部分なのでしょう。

しかし、未熟ということはまだまだ伸び代があるということ。

しっかりと反省して、今度は勝ち切ってほしいですね。

そんな中、ノイジー選手と近本選手が不振でしたが内容のあるバッティングを見せてくれました。

この試合敗れたけど、収穫だったのはキレキレの高橋宏斗投手から2点差を追いついたこと。

そして、ノイジー選手と近本選手が内容ある打撃を見せたことです。

これで、両者が乗っていけたらまだまだタイガースは上昇していけるはずです。

そして、夏に向けて2軍から佐藤選手や青柳投手、そして湯浅投手が帰って来てタイガースが上がっていけたらいいですね‼︎

昨日は、敗れましたけどあえてポジティブな部分も多い試合でした。

それを活かすためにも、今日勝って久々のカード勝ち越しを決めて欲しいですね‼︎

頑張れ‼︎タイガース‼︎

それでは、ごきげんよう‼︎

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