役割分担がハッキリしているからやりやすい‼︎タイガース好調の原因とは?

阪神タイガース

こんにちは‼︎badass tigerです‼︎

自分の役割を集中してできる環境があるから強い‼︎

阪神タイガースは、5月23日現在40試合戦って25勝14敗1分で堂々首位に立っています。

まだまだ、シーズンは序盤ですし交流戦も始まっていませんがタイガースは地に足のついた戦いをしています。

少し早いのですが、ここまでの戦いを振り返りタイガース好調の理由を探っていきます。

この記事は、プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルで見てきた僕がタイガース好調の要因を語っていきます。

この記事を読むとこんな事が分かる‼︎

・タイガース好調の要因が分かる‼︎

・岡田監督の良いところが分かる‼︎

投手の役割分担、スタメン固定

これが、タイガースの開幕戦と日曜日のスタメンです。

開幕戦スタメン

1(中)近本
2(ニ)中野
3(左)ノイジー
4(一)大山
5(三)佐藤
6(右)森下
7(捕)梅野
8(遊)小幡
9(投)青柳

5月21日のスタメン

1(中)近本
2(ニ)中野
3(左)ノイジー
4(一)大山
5(三)佐藤
6(右)森下
7(捕)梅野
8(遊)木浪
9(投)才木

開幕戦と、野手は8番ショートが、小幡選手から木浪選手に変わっただけです。

実は、6番ライトのところは、森下選手が早々に打撃不振に陥り2軍に落ち日替わりで次々にメンバーが変わりました。

そして、7番キャッチャーのところは梅野捕手の不振で坂本捕手と半々の出場となっています。

しかし、打順とポジションはほぼ全試合固定して戦っています。

岡田監督は、就任した時に

岡田監督
岡田監督

ファースト大山、サード佐藤は固定よ、おーん。

そう語っています。

佐藤選手は、4月に不振の為1試合だけスタメンを落ちましたがこの2人は4番5番に固定して戦っています。

1番の近本選手、2番の中野選手は全試合固定されています。

また、投手陣は先発は開幕前の想定から大きく顔ぶれが変わりました。

まず、青柳投手が不調で2軍落ち。

西純矢投手が中継ぎへ配置転換されました。

そして、西勇輝投手才木投手は先発ローテーションにはいますがあまり調子が良いとは言えません。

しかし、代わりに大竹投手村上投手が出てきて活躍しています。

この2人がいなければタイガースはかなりキツかったはずです。

しかし、リリーフ陣は役割分担をハッキリとさせて上手く運用しています。

ただ、現在クローザー湯浅投手と新たなセットアッパー石井投手を欠いている厳しい状況です。

しかし、そんな中でも役割がはっきりとしています。

代わりのクローザーに岩崎投手

勝っているときのセットアッパーが岩貞投手加治屋投手、そしてケラー投手を主に使っています。

また、ビハインド時には及川投手西純矢投手を使ってます。

いずれも、試合展開によって勝っている時負けている時とハッキリと線引きして使っているのでブルペンも準備しやすいと思います。

他チームだと、一点差のビハインドなどで勝ちパターンを使って反撃を待ちたいところタイガースの岡田監督は、こういう時でも必ずビハインド組を使います。

こういう、きっちりとした役割分担がブルペンの負担を減らし、勝負どころの夏場以降の戦いを有利に進めてくれるはずです。

選手が役割を理解しプレー

先程、リリーフ陣の役割分担についてお話ししましたが、タイガースの岡田監督は投手野手全員に自らの役割を明確にして選手が動きやすい雰囲気を作っています。

野手なら、1番2番は塁にできるだけ出塁すること。

3番はつなぎ、4番5番でランナーを返す。

6番はタイガースの打線の中で、唯一固定出来ていませんが、クリーンアップが残したランナーを返す役割があります。

7番キャッチャー、8番ショートは基本的には守ってくれたら良いという守備重視の打順です。

ちなみに、8番の木浪選手が好調故にここが攻撃の起点となり1番近本選手が返す役割を果たすこととなり、得点圏打率が5割を超える結果となっています。

また、決める代打として原口選手、ランナーを出したい時には糸原選手。

代走のスペシャリストとしては植田選手。

それ以外にも一軍にいる野手は、全員岡田監督が役割をハッキリとさせています。

最初はなかなか調子も出ない選手もいて岡田監督の期待に応えられなくて勝ちがなかなか拾えませんでした。

しかし、5月になり徐々にタイガースの選手に自らに課せられた役割が浸透してその役割を全うしようとしています。

その結果、選手は目の前のことに集中できて良いパフォーマンスを出せるようになりました。

それこそが、岡田監督の選手操縦法なんです。

ちなみに、岡田監督は将棋が好きだそうです。

将棋の駒には、色んな種類がありその一つ一つに役割分担があります。

飛車は真っ直ぐと真横に自由に動け、角行は斜めに自由に動けます。

香車は、真っ直ぐにしか進めませんが真っ直ぐならいくらでも行っても構いません。

桂馬は斜め前2つ進めます。

そして、歩は一歩ずつしか進めません。

しかし香車、桂馬、歩は相手陣地まで行けば「金」になる事ができて前横後一個ずつ進む事が出来ます。

そんな風に、将棋の駒にはひとつひとつ役割がはっきりとしていますがタイガースの野球もまさに一人一人の個性のある選手たちに役割分担を与えてプレーさせています。

そして、将棋と違い選手たちには感情があります。

選手たちが、気持ちよくやりやすいように役割を与えて、環境づくりをするのが岡田監督の1番の素晴らしいところなのです。

そして、だんだん岡田監督の想いに応えられる選手に成長してきているのです。

それが、5月の好調につながっています。

先を見据えた采配

岡田監督は、とにかく物事をトータルで見ているバランス感覚に優れた監督さんです。

ただ目の前の1勝を手に入れるより、143試合戦って最後に少しだけトップにいたらそれで良いという考え方なのです。

だからこそ、スタメンを頑なに変えずに石頭と揶揄されたりします。

例えば、調子の全く出ていなかった佐藤輝明選手に対して2軍で再調整させるべきという意見が多数を占めていました。

しかし、岡田監督は佐藤選手を2軍に落とすことをしませんでした。

岡田監督は、佐藤選手を2軍に落とすことで本人が腐ってしまうと感じたはずです。

そして、彼がチームの中心という役割をになっている以上ケガでもないのに2軍で再調整なんてあり得ないそう考えたはずです。

結果、その我慢が今現在身を結び始め、リーグ2位の8ホームランを打つまでになっています。

岡田監督
岡田監督

佐藤なんかシーズン終われば1割なんかで終わるわけないんよ、おーん。

岡田監督はきっとこう言っているはずです。

そういう、物事をトータルで見ることの出来るバランス感覚の良さが今のタイガースの快進撃に繋がっています。

スタメンを我慢するのも、先発投手で調子が悪い投手を早めに2軍調整させるのも143試合戦って1番上にいるために必要な戦術なのです。

また、湯浅投手や石井投手も下で調整していますがあえて無理をさせずに夏以降の戦いを見据えてあえてじっくりと再調整をさせているようにも見えるのです。

他チームが、あえて無理をさせている状況の中でタイガースだけが役割分担をハッキリとさせて選手を運用している事が後々に大きく効いてくるような気がしています。

まとめ

今週でセリーグ相手との戦いはひとまずお休みで、交流戦に突入します。

その前に、少しだけこれまでの岡田監督の戦いぶりを振り返って見ました。

岡田監督の役割分担をハッキリとさせる戦い方はとても選手にとってやりやすいはずです。

自分の目の前のことに集中できますからね。

今日からはスワローズ、ジャイアンツとの6連戦です。

厳しい戦いになると思いますが、ここを何とか勝ち越してもらい交流戦にいい形で入っていきたいですね‼︎

それでは、ごきげんよう‼︎

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