数字よりも内容重視⁉️今季のセリーグMVPは誰だ❓

阪神タイガース

こんにちは‼️プロ野球観戦歴ならびにタイガースファン歴40年のbadass tigerです‼️

決めては内容⁉️今季セリーグMVPは誰❓

タイガースは、9月14日に優勝を決めました‼️

そして、後4試合でレギュラーシーズンは終了となります。

ここで、注目されるのが今季のセリーグMVP争いです。

実は、今季のタイガースは突出した成績を残した選手が誰もいないのです。

かつてのジャイアンツ王貞治さんやタイガース日本一の時のバースさん、そして昨年で言ったら村上選手と言ったわかりやすい成績を残した選手がいません。

また、他球団においてもそこまで圧倒的な成績を残した選手はいませんし、優勝チームの選手を差し置いて選ばないと思います。

そこで、様々な選手の名前が上がっています。

みなさんも思う選手がいることと思います。

今日の記事では、僕の予想する今季のMVPを書きていきます。

歴代MVPの選び方とは?

この記事を書くにあたり、歴代のセリーグMVPを調べたところ凄い選手が多く選ばれています。

古くは、王貞治さんや長嶋茂雄さん、タイガースでは村山実さんが選ばれています。

そして、平成では古田敦也さんに松井秀喜さんタイガースでは井川慶さんと金本知憲さんが選ばれています。

いずれも球界を代表するレジェンドが圧倒的な成績を出してチームを優勝に導きMVPに選ばれています。

タイガース日本一の時のバースさんや昨年の村上選手などは自らのバットで優勝を手繰り寄せました。

そういった中で、成績だけでなくチームを勝利に導いた「内容」を考慮して選出された選手もいます。

82年のドラゴンズ中尾孝義さん(タイガースでもスカウトをされていました)、87年の山倉和博さんは捕手として投手を上手くリードしたことが評価されての受賞でした。

そして、記憶に新しいのが2016年の新井貴浩現カープ監督の受賞です。

成績だけなら、他にもタイトルを取った選手がチーム内にいました。

それにもかかわらず新井さんが受賞した理由は、精神的支柱として、また4番としてチームの優勝に貢献したことが受賞の理由でした。

突出した成績を残さなくても、チームをプレーで支えた選手がMVPに選出される事もあり得るわけです。

数多いるMVP候補たち

今季のセリーグMVPを選ぶのは、相当頭を悩ませると思います。

まずは、今季ブレイクしてタイガース投手陣を支え10勝をあげ、最優秀防御率のタイトルをほぼ手中にしている村上投手は有力候補でしょう。

また、投手の安定感を示すセイバーメトリクスの指標、WHIPも0・73とダントツなんです。

WHIPは1イニングに何人の走者を出したかを示すもので、1・00を切れば超一流と言われるそうです。

50年の2リーグ分立後、規定投球回に到達した投手でWHIPが最もいいのは、59年タイガース村山実さんの0・7483です。

村山実さんといえば、2代目ミスタータイガースと言われた大エースそしてレジェンドです。

そんな人とほぼ同じというのは、本当に凄いことです‼️

そんな記録的にも大活躍した村上投手をMVPに押す声が多いのも納得です。

また、同じ投手では大竹投手も候補でしょう。

現役ドラフトからタイガースにやってきて12勝。

これは、リーグ2位の成績です。

ドラゴンズ細川選手と共に、現役ドラフト大当たりの象徴ともいうべき選手です。

大竹投手のチームへの貢献度も、ずば抜けて素晴らしいものがあります。

そして、投手ではやっぱり岩崎投手もMVP候補です。

湯浅投手の故障による離脱でクローザーを任された岩崎投手は、ほぼ完璧な投球を見せて試合の最後を締めてくれました。

積み上げたセーブ数は、34とリーグ単独トップです。

このまま、タイトルを取ることが出来たら有力な候補に上がると思います。

また、野手では近本選手も候補でしょう。

前半は、下位打線からのチャンスを5割近い打率でものにしていきました。

そして、1番打者として今季タイガースの象徴ともなった四球を多く選ぶことができました。

近本選手といえば、早打ちが目立っていた選手です。

今季は、じっくりとボールを見極めて四球を選ぶことも増えました。

また、盗塁も27とセリーグダントツのトップです。

ほぼ盗塁王のタイトルは、手中に収めたでしょう。

近本選手の貢献度も大きいので、MVPに押す声もあると思います。

そして、岡田監督は中野選手をMVPに推しています。

「監督が選ぶとしたら、MVPは誰?」。これはなかなか答えづらい問いだと思う。監督として1人に決めるのはどうなのか。「ウーン、難しいわな。野手、投手、候補はたくさんいるけど、そうやな、あえて選ぶとすれば…」と悩んだ末に出てきたのが。「中野かな。アイツはすごいよ」と明かした。  MVP=最高殊勲選手。1年という長い期間で、最もチームに貢献し、他を圧倒する活躍を残した選手に贈られる名誉。ほとんどが優勝チームから選ばれるのだが、今回の阪神。候補が多すぎて、かなり記者投票はばらけるとみられている。  野手では大山、近本、中野、木浪といったところで、投手なら岩崎、大竹、村上。何というか「帯に短し、たすきに長し」といった様相。決め手に欠けることもあって、ひょっとしたら、優勝チーム以外から選ばれる可能性も…の声があるほど。  そこであえて岡田が「中野」と挙げた理由はやはりコンバート1年目でありながら、ソツなくこなし、2番打者としてベストに近い役割を果たしたこと。何よりフルイニング出場(多分、完結するはず)が大きい。これはチームで唯一のこと。「守備もそうだし、バッティングもコンスタントに結果を残したし」。岡田は昨年までネット裏から観察していた。中野の印象は「なんでそんなに早打ちなんや」だった。これは近本にもいえることだったが、カウントの浅い段階から、どんどん振っていた。「そこの意識を変えれば…と思っていたわ。それを少し話したんだけど、いまを見てみ。簡単に追い込まれても、平気な顔してるやろ。そこから粘れて、自分のカウントにもっていけるようになっている」。それは近本にも通じることで、打席の中での空気、振る舞いが大きく変化した。「追い込まれてからも、ハイ、いらっしゃいという感じで、余裕があるもんな」と岡田は成長を認めている。

日刊スポーツより引用

中野選手は、今季セカンドへコンバートされて守りの面で貢献しました。

昨年までなら抜けていた当たりをどれだけアウトにしてくれたか…

それだけでMVP級の働きといえます。

しかし、打撃でもボールの見極めがよくなり四球の数も激増しました。

2番として、中野選手はチームのつなぎ役に徹して大切な役割を担いました。

そして、野手ではもう1人忘れてはならないのが一年を通して全ての試合で4番を張った大山選手です。

そして、僕もMVPは大山選手推しなのです‼️

僕が大山悠輔をMVPに推す理由

僕は、大山選手が今季のMVPだと予想します。

その理由は、2016年の新井貴浩さんと同じで4番としてチームの精神的支柱になったからです。

大山選手の凄いところは、どんな当たりでも全力疾走を欠かさないところです。

そして、普段の練習から真摯に取り組む姿勢がチームの信頼を得ているのでしょう。

大山さんが頑張っているのだから、自分もやらないとと言う気持ちにさせる選手ではないでしょうか?

言葉より、背中で引っ張る4番だと感じます。

今季の成績は、289、17本塁打、75打点と4番としては物足りない成績と言われても不思議ではありません。

しかし、四球96、出塁率403はいずれもリーグトップの数字です。

大山選手が、自分を犠牲にしても塁に出てつなぐという意識が出ている証です。

また、ファーストの守備でもどれだけワンバウンドの難しい球をキャッチして内野手たちを救ってきたことか…

本当に守りの部分でもタイガースを救ってきたのです‼️

その献身的なプレーといつも手を抜かない全力プレーがチームメイトからの信頼を得ているのは言うまでもないでしょう。

僕は、4番打者がチームというものを象徴していると思います。

そして、今季のタイガース野球の象徴は「守り」の重要性と相手投手にいかに多く球数を投げさせ出塁するということです。

タイガースの4番大山選手は、しっかりと守りからリズムを作りしっかりと相手投手に球数を投げさせて多く塁に出る。

これは、今季タイガースが目指してきた野球そのものだったのです。

その野球を大山選手が自らを犠牲にして、率先して行いました。

それによって、より他の選手たちもしっかりとボールを選べるようになったと思います。

また、大山選手がいるおかげで、後ろにいる佐藤選手も自由に打たせてもらっている部分はあると思います。

前回のタイガース優勝時の4番金本知憲さんの通常は「アニキ」でした。

強い求心力とその圧倒的な成績でチームを引っ張ったのです。

それに対して、大山選手は「お兄さん」と言った感じがします。

強さはないけど、献身的なプレーといつも手を抜かないプレーで背中を見せてチームを引っ張っているのです。

大山選手は、表面的な数字だけでは測れない優勝への貢献度はピカイチです。

今季のタイガースの特徴を「守り」と打線の渋太さだとしたら大山選手はその象徴としてMVPに値する選手なると思います。

まとめ

昨日は試合がなかったので、今季のセリーグMVP予想というか願望を記事にしました。

色んな議論はありますが、今季のタイガースの戦いを語る上で4番を守り抜いた大山選手の貢献度は数字だけでは語れません。

いつも手を抜かない全力プレーと、献身的な打撃と守備でチームを支えました。

佐藤選手が自由に打てるのも前で打つ大山選手の献身的なバッティングがあるからかも知れません。

タイガースのチームカラーを象徴する選手として大山選手がMVPではないかと予想します。

さて、実際はどの選手がMVPを受賞するか楽しみですね‼️

それでは、ごきげんよう‼️

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました