勝負はまだまだ先‼︎タイガースが見据える勝負所への準備と危機管理

阪神タイガース

こんにちは。badass tigerです‼︎

昨日は試合がありませんでしたが、タイガースにとっては大きなニュースがいくつかありました。

そのうちの一つが森下選手の登録抹消です。

色んなネットやSNSの意見を見ていると森下より他に落とす奴がいるんじゃないの?

という意見がかなり見られました。

ストレートに言うと、板山と島田両選手を落とせということですね。

確かに、彼らのバッティングは一軍レベルにありません。

これからよくなることはないでしょう❗️

一方で、森下選手は20打席ノーヒットでキャンプ、オープン戦からの疲れがかなりあり精神的にも参っていたのを岡田監督は見逃さなかったはずです。

森下選手に対して、疲れをとると共に2軍で和田監督からメスを入れてもらいしっかりとじっくりと立て直すことを指示したはずです。

そして、板山島田両選手を一軍に残す事にもちゃんと意味があるんです。

とはいえ、彼らに残された猶予もあとわずかかも知れませんが…

またもう一つのニュースが、守護神・湯浅投手がコンディション不良で抹消になったことが実は肘に不安があったと報道されたことです。

検査次第では、大きな故障で長期離脱もというものでした。

しかし、昨日の段階ではキャッチボールもしていて練習はこなしていたとのことですから疲れによる大事を取った抹消ではないかと思います。

選手の故障や体に違和感がある段階で、抹消したり休ませるという事がどういう効果を与えているか?

タイガースのトレーナーとコンディショニング管理能力は12球団でも随一だと僕は考えています。

今日の記事では、一旦タイガースの悪い部分には目をつぶって、タイガースが他球団よりも優れている部分について記事にしてみました。

プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルに見てきた僕が感じたタイガースと岡田監督の凄いところをまとめました。

この記事はこんな事が分かる‼︎

・今年のタイガースは、チーム全体で戦うという姿勢がある事が分かる

・タイガースの主力選手になぜ、大きな故障者がいないのかが分かる

・タイガースの勝負所が分かる

月刊タイガース読むなら‼︎

森下降格、板山島田残留の意味

森下選手が2軍に降格しました。

理由は、バットが出ないからです。

岡田監督
岡田監督

もう(ファームに)落ちたよ、何を言うてんねん。もう落ちたよ

バット出えへん、見送ってばっかりで。見送り三振は何も起きへん!

岡田監督はこう語っています。

もう一度、しっかりと2軍で和田監督の下でフォームと基礎体力からやり直すでしょう。

ひょっとしたら、かなりの期間じっくり鍛えてくるはずです。

しばらく、ファームの試合にも出ないかも知れませんね。

一から、しっかりとやり直して今度上がってくる時には、外せない選手になってくれという岡田監督のメッセージでしょう。

そして、勝負所の夏に向けて森下選手を仕上げていく狙いもあると見ています。

また、森下選手よりもバッティング内容のひどいのが森下選手の代わりにライトのスタメンで出場することもある2人です。

それが、板山島田両選手です。

彼らが、打席に立つと速いまっすぐを振り遅れ簡単に追い込まれて低めのボール球に手を出して三振というパターンばかりです。

この両選手はもうプロで何年もやってきているはずです。

特に、島田選手は昨年かなりの試合でスタメン出場して活躍した選手です。

今年になって、全く打てない上に同じやられ方ばかりしてうんざりします。

ファンもこの2人には期待できないという意見がとても多いです。

この2人が打線にいるだけで、打線が分断されてしまいます。

さらに言うと、ある程度速い真っ直ぐと落ちる球を持つ投手にとってはほぼほぼ打ち取れる選手としてアウトが計算できますね。

このチームの打線の弱さを象徴しているのがこの2人だと言っても過言ではありません。

そんな全く打てそうな気がしない2人をなぜ岡田監督は重用するのでしょうか?

答えは、まだまだ多くの選手の入れ替えをする時期ではないという事です。

他球団の中で、打てない悩みを抱えているチームもチラホラと見られます。

そして、一軍と二軍の大幅な入れ替えによってチームの貧打をなんとか脱出しようと試みている球団もいくつか見られます。

しかし、タイガース岡田監督は、なかなか動きません。

動きの速い監督さんならとっくに落とされていても不思議ではない2人を落とさないのは、岡田監督がまだまだ動く時期ではないと考えているからです。

今は、キャンプ、オープン戦で頑張った選手を優先的に起用してどこまでやれるかを確かめているところです。

それは、岡田監督がシーズンを戦う上で戦力と認めた選手たちを徹底的に鍛えて指導して練習に励んで来たからです。

岡田イズムをふんだんに叩き込まれた選手を優先的に起用するのは当たり前ではないでしょうか?

そんな岡田監督の薫陶を受け変わった選手が木浪選手です。

木浪選手は、ショートとして守備範囲が狭く打撃も淡白であまり特徴のない選手でした。

しかし、今年は守備の動きが良くなり、バッティング面でも粘りが出てきて気持ちが全面に出てきていい選手になっています。

そう、木浪選手が、岡田監督の期待以上のものを見せてくれています。

板山、島田両選手もこのまま使えばひょっとしたら化けるのでは?

岡田監督の中に密かにそういう思いがあるのだと推測します。

動いて状況を打開できるのならば、いくらでも動いているはずです。

他球団も多くの選手を入れ替えてその時はすぐに成果は出ますが、短期間でまた元に戻ってしまいます。

即効性はあるけど、一年というスパンで見たときに打線のピークをピッチャーがへばる夏頃に持っていく方が合理的です。

岡田監督は、勝負所の夏場に向けた戦いへ向けて既に準備を始めているのです。

その中でも、キャンプオープン戦を完走した板山島田両選手に期待しているのです。

しかし、板山島田両選手を我慢するのもあと少しではないかと考えています。

あまりに、現在のようなひどい内容が続くとおそらく4月末あるいは5月のゴールデンウィーク明けくらいには、厳しい決断が待っていると思います。

彼らにとっては、そこまでに打棒が爆発しなければ、だんだん首筋が寒くなってくるはず。

あまり期待はしませんが、温かく見守って我慢の観戦をしていきたいと考えています。

そして、タイガースは勝負所を見据え、選手たちには小さな故障があっても報告するように義務付けているのではないでしょうか?

GAORA SPORTS

主力に大きな故障者がいないタイガース

タイガースは、春のキャンプ途中から多くの故障者に見舞われることになります。

キャンプ中に新外国人のノイジー選手が体に張りを訴えてしばらく離脱しました。

梅野捕手も肘の違和感で離脱。

森下選手もキャンプ前に太ももの軽い肉離れを起こして2軍スタートとなりました。

投手陣では、伊藤将司投手が開幕前に肩の違和感で開幕ローテーションからだつらく。

岩貞投手も肩に違和感を感じて離脱。

そして、昨日の湯浅投手もノースロー調整を行っています。

湯浅投手については肘の違和感で検査中なのでまだなんともいえません。

しかし、本当に悪くなる前に疲れから休ませる意図もあるのだと思います。

余談ですが、WBCへ行った選手が軒並み疲れからか調子が出なかったり試合に出られない状態が続いています。

野手もそうですが特に投手は日本のプロ野球とWBCのボールが違う事で苦労をしています。

日本のプロ野球のボールについては、商売第一で世界統一になぜかしません。

日本の儲け主義のおかげで選手たちが故障していくのはなんともいたたまれません。

余談はさておき、これだけの故障者がいながら、タイガースは開幕からまずまずの戦いをしています。

もっとも、これらの故障者は伊藤投手を除いて全て早期に試合復帰を果たしているのです。

これは、タイガースのトレーナーが選手に対して早めに体に不調があれば訴えてほしいという要求を実行しているからではないでしょうか?

そして、選手たちの違和感を見抜くのも優れている証拠ではないでしょうか?

このマネージメント能力のおかげでタイガースには大きな故障者がなくシーズンに入る事ができています。

大きな故障を未然に防ぐ、システム作りを確実に行なったタイガースはスゴイと感心しています。

故障者の多いチームは、その穴を埋めきれずに失速することは古今東西非常に多いんです。

故障者を出さない取り組みを行なっているタイガースのスタッフには改めて頭が下がる想いです。

こうして、疲労を考慮しながら勝負所を見据えている岡田監督ですが、勝負所をどこに置いているのでしょうか?

スカパー!

岡田監督が見据える勝負所はお盆が明けて9月前後⁉︎

岡田監督が見据える勝負所とは?

それは、夏を過ぎて9月に入るかという時期だと考えています。

投手が疲れて調子が落ちてきた時に、いかに甘い球をしっかりと振り切れるか?

選手個々のレベルアップはもちろんですがその頃には、使える選手使えない選手の区別がハッキリとされていて岡田監督と起用法が冴えてくる時期になってくるはずです。

岡田監督は、おそらく夏頃に本当の戦力の見極めを終わらせて、使える選手、使えない選手をハッキリとしてくると思います。

そこまでに、森下選手はしっかりとした選手としての土台を築くでしょう。

また、2軍からどんな活きのいい選手が活躍するのかが楽しみです。

だからここしばらくは、我慢の観戦になりそうですがファンも先を見据えて応援していきたいですね。

まとめ

湯浅、森下両選手が抹消になりましたがこの抹消は色んな意味が込められているものだということが分かりました。

まだまだ先にある勝負所を見据えて、出来る限り疲労を考慮しながら、故障者を出さないチームを作っています。

故障者なく試合にでている若い選手たちは日々ものすごく経験値を積んでいます。

今日から首位攻防のカープ戦です。

首位攻防なんて今はどうでもいいですけどね。

カープは今は絶好調ですが、いずれは勝手に落ちてきます。

投手起用もかなり無理をして勝ちに行っています。

しかし、今のカープには勢いがありこの3連戦は厳しい戦いとなるに違いありません。

逆に、この3連戦はカープのデーター取りに充てようくらいの軽い気持ちで戦った方がいい結果が出るかもしれませんね。

それでは、ごきげんよう‼︎

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