こんにちは、badass tigerです‼︎
スワローズとの厳しい3連戦が終わりました。
結果的には痛み分けでしたが、タイガースにとっては勢いをつけるまでには至らない3連戦となりました。
チーム状況がよく似たチーム同士の試合でしたが、よくよく試合の中身を吟味していくとまだまだかなりの差がありました。
特に、攻撃陣は決定的な差が今のところあります。
その差を埋められるかどうかが、今年の「アレ」への鍵を握っている気がします。
プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルで見てきた僕が感じた、セリーグ王者・スワローズと現在のタイガースとの差を記事にします。
この記事では、こんな事が分かる‼︎
・タイガースは、またまたこれからのチームという事が分かる
・スワローズは、成熟したチームである事が分かる
・タイガースの今後の展望が分かる‼︎

似たモノ同士のタイガースとスワローズ
タイガースとスワローズは、今年のセリーグの優勝を争うと言われている2チームです。
この2チーム、今のチーム状況がとてもよく似ています。
それは、打線の不調を投手陣がカバーしている点です。
スワローズのチーム防御率は、開幕9試合で脅威の0.77です‼︎
一方でタイガースも、チーム防御率は2.43と素晴らしいです。
ピッチャーが抑えて、粘って勝利をモノにするというチームカラーも似ています。
しかも、スワローズに至ってはチーム打率が168とかなり低いにも関わらず首位をキープしています。
タイガースは、チーム打率は246です。
同じように、貧打を守りで勝ってきている両者ですがそこには大きなレベルの差を感じています。
GAORA SPORTS
同じ打てなくてもスワローズの方に怖さを感じる3つの理由
タイガースとスワローズ。
同じように、現状打てていません。
しかし、この2チームには特に攻撃陣に、大きな差があるように思えました。
さて、どんな違いがあるか3つご紹介します。
・ホームランを打てる打者の違い
スワローズは7本ここまでホームランを放っています。
タイガースとの初戦では、オスナ選手の同点ホームランと山田選手の勝ち越しホームランと2本出ています。
スワローズには、ここぞという場面で、ホームランを打てる選手が複数います。
山田選手、村上選手、オスナ選手のクリーンアップにサンタナ選手や濱田選手にも一発があります。
これが、スワローズの強みです。
タイガースは、ホームランはチームで現在たったの1本。
しかも、代打起用が多い原口選手の一本だけです。
一発のある打者の少なさが、タイガース打線の怖さを打ち消しているといえます。
・中村捕手と梅野捕手の打撃の差
リーグを代表するそしてWBC世界一の捕手にまで成長したスワローズの中村捕手。
バッティングでもしぶといです。
今季は、ノーヒットが続いていました。
梅野捕手が打撃の調子が悪いと言われていますが、中村捕手は16打数ノーアウトでした。
しかし、日曜日に二安打放ちました。
しかも、この試合の梅野捕手の打撃は酷いものがありその差が歴然とした試合でもありました。
その差、それは…配球を読む力です。
中村捕手は、自身がキャッチャーであることを打撃にも活かしています。
結果、日曜日は才木投手のアウトコースの球を見事にライトへヒットを放ったのです。
配球を読むことに長けていて、状況に応じたバッティングが出来る「打てる捕手」としても活躍しています。
一方、梅野捕手はというと捕手なのに配球を全く読んでいないような空振りを連発して簡単に打ち取られています。
工夫も何にもない、梅野捕手の打席は期待感がゼロです。
この差がそのまま、スワローズとの差になって出て来ている気がします。
・「選ぶ」段階のタイガースと「仕留める」段階のスワローズ
タイガースは、今年から岡田監督になり狙い球を絞りじっくりと見ていこうという戦法に変わりました。
その効果は的面で、選んだ四球はリーグダントツの39個です。
開幕して8戦ですから1試合当たり4.8個実に1試合平均概ね5個は四球を選んでいるのです。
しかし、得点はなかなか入らないです。
それはなぜかというと、タイガース打線は現状のレベルでは「四球を選ぶ」レベルまでしか到達していないという事です。
逆に、スワローズは四球を狙いながら、反応で狙ったコースを打ち返しています。
先日の試合、オスナ選手と山田選手のホームランはまさに「失投を仕留める」レベルに達していたからこそのホームランだったんです。
その後の試合も、一点を争う攻防となる中で、一発が怖い両打者との対戦は投手の神経を奪うモノでした。
タイガースの打者だと仕留める段階で力んで自分の力を出せません。
四球は選べるところまで行っているので、今後はレベルアップさせて失投を捉えられるレベルに到達して欲しいですね!
フジテレビONE・TWO・NEXT
データーに基づいて緻密に作戦を練るスワローズ
スワローズの伝統として、データーをうまく分析して、対戦相手の対策に役立てている点です。
そして、そのデータを利用して高津監督の意のままに動ける選手の集まりである部分が大きいです。
タイガースは、岡田監督の作戦やチャンスにおいて力んで自分の力を発揮できない選手が多いです。
その違いは、場数ではないでしょうか?
スワローズは、セリーグ2連覇していく中でそれぞれの選手が自信をつけていったと感じます。
そして、高津監督の作戦にゆとりを持って取り組める選手も多くなったイメージです。
これもすべて昨年まで勝って来たチームだからこそ出来る方法です。
おそらく、スワローズは他チームに対してもデータに基づいた戦術でそれに沿った対策を監督コーチ、選手が一体となって行います。
だから、下位チームに対しての取りこぼしが少ないのだと思います。
タイガースが、下位チームのカープに対して勝ちきれなかったのに対してスワローズは3連勝しました。
おそらく、今のチームの成熟度の差が特に下位チームとの対戦に現れてくるはずです。
また、スワローズと違い、タイガースは、特にチャンスで自分で決める意識が強すぎて普段通りのバッティングができません。
平常心で自らの職務をまっとうするスワローズと緊張からカチコチになって体が動かなくなるタイガース打線との違いですね。
タイガースは、まだまだ若いチームなので場数をこなして岡田監督の戦術に応えられるように早くなって欲しいですね。
力の差を1番感じたのは岡田監督⁉︎
この3連戦、力の差をタイガース救援陣がよく踏ん張ったからこそ負け越さなくて済んだ3連戦でした‼︎
しかし、岡田監督は

打てんなぁ‼︎相手が良すぎるわ😅
そんな感じで、スワローズ投手陣が素晴らしくてお手上げ状態である事が分かりました。
ベンチで見ていて、攻撃時の場面ではお手上げで打てないと感じたはずです。
ボールをしっかりと見極めてはいましたが、いかんせんスワローズの投手陣がその上を行っていました。
一方でスワローズの打撃陣は、捕手の打撃、一発の怖さ、そして際どい球の見極め。
これらが、常に実行できる攻撃陣だったためタイガース投手陣は常にプレッシャーを掛けられました。
おそらく、岡田監督は現時点のチーム完成度の差を感じながら戦っていたはずです。
これから、試合が続いていく上でどう成長していくか?
「アレ」へ向けて各々の選手のレベルを試合をこなしながら上げていくしかありませんね。
スカパー!プロ野球セット
まとめ
まだまだ残念ながら、タイガースはスワローズに及ばない部分が多々あります。
しかし、以前のチームと比べていい若手が育って来ているので勢いがつくとスワローズにとっても厄介です。
タイガースが、今取り組んでいることをしっかりと習得してチームとして緻密な野球でスワローズを粉砕できるよう頑張って欲しいですね。
今日からは、東京ドームでのジャイアンツ戦です。
苦手な戸郷投手が早速出て来ます。
苦戦が予想されますが、タイガース打線、今年の取り組みを発揮できる大事な試合になることは間違いありません。
球数をしっかりと投げさせて、早めに下ろせるように戦って、そして複数得点を奪って勢いをつけて欲しいですね‼︎
それでは、ごきげんよう‼︎


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