こんにちは‼︎プロ野球観戦歴並びにタイガースファン歴40年のbadass tigerです‼︎
後半戦のカギを握るのはやっぱりテル⁉️
タイガースは、土曜日からスワローズと敵地で後半戦が始まります。
前半戦、貯金11の首位ターンとなりましたが、打線はなかなか打てずに苦労しました。
そんな中で、とりわけ打撃不振の槍玉に上げられたのが佐藤輝明選手です。
打てないチームの中でスケープコートにされて気の毒な面はありますが、佐藤選手のバットが湿ったせいで得点がなかなか取れなかったのも事実です。
そして、ほぼ毎回同じような内容の凡打をしてしまったのも印象を悪くしている原因でしょう。
今回は、後半戦のカギを握る、佐藤輝明選手について不調の要因と今後の展望について書いていきます。
同じようなやられ方ばかりの佐藤輝明
佐藤選手が、なぜチームの打撃不振のやり玉に上げられているのか?
ここまでの成績は、214、ホームラン10本42打点と芳しい成績ではありません。
その成績もさることながら、内容が酷すぎるのです。
三振は74していますが、三振の内容がほぼ同じような三振をしているからなのです。
インコースの真っ直ぐに振り遅れて空振り、低めに落とされて空振り。
外の真っ直ぐには、振り遅れてファウル。
僕は、技術的なことはよく分かりませんが、佐藤選手はいつも振り遅れているなという印象です。
結果、7月は35打数4安打、打率114しか打てていないのです。
一昨日は、オールスターで2安打しましたが、オールスターは基本投手は真っ直ぐしか投げてきません。
ある程度、真っ直ぐだけ待っていたらいいので打てたのだと思います。
しかし、シーズンでは真っ直ぐだけでなく変化球も交えてきます。
真剣勝負の中で、振り遅れて結果が残せない佐藤選手。
打てないチームの中で、恰好の非難の的になっています。
佐藤選手は、なぜそこまで打てないのか?
僕なりに、原因を探ってみました。
そのことを探っていく上で、ひとつ周囲と本人が勘違いしている事があるような気がしています。
佐藤選手はあれだけの活躍をルーキーからしていますが、実は即戦力ではなくて素材型だったのでは?
プロ野球選手としてまだまだ未完成の体?
佐藤選手は今季になって、不調が長く続いています。
元々、ルーキーイヤーも前半戦で20本以上のホームランを放つも後半戦はホームランを全く打てなくなりました。
それどころかヒットも出なくなり、夏から秋にかけては59打席連続無安打という不名誉な記録を出しています。
佐藤選手は、ひとたび不調になるとそれが長く続くことがあります。
周囲は、練習不足なのではという声も多くあります。
しかし、佐藤選手に関しては練習不足というよりは、激しい練習で追い込めないという言い方の方が正しいようです。
これは、複数のプロ野球OBも発言していますね。
最近では、YouTubeで元・大洋高木豊さんも発言していました。
糸井嘉男さんからも「もっと練習せえ!」って言われていました。
また、秋季キャンプでも背中の張りを訴えて離脱して岡田監督から嘆かれていましたね。
鳥谷氏 佐藤輝明選手には何が足りないのですか。
岡田監督 うん? (3秒考えて)…練習やな。
鳥谷氏 あまりガンガン練習できるタイプではないみたいですね。
岡田監督 いやいやいや。もうビックリしたわ。体力ないよなあ。おーん。ほんま体力ない。秋季キャンプでも、オレも下(サブ球場)でノック見とってなあ。途中で止めてスタスタ馬場(内野守備走塁)コーチのところに言いにいって。腰とか背中の張りとか、オレらは分からへん。結局、本人やから。
鳥谷氏 張るためにやる部分もありますからね。
岡田監督 そうやん。そのためのキャンプやのに…。張りとか違和感は本人にしか分からへんからな。もう「無理すんな」になってしまうもんな。おーん。まあ時期も11月やったし、とは思うけど。やっぱり練習できんいうのは、あかんわな。練習できる体力っていうか、そのへんやなあ。なんぼ頭で分かってても、体がついてこんかったら、どうしようもないもんなあ。
鳥谷氏 2年連続で後半に疲れて見えたのも、そういう部分があるのかもしれません。
岡田監督 でも「バテてます」で結果が出なくなるっていうのは、やっぱり1年間レギュラー張ってやるんだったら、そんなんは通用せえへんよな。
日刊スポーツより引用
これは、今年の正月に行われた岡田監督と鳥谷敬さんとの会談ですが間近で見ている人の意見として貴重です。
佐藤選手は、まだまだプロ野球選手としてその練習に耐えうる体を持ち合わせていないという話は興味深いです。
昨年、一昨年夏場になると調子を落とし不調が長く続いたことは体力不足と無縁ではないようです。
そして、佐藤選手はバッティングでは上半身に頼りすぎて守りでは腰高になる傾向があると言われています。
その事からも、下半身の弱さもあると見ています。
高木豊さんの動画が出た時に、練習してないとか佐藤の何を見ている‼︎という意見も多かったです。
しかし、高木さんはタイガースのOBとも顔馴染みであり、多くの関係者からそのことを聞いたのでしょう。
だから、YouTubeでの佐藤は練習が足りない発言に繋がったのだと思います。
本人は、練習していないという意識は無いと思います。
しかし、ここまで結果が出ていない以上練習不足、体力不足が指摘されても文句は言えないと思います。
このまま、いい成績を残せずに消えてしまうのか?
はたまた、大ブレイクを果たして球史に残るような選手になっていくのか?
全ては、本人次第だと考えます。
タイガースという球団は、ファンが多く注目度の高い球団です。
したがって、商売になるのでマスコミが大きく扱い一度不調となればまるで犯罪者のように扱います。
そんな中、自分を律してプレーしていくのはなかなか難しいと思います。
ただ、タイガースでも名を残す選手は練習を誰よりもやっています。
例えば、鳥谷敬さんは現役時代誰よりも早くグラウンドへ来て、誰よりも遅く帰ったと言われます。
他球団の選手でも、有名になり成績を残せる選手は尋常でないくらい練習をしますし、日常生活から見直しています。
大谷翔平選手は、食生活からストイックに全ての生活を野球のために費やしています。
体質を強く変えることは、地道ですし長く時間はかかります。
しかし、プロで大成する選手はもう食事からストイックに変えています。
その辺りの意識が、どうなのかはわかりません。
しかし、僕たちファンは今の結果だけを見て判断するしかありません。
となると、現状の結果では何を言われても仕方がないのではないでしょうか?
とはいえ、一年目からあれだけ凄いホームランを飛ばし量産した素質はエゲツないものがあります。
しかし、佐藤選手は大卒ながら即戦力というよりは素材型の選手だということはこれまでの話からそうだと感じます。
本当なら、今回二軍に落ちた時にじっくりと体質から根本的に改善して戦える体と技術を磨き上げて欲しかった…
二軍では、投手のレベルも違ったのでよく打てました。
だから、佐藤選手が落とされたのは技術的なことはもちろんですが、もう一度しっかりと足元を見つめ直す意味も込められていたのだと思います。
しかし、近本離脱というアクシデントがあり一軍に呼ばれてしまいました。
なぜ、二軍でじっくりと鍛えるはずだった佐藤選手が急遽一軍へ再昇格したのでしょうか?
佐藤早期昇格の意味と我慢の期間
佐藤選手は、近本選手の離脱で急遽一軍へ再昇格しました。
岡田監督は、近本選手不在で得点力の低下を恐れたのだと考えます。
佐藤選手不在の間、5番は渡邉選手や糸原選手をサード5番で起用していました。
お世辞にも、佐藤選手より良かったとは言い難い成績でした。
5番打者が一発のない打者が並ぶようになり、4番大山選手に対するマークがキツくなり大山選手の調子も悪くなってしまいました。
岡田監督が時期尚早ながら、佐藤選手を一軍に呼び戻したのは大山選手の後を打つバッターの不足だったのでしょう。
いかに不調とはいえ、佐藤選手には一発があります。
それは、相手にとって脅威です。
だからこそ、岡田監督は佐藤選手を上げて来ました。
しかしながら、7月佐藤選手は期待に反して絶不調に陥ってしまいました。
オールスター前の試合では、ホームランが出て勢いにのるかと思われましたが…
その後の打席では、相変わらずのバッティングが続きました。
そんな、不調の佐藤選手ですが岡田監督はいつまで使い続けるのでしょうか?
佐藤の覚醒は球団を上げての必須事項‼︎
オールスター前、不調の梅野捕手には、坂本捕手に切り替えて最後の二試合を凌ぎました。
理由は、ドラゴンズ戦の1試合目であまりにひどいリードをしたからです。
しかし、佐藤選手はそのまま起用し続けています。
しかし、僕はこの悪い内容が続くと遠くない将来に佐藤選手は二軍へ落とされると見ています。
いくら、大山選手の後を打つ大砲候補であっても全く打てないのであれば意味がありません。
アレを目指すのであれば、いつまでも不調の選手を使い続けるわけには行かなくなります。
おそらく、7月いっぱい、死のロードに出る頃までには岡田監督は決断するかも知れません。
佐藤輝明にとってプロで活躍できるか?そのまま消えていくか?
大げさかも知れませんが、佐藤選手はそのくらいのプロ野球選手としての岐路に立たされているのです。
しかし、球団は全体を上げて何とか佐藤選手を大成させる義務があると思います。
例えば、マスコミの佐藤選手への過激な報道を規制することやメンタル的なサポートそういう事は出来るのではないでしょうか?
監督、コーチは技術的な面でのサポートはどうなのか色々言われていますが、やるのは佐藤選手自身です。
ただ、これだけの逸材を大成させなければタイガースに行かせたいと思うアマチュアの指導者は少なくなるかも知れません。
佐藤選手がいるのといないのでは、球場の花も違います。
とはいえ、これだけ打てない状態が続くと本人が辛くなり潰れてしまいかねません。
今後の佐藤選手に対して、球団が動き監督、本人とどうするのか?
一軍で我慢して使い続けるのか?
二軍で基礎体力から見直し、1から立て直すのか?
話を大きくしてしまいましたが、これは監督コーチと佐藤選手だけの問題ではなく、阪神タイガース球団全体の問題だと僕は考えます。
ただ、ファンである僕はいつか佐藤選手の覚醒を待ち応援するしかありません。
頑張れ‼︎テル‼︎
まとめ
今日の記事は、佐藤輝明選手について書いていきました。
佐藤選手の覚醒がタイガースの将来にとって、とても大事なことになってきます。
ただ、いきなり覚醒する訳ではなくもう一年か二年、体質を変えて練習を重ねてとんでもない化け物に成長して欲しいです。
しかし、現状「アレ」に向かう上でかなりの不調にさいなわれています。
このまま打てないと、流石に岡田監督は決断しないといけなくなります。
ファンとしては、複雑ですが佐藤選手の今後のためにもじっくりと二軍で体力作りからじっくりとやる方がいいかなと個人的に感じます。
ただ、周囲やマスコミなどからの雑音に負けずに佐藤選手が覚醒してくれることを信じています。
それは、今年じゃないかもしれないけど…
それでは、ごきげんよう‼︎

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