こんにちは‼️badass tigerです‼️
タイガースの甲子園最終戦は、2-7でドラゴンズに完敗しました。
試合の勝ち負けというよりは、先発の富田投手と2番手に投げた西純矢投手のピッチングに注目しました。
結果から言うと2人とも、期待を裏切る投球になりました。
富田投手は、細川選手に2ホームランを打たれました。
いずれも、アウトコースの真っ直ぐを打たれたものです。
ストライクを簡単に取りに行くところをいずれも打たれました。
また、ボールがうわずっていて制球もイマイチだったところ見るとかなり力んで投げていたのではないかと思います。
せっかくもらったチャンスだったので力が入りすぎたのかもしれませんね。
結局、5回5失点という内容でした。
今後に向けて課題が多いマウンドでした。
2番手の西投手は、相変わらず四球から崩れる投球で2回でマウンドを降りました。
ファームでも調子が良くなかったことを考えると納得の内容でした。
3番手及川投手と4番手の岡留投手は持ち味を発揮して好投しました。
甲子園最終戦を白星では飾れませんでした。
ただ、昨日の試合はある程度打たれることは覚悟していたと思います。
今日の記事では、期待を裏切った2人の若手投手と逆に結果を出せた若手2人について書いていこうと思います。
富田蓮力みからボールがうわずり5失点
タイガースの先発は、富田投手でした。
初回先頭の岡林選手を簡単に三振に打ち取り上々の立ち上がりと思いきや、続く2番カリステ選手に四球を出しておかしくなります。
続く細川選手に1-1からアウトコースの真っ直ぐをホームランされてしまいます。
2回には、岡林選手にカーブの抜け球が高く入ったところを一二塁間へ運ばれて追加点を許します。
一点差に追いついた5回には、細川選手に再びツーランホームランを打たれてしまいます。
これも、1打席目と同じアウトコースの真っ直ぐでした。
富田投手は、基本的に真っ直ぐの勢いで抑えるピッチャーではありません。
ボールを低めに集めて、カーブで緩急を見せて真っ直ぐを速く見せる投手です。
しかし、富田投手は力みからかボールがうわずってしまいました。
低めに変化球は投げるのですが、振ってくれなかったのはキレがなかったからかも知れません。
今季2度の先発は、苦い結果に終わりましたがまだルーキーです。
この経験を活かして、来季は飛躍を果たしてほしいです。
幸い、タイガースにはお手本となる左腕が沢山います。
そういう投手を見本にしながら、自分のスタイルを確立してほしいですね。
また3回や4回は、悪いなりにテンポ良く抑えていましたからまた来年に向けて課題と収穫もあった富田投手のピッチングでした。
しかし、2番手の西純矢投手は明るい希望すら見出せない投球でした…
悪すぎて予定回数投げさせてもらえなかった西純矢
6回からの2番手は、西純矢投手でした。
一昨日の岡田監督の会見で、富田投手と西純矢投手2人で行くよと語っていました。
本来の予定なら、残りのイニングを西純矢投手に任せようと思っていたと思います。
しかし、西純矢投手は6回7回の2イニングでマウンドを降りています。
何故なら、その出来が悪すぎたからです。
その伏線は、6回にありました。
-西純は。
「いやーもうなあ。悪いときに戻っとるわな。最後、ファームでも悪かったからな。結局な。7番、8番にフォアボール、フォアボールじゃあ、2アウトからな」
デイリースポーツより引用
岡田監督が苦言を呈したのは、6回簡単にツーアウトを取ってから7番8番に四球を出して9番まで回してしまったことです。
この回は、抑えましたが次の7回は1番からです。
しかも、ドラゴンズの7番8番はそれほど怖いバッターではありません。
特に、8番龍空選手にはストレートの四球を与えてしまいます。
西投手は、ファームでもここ最近は打ち込まれていました。
また、西投手も悪い時は力みが出てしまい制球に苦しむという悪いクセがあります。
下位打線相手でそれほど力む場面ではありませんでしたが…
そして、7回は案の定1番からの打順で決定的な2失点を取られてしまいます。
ワンアウトからカリステ選手に2-1からセンターへヒットを打たれます。
そして、3番細川選手にはストレートの四球。
4番石川選手には、ストライクを取りに行くところを三塁線に運ばれてしまいます。
5番ビシエド選手にもストライクを取りに行った真っ直ぐをセンターへ犠牲フライを打たれてしまいます。
ボール先行でカウントを悪くして、ストライクを取りに行くところを打たれるという悪いピッチングをしてしまいました。
岡田監督は、このまま最後まで西投手を投げさせていたら試合が壊れると8回からは及川投手をマウンドに上げます。
岡田監督もファームでも西投手の調子が悪いのが分かっていて、あえて短期決戦でのロングリリーフ用のテストとしてチャンスを与えました。
しかし、期待された結果は出せませんでした。
この内容では、今後も相当頑張らないとタイガース強力投手陣の中で一軍への切符を手に入れるのは難しいでしょう。
西投手は、自分の形が完全に見失ってしまっています。
もう今季、一軍で見ることはないでしょう…
しっかりと修正して来シーズンに備えて欲しいですね。
今後への期待を抱かせる若手2投手の力投
3番手の及川投手と4番手の岡留投手は、逆に素晴らしい出来でした。
及川投手は、真っ直ぐにはもともと威力がありました。
しかし、コントロールがアバウトで投げてみないと分からないところもありました。
しかし、ここ最近はコントロールも比較的安定し真っ直ぐに加え変化球もキレが増した印象です。
この試合も1回1/3を完璧に抑えます。
最多安打争いをしている岡林選手にも全くバッティングをさせていませんでした。
及川投手は、今後クライマックスに向けても大きな戦力となるはずです。
岡留投手は、9回代打堂上選手のところからマウンドに上がりました。
堂上選手は、サード佐藤選手のファインプレーで抑えます。
そして、圧巻だったのが3番2ホームランを打っている細川選手への攻め方です。
2-2から、坂本捕手はおそらく今後の岡留投手を考えインコースの真っ直ぐで詰まらせようそういう考えだったと思います。
岡留投手は、最初の球は真ん中に入りファウルされます。
そして、坂本捕手はもう一球インコースへ要求します。
岡留投手は、見事にインコースへ真っ直ぐを投げきりファーストフライに打ち取ります。
今後の岡留投手のために、あえて細川選手にインコースへ投げさせた坂本捕手も立派でした。
そして、最後はインコースへ投げ切った岡留投手が素晴らしかったです。
細川選手をインコースの真っ直ぐ勝負で打ち取れたことは、今後の岡留投手にとって自信につながることでしょう‼️
完敗の中、若手投手2人の素晴らしいピッチングは一筋の光明でした‼️
特に、及川投手はクライマックスでも期待が持てる内容でした。
同期の西純矢投手と及川投手、明暗がクッキリ別れた試合となりました。
まとめ
タイガースは、甲子園最終戦を白星で飾ることができませんでした。
とはいえ、もとより岡田監督も勝敗よりも若手投手に経験を積ませることが主な目的のような試合でした。
富田投手は、力みからボールがうわずり細川選手に2ホームランを打たれてしまいました。
西純矢投手は、ファームでの不調そのままに四球から崩れ不甲斐ない投球を見せてしまいました。
今季、おそらくもうこの2人を一軍マウンドで見ることはないでしょう。
2人とも近い将来タイガースを背負うべき投手になってくれることを祈っています。
逆に、及川投手と岡留投手はナイスピッチングでした。
タイガースの豊富なブルペン陣に新たなオプションになるかも知れません。
西純矢投手が普通に投げていたら、出番のなかったはずの2人が好投しました。
タイガースは、残り4試合になりました。
クライマックスに向けて、どのように打線を立て直していくか?
いい状態でクライマックスへ向かって欲しいですね‼️
岩崎投手が、一昨日のヒーローインタビューで言っていた「本当のアレ」に向かって‼️
頑張れ‼️タイガース‼️
それでは、ごきげんよう‼️

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