岡田監督が打たせたホームラン⁉︎ノイジー5打点の快勝に隠された戦術とは?

阪神タイガース

こんにちは‼︎badass tigerです‼︎

岡田采配が見事に当たり3連勝‼︎

昨日、タイガースはスワローズに6-2で快勝しました‼︎

タイガースは、苦手としていた石川投手から3点を奪い5回途中でマウンドから引き摺り下ろしました。

この試合、タイガース打線はしっかりボールをよく見て球数を多く投げさせる工夫をしていました。

また、タイガース先発の村上投手はしっかりとゲームを作り4勝目をあげました‼︎

タイガースもノーアウト2、3塁のチャンスを無得点で終えたりという反省点はありましたが、見事な勝利で貯金を増やしました。

そこには、タイガース岡田監督の戦術感の凄さがありました。

この記事は、プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルで見てきた僕がこの試合のポイントを語っていきます。

この記事はを読むと、こんな事が分かる‼︎

・石川攻略のポイントが分かる

・タイガース勝利のポイントが分かる

・岡田監督の戦術感の素晴らしさが分かる

チームがひとつになって行った石川攻略

スワローズ先発は、石川投手でした。

かつて、和田監督時代にはカモにしていた時期がありましたがここ数年は、逆に苦手にしている投手です。

石川投手は、真っ直ぐは早くないのですが真っ直ぐを早く見せるための緩急と投球術に優れています。

そして、決め球のシンカーがとても厄介でタイガースの若い打線は翻弄されていました。

しかし、タイガースはこの日石川攻略のためにチーム一丸となって取り組みます。

この日、タイガースは石川投手に対してできるだけ球数を投げさせることを徹底します。

そして、コースに逆らわずにセンターへ素直に返していく事を徹底していきます。

その成果が出たのが3回です。

先頭の木浪選手がレフトオーバーのツーベースで出塁します。

しかし、9番村上投手はバント失敗でランナーを進められず嫌なムードが漂います。

その後、近本選手が四球を選びます。

続く2番中野選手は、コースに逆らわずにセンターへヒットを放ちます。

そして、3番ノイジー選手が素直に、センターへ返して2点タイムリーヒットを放ちます。

この辺りの打撃と、2回の佐藤選手のセンター前ヒットを見ていて石川投手攻略のために強振せずにセンターへジャストミートする意思を感じました。

その結果、石川投手を4回0/3、84球7安打1四球と打ち崩しました。

しかし、石川投手が降板した後、5回ノーアウト2塁3塁から変わった丸山投手から3三振で無得点に終わりイヤな予感がしました。

この試合の、丸山投手の真っ直ぐは見事でした。

ノイジー、佐藤、森下の3選手が三振したのですが、前に飛ばしてくれという気持ちもあったのですが、あの真っ直ぐはエグいなぁと脱帽してしまいました。

また、スワローズに新たな難敵が出たという印象です。

ボールは高かった村上頌樹

一方、タイガースの先発は村上投手でした。

村上投手は、この試合真っ直ぐが高めに浮いていて少し心配でした。

ただ、真っ直ぐ自体は走っていたためポップフライになってくれていました。

また、スワローズ自体が調子を落としていて打ち損じもあったのかも知れません。

出来としては、あまり良くなかったのだと思われます。

それが、この試合の球数が増えた要因なのかも知れません。

そして、5回にタイガースが大きなチャンスを逃した後で流れがスワローズに傾いていきます。

それが、6回裏ツーアウト1塁からの山田選手のツーランホームランにつながっていきます。

この場面、1-2と追い込みながら外へ要求した真っ直ぐが真ん中に入った失投だったのです。

村上投手は、6回を投げ切り100球4安打2失点と頑張りましたが、最後に後味が悪い結果となりました。

次回のリベンジに期待ですね‼︎

しかしこれで3-2、一点差試合は分からなくなっていきます。

しかし、その後7回に試合を決定づける岡田監督の大きな決断があったのです。

ノイジーのホームランにつながる岡田采配

7回表、スワローズはエスピナル投手がマウンドに上がります。

しかし、エスピナル投手は近本選手に9球粘られ最後は四球を出してしまいます。

近本選手のナイス粘りでした。

ここで、2番中野選手

当然、一点差に追いつかれた事からもう一点取りたい場面です。

普通なら、バントをしてくる場面ですし相手もそう思ったはずです。

しかし、中野選手は全くバントの素振りをしませんでした。

岡田監督の作戦は、ヒッティングでした。

この作戦は、見事に的中します‼︎

中野選手は、3-1から四球を選ぶのです。

スワローズのエスピナル投手は、近本選手の時から変化球が抜け気味でした。

近本選手に粘られてからは、中野選手の打席になると真っ直ぐも高めに抜け始めます。

岡田監督は、無理にバントをさせてアウトをひとつあげることよりも、中野選手をそのまま打たせる事でランナーが増えることを想定していたのかもしれません。

-1、2番がしっかり出塁  

「うん、絶対チャンスくるからのお。今の1、2番じゃな」

 -7回は四球、四球でじっくり  

「7回? ホームランの時やろ? いや、じっくりというか。(中野には)3ー2までは待て、いうとったんや、エンドランしようと思ってたから。スリーワンから四球なったけど」

 -エスピナルの制球が悪かったから。  

「制球が悪いというか、(初対戦で)分からへん」

日刊スポーツより引用

岡田監督は、中野選手にフルカウントまだ行ったらエンドランをするつもりだったみたいですね。

しかし、バントをさせなかった岡田監督の選択は、大きなものとなっていきます。

エスピナル投手は、続く3番ノイジー選手にも、ストライクが入らず1-3になります。

そして、3-1からの5球目、高めの真っ直ぐをジャストミートした打球は左中間スタンドへのスリーランホームランになりました。

-1点差の7回、ノイジーの一発は大きかった  

「もちろん、大きかった、大きかった。フォアーボール、フォアーボールからやからなあ。わからんピッチャー(初対戦のエスピナル)が出てきよる。ようわからんかったなあ」

日刊スポーツより引用

岡田監督も大きいと語るノイジー選手の1発でした。

しかしこの場面は、中野選手を打たせる事で、チャンスが広がりノイジー選手のスリーランに繋がったのです。

おそらく、普通の監督なら一点差に追いつかれた場面、ノーアウト一塁からはバントさせるでしょう。

しかし、この日のエスピナル投手の状態を見てバントよりそのまま打たせる方がチャンスが広がるという決断をした岡田監督の戦術感が素晴らしかったです。

このスリーランホームランで実質試合が決まりました。

そして、ノイジー選手は5打点と大暴れしましたね。

日替わりでヒーローが出るのもまたタイガースの強いところです。

まとめ

タイガースは、スワローズの初戦・難敵石川投手を攻略してまず勝ちました。

今日は、これまで全く打てていない吉村投手と対戦します。

昨日魅せたような、チーム一丸となっての攻略で吉村投手を打ち崩したいですね。

前回も、6回80球を超えたあたりでおかしくなってきました。

球数をいかに多く投げさせるかがカギとなってくるような気がします。

一方で、タイガースは西勇輝投手です。

狭い神宮なので、低めに散らして相手の的を絞らせない投球が期待されます。

とにかく、昨日打てなかった大山、佐藤両選手に活躍してもらいましょう‼︎

それでは、ごきげんよう‼︎

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