こんにちは、badass tigerです‼︎
今は我慢の観戦。
昨日の記事でそんな事を書きましたが、昨日の試合も本当にそんな試合になりましたね。
なかなか、打てないタイガースですが昨日の試合は1-0ですが勝利を飾りました。
昨日は、スワローズの元々先発予定だったピーターズ投手が急な故障で登板を回避しました。
代わりに、昨年までタイガースにいた尾仲投手に先発が変更しました。
たくさん点が取れるのでは?
と期待しましたが、尾仲投手の独特のテンポと荒れ球に、なかなか得点どころかチャンスすらありませんでした。
そんな中、タイガース先発の大竹投手が見事な投球を見せました‼︎
そして昨日は、坂本捕手がスタメンでしたが大竹投手を上手くリードしました。
今年は、岡田監督が梅野捕手をレギュラーとして起用する事を明言しています。
そんな中、昨日は坂本捕手がいいところをアピールしましたね。
プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルで見てきた僕がなぜこの難しい試合を守り勝てたかを見ていきます。
今日のこの記事で分かることはただ一点‼︎
・この試合を守り切れた要因が分かる‼︎
大幅なスタメン変更
昨日の試合、下位打線を大幅に変更してきました。
1.(中)近本 2.(ニ)中野 3.(左)ノイジー 4.(一)大山 5.(三)佐藤 6.(右)島田 7.(捕)坂本 8.(遊)木浪 9.(投)大竹
これが昨日のスタメンですが、6番から8番までそっくり入れ替えてきました。
連敗中だったので気分転換もあったのかも知れません。
―森下、梅野、小幡をスタメンから外した。「いやいや、まあ、1年間不動のメンバーでできないし、ちょうどね、雨中抜きでね、昨日は普通のゲームで負けたんで。そういう意味でも今日はだから、ホントはあそこ、ピーターズだったら森下だったんだけどね、右だったんで島田もいけたんでね。みんなもこれでスタメンとして開幕したし、おいおい調子とかもあるんでね。それは代えていこうとは思いますけどね」
―ピーターズなら森下の予定だった
「ああそうです、はい」
―結果的には休養という位置付け
「まあ休養というほど、そんな力ないと思うけどね、はっきり言うて。だからちょっとね、連敗したんでね、気分転換というか、長いシーズンね、そういう使い方になるかなと思いますね」
スポニチアネックスより引用
岡田監督も気分転換的にスタメンを変えてきた事を示唆しています。
打線が調子を落としていることもありますし、梅野捕手の疲れも考慮した起用だったはずです。
色んな選手をスタメンで使うことで、一軍選手たちのモチベーションを高めシーズン通して戦えるチームを作る意図を感じました。
そして、この試合で起用された坂本捕手が大竹投手の見事なピッチングを引き出します。
大竹投手好投の要因
タイガースの先発は、昨年の現役ドラフトでやってきた大竹投手でした。
広島での試合が雨で流れて、今季初先発になりました。
結果から言うと、6回を84球、3安打無失点とナイスピッチングでした。
しかも、2塁を踏ませないほぼ完璧なピッチングでした。
真っ直ぐに力があり、変化球も効いていてなかなかスワローズ打線に的を絞らせない投球でした。
大竹投手のナイスピッチングを上手く引き出したのは、坂本捕手でした。
特に、左バッターのインコースに効果的に真っ直ぐを投げて意識させてましたね。
1巡目は、真っ直ぐを多用して2巡目からは変化球を多めに放らせて的を絞らせない見事なリードでした。
そして、ゾーンを左右広く使ってもいました。
コントロールと多彩な変化球を上手く操り、素晴らしい投球を引き出していました。
このコンビが確立すれば、梅野捕手が効果的に休養が取れます。
更には、体力面で不安のある坂本捕手も週に一度の先発であればそのパフォーマンスを十分に出し切れるはずです。
この辺りの起用法は、岡田監督の巧みさを感じさせます。
その巧みな、シーズン全体を見据えた起用法は、リリーフの起用法に活かされます。
7回岩崎?そらそうよ
7回は、岩崎投手が投げました。
オスナ、サンタナ両選手にヒットを打たれてピンチを招くもしっかりと0に抑えました。
この7回は、クリーンアップの山田選手からという厳しい場面でした。
ここで岡田監督は、実績のある岩崎投手の起用を決めていたようです。
―今日は石井を8回に起用したが
「そうやね、やから後ろは湯浅がいるから、昨日もちょっと浜地、湯浅で行こう思ったけどその前でね。きょうはね、岩崎も久しぶりに持ち味というかね、低め低めに丁寧に投げていたので。春先が悪いって、まあ俺は今年からやけどちょっと春先はあまり良くないんで、どっちかというとどんどん投げさした方がええんかなと思うんやけどね、うん。でも開幕の時よりかはだいぶ良くはなってるよね、岩崎はね」
―石井は8回で行く
「いやいや、8回というか7、8はわからないけど、まだあの(7回の)クリーンアップは岩崎に行ってもらわないと」
―彼の経験から
「そらそうよ」
スポニチアネックスより引用
ひさびさに有名な岡田節「そらそうよ」が出ましたね。
余談はさておき、岩崎投手もいい悪いがはっきりとしていて心配な部分はありますが、実績は十分な投手です。
7回のクリーンアップという難しい場面では、実績のある岩崎投手でいこうという岡田監督の選手のことを考えた起用が見事にハマりました。
そして、8回を任された石井投手は、いい当たりを連発されましたが結果的には3人でしっかりと抑えました。
ただ、石井投手についてはただ結果論としてたまたまいい当たりをいい守備をして抑えたのではありません。
そこには、ちゃんとした根拠があるのです。
石井大智のテンポとコントロールが好守備を生む
昨日のタイガースは、守り勝ったと言う試合でした。
2回には、ノーアウトからのオスナ選手のレフトオーバーの当たりをノイジー選手がフェンス手前でジャンプして好捕しました。
このプレーで、大竹投手が乗っていけた部分がありました‼︎
守れる外国人選手って最高ですよね‼︎
そして、8回の石井投手登板時には好守備が連発します。
ノーアウトからの、川端選手の三遊間を抜けるかという当たりを佐藤選手がファインプレーしました。
佐藤選手の守備に対しては、厳しい事を常々言ってきましたが、このプレーはチームを救ったスーパープレイでした。
続く濱田選手のショートの当たりも木浪選手が上手く回り込んで、アウトにしました。
この2つのプレーは、いい当たりをされたけど2人が上手くプレーしてアウトにした感じがします。
実は、この2つの好プレーは石井投手のテンポの良い投球とコントロールの良さが生んだ好プレーなんです。
僕は、高校時代にソフトボール部でサードを守っていました。
コントロールが悪いピッチャーのバックで守っている時は、なかなか一歩目が出ずに苦労しました。
エラーもコントロールの悪い投手の時によくやってた気がします。
しかし、テンポよくどんどんストライクを投げてくれるピッチャーの時は守りやすく一歩目もスムーズに出ました。
おそらく、佐藤選手も木浪選手も石井投手が投げている時には、テンポよくコントロールがいいので動きやすかったはずです。
石井投手がいい当たりをされていても、いいピッチングが出来るのにはそういう理由があります。
僕は、今年のオープン戦から開幕にかけて多くの記事で石井投手を推しています。
個人的にも推しメンである石井投手の活躍には、喜びを感じます。
今後は、もっと場数を踏んでブレイクを果たして欲しいですね。
攻撃面では課題も噴出
ただ、いくらスワローズ投手陣が良くてもいつも1点しか取れないのは問題ですね。
昨日は、急遽の尾仲投手が登板で3回にはすでにアップアップしていました。
事実、先頭の近本選手にはストレートの四球を出します。
しかし、中野選手の初球に走らせてしまいます。
結果は、際どいタイミングでリクエストで判定が覆りアウトになりました。
尾仲投手の出来を見たら、じっくり攻めてもよかった場面です。
その後、中野選手も四球で出塁しますが、ノイジー選手が併殺に倒れて3人で攻撃が終わってしまいました。
続く4回にも、佐藤選手のヒットの後に、島田選手にエンドランを命じるもショートフライに倒れてしまいます。
島田選手には、小技でなんでもできることを期待して送り出しているはずです。
にもかかわらず、エンドランで絶対転がさないといけない場面でフライを打ち上げてしまったのはダメです。
中盤でなかなかランナーを進められなかった事がこの試合キツくなったポイントではないでしょうか?
キッチリとやるべきことをやってつないでいく、開幕3連戦のように原点に帰る時です。
得点を取るための、ランナーの進め方この辺りは今後の課題となります。
形を作っていくだけで、相手にはプレッシャーをかけていけます。
今日の試合では、この反省を活かして欲しいですね。
まとめ
昨日の試合は、タイガース投手陣とスワローズ投手陣との凌ぎ合いでした。
そんな中、タイガースがワンチャンスをモノにして勝利しました。
坂本捕手も久々のスタメンで、巧みに4投手をリードしました。
週に1試合、坂本捕手スタメンだと梅野捕手、坂本捕手双方のパフォーマンスを活かせるはずです。
今後が楽しみになる試合でした。
また、それぞれの投手達が持ち味を活かしてナイスピッチングをしてスワローズの強力打線を0に抑えました。
さて、今日の吉村投手もなかなかの難敵です。
浦添、神宮のオープン戦でも抑えられています。
なかなか、打ち崩すのは困難でしょう。
一方で、タイガースは才木投手。
前回のベイスターズ戦では、好投しました。
才木投手は、いかに低めに丁寧に投げられるかがポイントでしょう。
いずれにしてもまた、ロースコアの投手戦(貧打戦とも言う)になりそうですね。
タイガースとしては、しっかりと球数を投げさせて早めに吉村投手を降ろすこと。
そして、いかに、ランナーを出してセットポジションにさせてリズムを崩せるかがポイントになります。
近本、中野両選手の出塁がポイントになるでしょうね。
いずれにしても、打つ方は我慢の観戦になるはずです。
しかし、タイガースの打線が吉村投手を打ち崩してくれることを信じて観戦はしたいです。
それでは、ごきげんよう‼︎

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