こんにちは‼︎プロ野球観戦歴40年のbadasstigerです‼︎
勝てば全てが報われる‼︎
ミスで勝ち試合を追いつかれ、その後マリーンズペースで進んだ試合でした。
流れが悪すぎる試合。
もう、連敗がしばらく続いてしまいそうな流れになってしまいました。
しかし、タイガースは延長11回に6-5でパリーグ首位のマリーンズにサヨナラ勝ちを収めました‼︎
この試合、あえて9回以降に焦点を絞って行きたいと思います。
この記事は、タイガース日本一をリアルに見てきた僕がこの試合の勝因を書き綴って行きます。
この記事を読むと、こんな事が分かる‼︎ ・タイガースの勝因が分かる‼︎ ・相手に流れを渡したプレーが分かる‼︎ ・タイガースに再び流れを呼び寄せた理由が分かる‼︎
大竹耕太郎痛恨の1発をくらう
タイガースの先発は、大竹投手でした。
初回からとても気合いの入ったピッチングで真っ直ぐ、変化球共にキレがありました。
連敗はオレが止める‼︎という気迫に満ち溢れていました。
4回には、不運な当たりが続きワンアウト満塁というピンチを迎えましたが後続をしっかりと抑えました。
その後もしっかりと抑えるのですが、7回に代打の大下選手にツーランホームランを打たれてしまいました。
大下選手の打席、追い込みながらインコースにストライクの真っ直ぐを取りに行ったところを打たれてしまいました。
ここは、勝負を急ぎすぎてしまいましたね。
高めにボール気味の真っ直ぐを投げていたら、おそらく三振してくれたような気がします。
そのくらい、大竹投手の真っ直ぐはキレていましたし、坂本捕手も緩急を自在に操り上手くマリーンズ打線を翻弄していました。
大竹投手は6回1/3を8安打されましたがホームランのみの2失点で抑えました。
実はこの試合、8回までは完全にタイガースのペースで進んでいたのです。
8回までで5-2。8回には欲しかった追加点も入って完全な勝ちパターンに入るのです。
しかし、9回に試合は暗転します。
全ての始まりは木浪のエラー
9回、5-2で3点リードでクローザーの湯浅投手が出てきて万全の勝ちパターンのはずでした。
そして、この回の先頭は7番の山口選手からでした。
そして、山口選手をしっかりとショートにゴロを打たせてワンアウトそう思いました。
しかし、ショート木浪選手が何と弾いてしまうのです。
かなりイージーなゴロを弾いてしまったこのエラーが後の惨劇の序章となります。
―9回はエラーが2つ出たり。
「最初(木浪)のなあ、バウンドがぽーんと跳ねとったみたいやけどな。まあ、今まであんまり大事なところで出んかったからな。今日はほんと失点に絡む、そういうエラーやったから。やっぱり、今まであんまり大事なところで出んかったからな。まあ、今日はね、ほんと失点に絡むエラーやったからな。タイムリーエラーやなしに、エラーからの3点やったんで。まあ、いろんなことがあったよな9回はな。それがもう野球かもわからんけどな。向こうも貯金があって、パ・リーグ1位のチームだから、そのへんは簡単には終わらないとは思っていたけど…。でも、3点だったら大丈夫だかなと思ったな。はっきり言って」
スポニチアネックスより引用
イージーに見えて少しイレギュラーしていたようですね。
しかし、プロ野球ですからあのゴロは処理して欲しかった…
続く、8番佐藤選手に繋がれてノーアウト一二塁。
イヤな予感がしてきました。
そして、ワンアウトから1番岡選手に三塁線を破られて2点差で尚もワンアウト二塁三塁になってしまいます。
この場面、佐藤選手が三塁線を締めていなかった事が悔やまれます。
三遊間は抜かれても1失点で、ワンアウト一塁二塁で済むところを長打でヒット一本で同点のピンチになってしまいました。
そして、その通り2番藤岡選手に一二塁間を破られて同点になってしまいました。
湯浅投手は、変化球中心に投げていて振ってもらえずにカウントが悪くなってしまいましたね。
それで、ストライクを取りに行ったところを痛打されました。
しかし、ここぞという時に一気呵成に集中打が出るところはさすがパリーグ首位のマリーンズです。
その後も、中野選手がイージーな当たりをエラーしたりこの回のタイガースは完全に浮き足だっていました。
全ての始まりは、先頭の木浪選手のエラーでしたね。
一つのエラーが大きなケガになる‼︎
これは、昨年からのタイガースの欠点でした。
この大事な場面で、それが出てしまいました。
サヨナラの芽を潰した代走・植田海の痛恨のミス
しかし、その裏エラーをした木浪選手がセンターへヒットを放ちノーアウトからチャンスを作ります。
ここで代走に植田選手が出ます。
そして、代打は小幡選手、バントすることは間違いない場面です。
ピッチャーのペルドモ投手は、仕切りに牽制してきました。
そういえば、7回にタイガースの加治屋投手が牽制をする時にマリーンズのファンがブーイングを飛ばしていました。
それを甲子園の大観衆が、拍手でかき消していましたね。
そして、8回に澤村投手が近本選手に対して牽制球を投げようとすると今度はタイガースの大観衆が大ブーイングをしてしまったのです。
これで、飲まれたのか澤村投手はボークをしてしまいました。
これが、追加点につながったのですが…
また、この場面でもマリーンズのペルドモ投手が牽制球を送るたびにまたしてもタイガースのファンから大ブーイングがおきました。
余談が長くなりましたが、植田選手がその異様な雰囲気の飲まれてしまったのかは定かではありません。
しかし、ここはバントがたとえ悪くても植田選手は俊足なのでしっかりと転がってから走れば良かったはずなのです。
しかし、スタートを焦ったのか牽制球に引っかかってアウトになってしまうのです。
今までもこういう場面で、度々やらかしていたのが植田選手です。
今年は、そういう部分が無くなっていたのですがこの大切な場面で大きなミスを犯してしまいました。
いずれにしても、この走塁ミスはとても痛かったですね。
流れが悪すぎる試合を救った小幡竜平
タイガースは、延長になってから11回に先頭の佐藤輝明選手がライトへヒットを打ちました。
久々のクリーンヒットでしたね。
ボールが上がらなかっただけで、いい打球でした。
明日から楽しみになってきました‼︎
そして、代打・梅野選手。
もちろんここは、バントなのですが、2球失敗してしまいます。
ここで、ベンチは作戦を変えてバスターエンドランを仕掛けて来ます。
これが、見事に成功してノーアウト一塁三塁になります。
結果オーライでしたが、バントを2球失敗した梅野選手は上手くリカバリーしましたがバントは決めて欲しかったなと思います。
「そうですね、まあ、交流戦に入ってから全部、バント失敗だからね。西武(戦)から。本当にね、バントが成功しないんで。だからああいう展開になるのかなと」
―佐藤輝が出塁し、梅野がバントできず、安打で結果的にはチャンスが広がったが?
「いやいや、まあ普通にセカンドね、バントでセカンドいうところやったけど。それはラッキーですよね。はっきり言って」
スポニチアネックスより引用
岡田監督も苦言を呈していますが、これも試合を左右する大きなミスになりかねませんでした。
そして、7番坂本選手は申告敬遠でノーアウト満塁になりました。
しかし、代打・ミエセス選手は一度もバットを振らないまま三振を喫します。
ストレートを待っていたのかも知れませんが、追い込まれた状態なので際どい球に反応くらいはして欲しかったです。
振らなければ、何しに出てきたのか分かりませんからね。
これは、かなり評価が悪くなる打席でした。
ワンアウトになって、途中から出ている小幡選手。
1-1からの3球目を、センターへ素直に弾き返し前進守備のショートを抜けるタイムリーでサヨナラ勝ちになりました‼︎
小幡選手のサヨナラタイムリーで全てのミスが水に流れました。
大竹投手の頑張りも無駄にならずに済んで良かったです。
勝って気分もいいので、しっかりと反省して今日からの試合に臨んで欲しいですね。
しかし、9回の悪い流れを断ち切ったのは若い2人のリリーフです。
チームを救った及川雅貴と浜地真澄
タイガースは、延長10回に及川投手が出てきました。
及川投手は、1安打はされましたが威力十分の真っ直ぐとキレのある変化球でマリーンズ打線をしっかりと0に抑えます。
完全にマリーンズに流れが向いて、劣勢に立たされた中でナイスピッチングでした。
そして、11回マリーンズの1番からの好打順のところを任されたのが浜地投手でした。
浜地投手は、先頭の岡選手をセカンドゴロに仕留めますが、ここは中野選手がいいプレーを見せてくれましたね。
そして、2番に入っていた和田選手は俊足を活かしてセーフティバントを仕掛けます。
一塁とピッチャーの間に上手く転がしますが、浜地投手が上手く処理してしかも大山選手が素早くファーストベースをカバーしてアウトにしました‼︎
この二つの好プレーが一つタイガースに再び流れを呼んだ気がします。
浜地投手は、1番からの好打順を三者凡退に仕留めます‼︎
この若き2人のリリーフが、再びタイガースに流れを呼び込みサヨナラへの流れを産んだのです。
開幕当初は、打たれることの多かった2人ですが、ここ最近はしっかりと自分の仕事を果たしています。
抑えるごとに自信もついて来ますし、このしびれる場面を抑えたことはまた一つ2人を成長させたことでしょう。
及川投手、浜地投手はこの日の紛れもなく隠れたヒーローです‼︎
まとめ
タイガースは、楽勝ムードをエラーから追いつかれ、そして走塁ミスでサヨナラのランナーを消してしまいました。
これだけ大きなミスをしておきながら本当によく勝ち切りました。
これも、延長から登板した及川投手と浜地投手がしっかりと自分の仕事を果たしたからですね。
本当に、自信にもなったと思いますし隠れたヒーローはこの2人ですね‼︎
今日は、佐々木朗希投手との対戦です。
いかに、球数を多く投げさせて早く降板させるかが勝負となります。
昨日の種市投手のように、初回からしっかりとじっくりと攻めていきたいところですね。
それでは、ごきげんよう‼︎

にほんブログ村

コメント