こんにちは‼︎badass tigerです‼︎
この一勝はとてつもなくデカい‼︎
昨日の試合、タイガースはスワローズに2-1で勝利しました。
本当に、昨日負けていたら大型連敗もあった大切な試合で勝ててよかったです。
この試合、チャンスでなかなかいい攻撃ができずとても重苦しい試合でした。
しかし、最後に素晴らしい走塁があり何とか勝てました。
ただ、反省と心配な点がある一戦でした。
この記事は、プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルで見てきた僕がこの試合の勝利のポイントと今後の展望について書いていきます。
この記事は、こんな事が分かる‼︎
・タイガースの勝因が分かる
・タイガース打線不振の理由が分かる
・この試合の勝ちの意味の大きさが分かる
大きなチャンスを逃し重い試合に
タイガースの先発は、伊藤将司投手でした。
7回102球、6安打1失点という投球内容でした。
丁寧に内外散らして、バッターの的を外していましたね。
後半打たれましたが、要所はしっかりと抑えました。
特に、6回のワンアウト一、三塁からタイムリーを打たれている内山選手をショートゴロダブルプレーに打ち取った粘り。
そして、7回は長岡選手の送りバントをノーバウンドでとってゲッツーにしたフィールディングいずれも素晴らしかったですね。
また伊藤投手今年は、球速が速くなっている気がします。
真っ直ぐでも勝負できるのでより、カットボールやツーシームがいきてきています。
そして、緩急をつけるカーブも効果的で、相手からするとますます厄介な投手になったのかも知れません。
それ故に、何とか勝ちをつけたかったところです。
しかし、この試合の勝ちが付かなかったのはある意味自分で自分を援護できなかった部分がありました。
出来が悪いサイスニードから1点しか取れなかった打線
伊藤投手が自援護しなければいけないくらいの状態の悪い打線です。
確かに、伊藤投手にこれを言ってしまうのは大変酷ですがあえて言わせてもらいます。
あの場面は、せめてバットに当てるか動いてほしかった‼︎
あの場面とは、タイガース2回の攻撃のことです。
ワンアウトから坂本選手がインコースの真っ直ぐをセンター後ろへ打ちます。
それを、センター塩見選手が追いつきながら尻もちをついてボールを逸らしてしまいます。
結果は、スリーベース。
そして、続く8番木浪選手。
0-1からの2球目を、右中間にもう少しでホームランというスリーベースを放ってまずは1点を先制します。
更に続きたいところでしたが…
苦言を呈したいのはこの場面です。
ここでもう一点取れば、伊藤投手の出来からもかなり優位に試合を進められたはずです。
したがって、是が非でもう一点をもぎ取りにいくべき場面でした。
当然、岡田監督もそれは分かっていたはずなのです。
そして、打順は9番ピッチャー伊藤投手。
ヒットを期待するのは難しいですし、ここで打たないで三振しろというのもどうかと思いました。
伊藤投手は、バッティングがいいので何とか当ててゴロゴーするか、スクイズもとか色々相手を考えさせる事が出来たはずです。
しかし、ベンチからの指示なのか3球とも打つ気なくあっさりと三振してしまいます。
ここは、スクイズでも良かったし打たせるのもまた一つだなと感じました。
ワンアウトをあげるのは今の1、2番の調子の悪さを考えるといい作戦とは言えないと思いました。
案の定、近本選手は四球で出塁しますが中野選手が倒れ後続を絶たれます。
この試合、スワローズ先発・サイスニード投手はボールが高めに浮いていて、ストライク、ボールがハッキリしていて出来は悪かったです。
そのことは、4回で100球を超えたことからも明らかです。
この場面で、もう一押しあれば早々に降板していてもおかしくなかったのです。
更には、4回ツーアウト1.2塁から中野選手のヒットで2塁ランナーの伊藤投手を止めます。
そして、満塁になって、不調3番ノイジー選手はファーストへファウルフライを上げてしまいます。
この場面、止めたのはピッチャーだから仕方なかったのかも知れませんが、この一点は同点直後の回、勝ち越しの1点になります。
無理して突っ込ませても良かったかも知れません。
この2つのプレーは、打てないタイガースを象徴するプレーで打てない時は作戦も消極的になるという典型的な見本でした。
そして、その後はピンチの連続で重たい試合展開が続きます。
重苦しいムードを突き破った3つの好走塁
その後は、伊藤投手がピンチで2つのダブルプレーを打たせるなど7回まで凌ぎ8回からは石井投手がマウンドに上がります。
そして、この8回簡単にツーアウトをとりますが、山田選手にライトへヒットを打たれます。
その打球を何とミエセス選手が弾いてしまい、2塁へいかせてしまいます。
その後、村上選手を歩かせサンタナ選手を迎えます。
しかしそこで石井投手は、ファーストファウルフライと踏ん張り無失点。
しかし、なかなかピンチの連続で重苦しい展開が続きます。
8回は、先ほどミスをしたミエセス選手がレフトへヒットを打ってミスを取り返します。
代走は、島田選手バッターは坂本選手です。
当然、バントでしたが坂本選手はバントシフトのプレッシャーに負けバントを失敗してしまいます。
坂本選手は一塁に残り、代走・小幡選手を出します。
そして、8番の木浪選手。
木浪選手は、1-2と追い込まれながらも清水投手の決め球フォークボールをうまく拾い三遊間へ。
ここで村上選手が追いつきましたが弾いてしまい、ショート長岡選手も取れずレフト方向へ転がっていきます。
そのボールを見た、小幡選手は三塁を陥れ木浪選手は二塁を陥れます。
小幡選手のこの積極的な走塁も素晴らしかったのですが、木浪選手が二塁まで陥れた事が素晴らしかったです。
この走塁で、二塁三塁となり内野は前進守備をせざるを得なくなりました。
木浪選手が一塁で止まっていたら内野はワンアウトなのでダブルプレーシフトをしけます。
この差がこの後のプレーの大きなポイントとなってきます。
ワンアウト二塁三塁、ここで代打・糸原選手。
糸原選手は、ゴロゴーの指示が出ていたのでしょう最悪当ててゴロを打てば何とかなると楽な気持ちで打席に立てます。
そして、糸原選手はショートへゴロを放ちます。
ショートの長岡選手は、当然バックホームします。
しかし、送球がわずかに一塁側へ逸れたのかタッチが遅れて小幡選手は生還します。
ゴロゴーの指示が出ていたにしても小幡選手の走塁は見事でした‼︎
-8回はミエセスがヒットを打った後は代走攻勢。3人使いましたが
「はいはい。いや、次の回は(ミエセスが)先頭バッターだったので、(8回表の)ライトの守備は代えれんかったから。あれでピンチを招いてしまったんだけど。まあねえ、出たら当然代走いくつもりだったんで。(坂本が)バント失敗したけど、木浪がよくつないだですよね」
-糸原の遊ゴロで小幡がよくホームに返ってきたが
「はいはい。いや、ああ、(代走の)一番は植田なんですけどね。九回にもう一回、あると思ったんでね。だから島田をいって…。まあ坂本は足が速くないんで。まあ、ずっと抑えていたキャッチャーは普通は代えないんですけど、まあ勝負でね。残っているので足が速いのは小幡だったんで」
-8回に執念を感じた。
「いやいや、まあ、サードでね、何回かあったと思いますけど、三振とかね、何とか前に転がせばね、足が速いサード(ランナー)がいてると、なんとかなると思ったんで。糸原も、ちょうどいいところに打ちましたね」
デイリースポーツより引用
岡田監督は、もつれることを想定して9回に植田選手をとっておいたみたいです。
しかし、植田選手でなく小幡選手を使った事が結果的には良かったですね。
少し消極的な植田選手だとあの走塁が出来ていたか?
小幡選手のいいところは、こういう思い切りがあるところ‼︎結果的にはこの代走の選択が良かったですね。
9回は、岩崎投手がきっちりと3人で抑えて勝ちました。
この試合で敗れると、打線の調子からも大きな連敗にもつながりかねなかったので大変大きな一勝でした‼︎
しかし、打線はとても湿りがちで如何ともしがたい状態で今日からもとても心配です。
ボールを見過ぎで湿りがちな打線
タイガースの打線の悪さは深刻です。
1番から5番まで主力どころが全て不振でなかなか得点が入りそうな気配がありません。
その理由は、ボールを見過ぎることでしょう。
先日、今岡打撃コーチも「野球はボールを見る競技ではない」ということを言っていました。
コーチ陣は、甘い球は打っていけと指示が出ているはずです。
タイガースは、昨年までも甘い球を簡単に見逃してしまっています。
しっかりとボールを見て相手にたくさんの球を投げさせるという事を今年はテーマにしています。
しかし、甘い球を簡単に見逃すのはどうかと感じています。
結局、甘い球を見逃して追い込まれてからボール球に手を出すという悪い流れになってしまいます。
しっかりと打てる球、甘い球をを打つというシンプルな気持ちで打席に向かって欲しいですね。
今日も好投手の今永投手と対戦するのでどのようなバッティングをするか、打順を入れ替えてくるか見ものです。
まとめ
昨日は、8回の3つの好走塁で勝ちをもぎ取りました。
この勝利は、大変大きな一勝となりましたね‼︎
そして、石井投手にプロ入り初勝利が舞い込んできました。
高専出身で初めての勝利だそうです。
いずれにしても石井投手おめでとうございます‼︎
重い流れを何とか断ち切った伊藤投手の粘りと小幡、木浪選手の好走塁でした‼︎
コレで勢いに乗る…とはなかなか行かないかもしれませんがこういう試合を勝ち切れるのが今年のタイガースです。
今日は、今永投手という強敵ですが何とか少ない得点を守り切る試合で勝ち切って欲しいですね。
それでは、ごきげんよう‼︎

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