こんにちは。badass tigerです‼︎
阪神タイガース開幕3連勝‼︎
本当に、見ていてワクワクするような試合をしてくれました。
選手達もとても伸び伸びと、自分の持てる力を存分に発揮していましたね。
岡田監督自身も、選手に声をかけたりヒットやタイムリーなど活躍した選手にハイタッチしたり盛り上げています。
2戦目の近本選手のサヨナラタイムリーの後、岡田監督が近本選手にハグをした場面が象徴的でしたね。
今まで、そういうことをする監督さんではなかったのでとても意外です。
岡田監督は、今回のチームに対して自らが若い選手に歩み寄り、プレーを伸び伸びしやすい環境作りをしているように見受けられます。
岡田監督は、変わったのか?
答えは、「否」です‼︎
岡田監督自身は、変わっていません。
ただ、自らを今の時代に合った指導をすべくアップデートしただけなんです。
今回は、そんな岡田監督の本質について記事にしました。
この記事を読むとこんなことが分かる‼︎
・負けが込んできて、調子が下がった時に岡田監督の原点が分かってまたタイガースを応援したくなる。
・岡田監督という人の本質が分かる‼︎
・岡田監督は選手がやりやすいような環境を与える監督だということが分かる

岡田監督は選手ファースト
岡田監督といえば、負けた時は特にですが、マスコミを通じて選手の批判をすることがあります。
そのことで、誤解を招きがちなんですが岡田監督は選手のことを1番に考えてくれる監督なんです。

ベンチの力で勝てる試合を増やしたいんや、おーん。
岡田監督は、よくこのコメントを出します。
しかし、このコメントの真意はベンチがあれこれ動いて勝つ試合を作るというのではありません。
実は、ベンチが選手達に働きやすい環境、ベストのパフォーマンスを出してもらうための環境を作るという意味なのです。
例えば、今年から打ち出した中野選手のセカンドへのコンバートは、中野選手の肩が弱いからという理由だけでありません。
中野選手のバッティングがいいということを考えて、守備の負担の大きいショートよりもセカンドの方が打撃でのパフォーマンスが上がるのでは無いかと考えたからなのです。
大山選手ファースト、佐藤選手サードと大砲でありチームの中心選手である2人の守備位置を固定しました。
守備位置を固定することで、バッティングに力を注ぎ込むことが出来ます。
そうすることによって、大山選手佐藤選手のバッティングのパフォーマンスも向上するのでは無いかという期待を込めての守備位置の固定でした。
岡田監督は、これと言った選手には、期待して使い続け後ろから見守ってくれる監督さんなんです。
そして、今年はレギュラー陣だけでなく控えメンバーの役割とパフォーマンスも重視しています。
それだけ、能力のある面々が揃っているということかも知れません。
今年は、ある程度自ら選手達に声をかけることが多くなりました。
そして、ベンチ内でも感情豊かに表現しています。
おそらく、自らが若い選手に歩み寄ることで選手達が伸び伸びとプレーしやすい環境を作っています。
岡田監督は、このように選手達がその時その時でどのようにしたら最高のパフォーマンスを出せるかということを考えている監督さんなんです。
選手のことを1番に考え、どのようにしたら選手達に最高のパフォーマンスを出してもらえるか?
その事を考えている監督さんなんです。
GAORA SPORTS
岡田監督の直弟子、鳥谷敬さんが語る選手ファーストの考え方
岡田監督が選手のことを大事にしていることが分かる上でタイガースで長きに渡ってショートを守り抜いた鳥谷敬さんが著書で岡田監督についてこう語っています。
プロの世界で最初の監督である岡田さんには、本当に多くのことを教わった。
入団前に、鳥谷がいれば、10年間はショートの心配は無いと言っていたと言う。
当時は前年優勝した時のレギュラーとして藤本敦士さんが在籍していたにもかかわらず、開幕スタメンで起用してくれたし、この年の夏には、藤本さんがアテネオリンピックに召集されたことをきっかけにショートを守る機会が急激に増え、翌年からは私ができるように定着することになった。
おそらく岡田さんのもとには「なぜ藤本を使わないのか?」という声が殺到したことだろう。
それでも、岡田監督は「鳥谷を起用することが、今後のタイガースのためになるのだ」という強い信念を持って私を使い続けてくれた。
その結果、少しずつプロ野球選手としての実力心構えを身に付けていくことになった。やはり「使ってくれた監督はいい監督だ」の言葉ではないけれど、岡田さんにはいくら感謝しても足りないほどだ。
選手としてはとてもやりやすい監督だった。
直接何かを言われる事はなかったが、いちど監督からの信頼を勝ち取ることができれば、どれだけ調子が悪くても「そもそも打つとは思って起用していないから、たとえ打てなくても何とも思わんよ」と、交代させられる事はなかった。だからこそ、目先のことに一喜一憂せずに、シーズンをトータルで考えて試合に臨むことができた。それだけでも、プレッシャーはかなり軽減されることになった。
選手がやりやすい環境をどうやって作ればいいのか。それをすごく考え、きちんと実践される監督だと言う印象がとても強く残っている。
鳥谷敬「他人の期待には応えなくていい」より引用
少し長いのですが、選手ファーストの岡田監督の考え方の一端は分かってもらえると思います。
そして、期待している鳥谷さんのように今はタイガースの全選手にこのような温かい眼差しを向けていることがこの開幕3連戦で分かりました。

失敗した選手には必ずリベンジする舞台を与える親心
日曜日の試合では、ツーアウトランナー2塁、島田選手の0-1のカウントから原口選手を代打に出してきました。
この場面について説明します。
相手投手は、ベイスターズのセットアッパー・エスコバー投手。
8回の裏までで、タイガースが4-2でリードしていますがベイスターズは3連敗だけは阻止しようと勝ちパターンの投手をつぎ込んできたのです。
ツーアウトを簡単に取られたものの、中野選手が四球で見事に出塁しました。
そして、次のバッターは途中から出ている島田選手。
タイガースは、仕掛けてきました。
中野選手がスタートを切ろうとしたのです。
しかし、スタートが早くエスコバー投手は一塁に投げます。
その時中野選手は、一目散に2塁へスタートしました。
結果は見事にディレードスチール成功です。

左(バッター)やったら盗塁するとこ見えへんやろ、おーん。
左バッターの島田選手は中野選手が盗塁するためのダミーだったのです。
中野選手が2塁へ行ったタイミングを見計らうかのように、原口選手が代打で登場しました。
この場面、前日のリベンジがかかっていました。
前日、ワンアウト2塁3塁で登場した。原口選手は、アウトコースの真っ直ぐに力んでしまいサードファウルフライををあげました。
そのリベンジの舞台を原口選手に与えるべく、代打に出したのです。
原口選手は、それに見事に応え前日と同じようなアウトコース高めのまっすぐを見事にレフトスタンドへホームランしました‼︎
このホームランは、原口選手がリベンジを果たしただけでなく次の9回に投げる石井投手に少しでも楽に投げてもらおうという岡田監督の親心もありました。
岡田監督は、原口選手に対する気遣いだけでなく、石井投手にもプレッシャーを軽くしようと心遣いしている姿が見受けられます。
また、開幕戦で失点したカイル・ケラー投手についても岡田監督は、リベンジの舞台を与えて自信を取り戻してもらっています。
-才木はしっかりゲームをつくっていた
「7回までというのはいうてたんだけど、ちょっとね。1点、初戦の入りもそうだったけど、ギリギリのところ、本当に苦しいところまでいかないで、その前に変えてやろうと思ったんだけど、2点入ったけど、あとのピッチャーも頑張ってくれたので。K・ケラーにしてもね、昨日投げさせなかったから、鬱憤(うっぷん)晴らしで投げろっていうたけど、いいピッチングしたね」
日刊スポーツより引用
土曜日の試合でも、多くの投手が登板している中出番のなかったケラー投手。
この2試合でかなり、精神的にもキツかったはずです。
使い方を間違えると、昨年同様しばらく自信を喪失しかねない感じになりかけてました。
しかし、日曜日にこのコメントで、試合でうっぷんを晴らしてこいと2点差の8回という厳しい場面で投入しました。
結果は見事に3人で抑えました。
ケラー投手は、岡田監督からのその一言でかなりやる気になったし、気持ちも楽にしてもらったはずです。
だからこそ、しっかりと結果を出すことが出来ました。
ケラー投手もリベンジをきっちりと果たして次に繋げました‼︎
失敗は、誰にでもあるし野球はそもそも失敗の多いスポーツです。
そんな中、原口選手にもカイル・ケラー投手にも早々にリベンジの舞台を与え成功体験を持ってもらいいいイメージで次の試合に臨ませる岡田監督の見事な起用法でした。
ここまで、述べてきて岡田監督はかなりのモチベーターです。
選手達のやる気を高めて、結果を出させるその力にものすごく長けています。

結果を出すまでの準備の大切さ
しかし、岡田監督がいくらお膳立てをしてもプレーをするのは選手たちです。
それに、昨年までの矢野監督もモチベーターとしては優秀な監督さんでした。
では、なぜ矢野監督は上手くいかなくて岡田監督の起用法は当たるのでしょうか?
その違いは、試合に向かうまでの準備力の違いです‼︎
岡田監督は、徹底して弱点である守備面を鍛えていきました。
相手に余計な進塁を与えない、アウトにできる範囲は確実にアウトにする。
そう言った、基本を大切にする監督です。
守備位置は一部のユーティリティ選手を除いては基本的に固定して、落ち着いて守りからリズムを産めるようにしていきます。
そう言った効果が、開幕3連戦の中野選手の好守備連発や小幡選手の中継プレーに結びついています。
また、弱点の速球対策をキチンとして真っ直ぐに基本は狙いを定めていろんなボールに対応できる打線を築いています。
そのため、ボールの見極めが良くなり打席の中で粘れるようになりました。
岡田監督は、打てないなら四球を選べばいいという監督さんです。

フォアボールは、ヒットと同じや、おーん。ヒットやったら1球やけど、フォアボールやったら最低でも4球投げさせてるんやで、おーん。そらでかいわ、おーん。
こんな事を選手にはいつも解いているのかも知れません。
選手達に、取り組んでいることの意義をしっかりと理解させて、日々の練習に励む。
そのことが、試合においてのいい結果につながっているはずです。
昨年までの、選手の自主性に任せて打撃中心で守備を疎かにしたチームとは明らかに見た目の明るい雰囲気は一緒でも違うわけです。
でも、昨年の矢野監督と同じように選手達と一緒になって喜ぶ岡田監督ってなんか丸くなって変わったなぁと思います。
ひょっとして、矢野監督が作ったチームの明るい雰囲気は岡田監督もそのまま残したかったのかも知れませんね。
スカパー!プロ野球セット
まとめ
まだまだ開幕してたった3戦ですが、今年のタイガース、岡田監督の野球が見えてきましたね。
流石の起用法ですが、やっているのは選手です。
選手のことを真剣に考えて、いいプレーができるような環境を与えてあげる。
そして、いい結果が出るためには準備をしっかりとさせる。
そんな、岡田監督はやはりいい監督さんではないでしょうか?
しかし、まだまだ発展途上の若いチームです。
いいところも悪いところもたくさん出るとは思いますが、これからも楽しみに応援していきましょう‼︎
さぁ、今日から広島で新井カープと戦います。
3連敗している相手なので、必死で勝ちに来るはずです‼︎
受けて立たないように、日頃の自分達のプレーをやって欲しいですね。
それでは、ごきげんよう‼︎


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