こんにちは‼️プロ野球観戦歴ならびにタイガースファン歴40年のbadass tigerです‼️
自分でコツを掴め‼️
タイガースは現在、秋季キャンプの真っ最中です。
岡田監督など一軍の首脳陣が高知入りして、若手の指導に励んでいます。
岡田監督以下、今岡打撃コーチなどもしきりに「自分でコツをつかめ」ということを言っています。
監督やコーチは、技術的なことはアドバイス出来ても実際にやるのは選手です。
首脳陣は一つ二つアドバイスして、後は自分で考え工夫することを口を酸っぱくして言っています。
これは、監督コーチはいずれ変わり指導法は変わっていくけどそれに流されずに自分で自分のこれというポイントを見つけろという貴重な先輩からのアドバイスとも言えます。
タイガースは、特に人気球団のために注目度はものすごく高いです。
そのために、球界のOBたちがやってきては期待の若手に自分の理論を指導してきます。
中には、そのアドバイスを全部そのまま受け入れて自分を見失いダメになった選手もたくさんいます。
特に、まだ精神的にも未熟な高卒すぐの選手たちは先輩からの指導をそのまま受け入れがちです。
そして、コーチ陣も教えることが仕事なので自分の考え方を押し付けるコーチもいます。
それ故に、自身の長所が消されて自分を見失う選手がたくさんいたのです。
おそらく、タイガースの高卒の選手が育ちにくいのはそういう環境が大きいのかも知れません。
岡田監督は、そういう悪しき伝統を払拭して高卒の選手、特に野手を育てたい考えを持っています。
そのために、色んな指導をされても自分自身で自分のポイントを掴むことの重要性を述べています。
ちなみに、タイガースでは主力の近本選手や中野選手などはそのポイントを持っていると思います。
簡単に言うと、若手たちに自分で考えて工夫する力を養うことを教えているのだと感じます。
-初日はチーム全体を見た。
「ずうっと、そうやんか」
-来季の戦いが始まったような感じは。
「まだそんな感じせえへんわ。それは」
-目立った選手はいたか。
「今日は初日やからそこまであれやけど、強く振ろうと思っても力が入るだけでな。そんなに力を入れなくてもボールの速さを利用して打つとか、タイミングとかコツとか、そういうのを養っていかなあかんよな。だからあれやで、リストワークが弱いよな。俺らの時は大学の時、早稲田なんか風呂の中に石が3つか4つぐらい入れて(持ち上げる仕草をしながら)こないして…そんな原始的なことやってたけどな。でも今はいっぱい器具があるやん」 -監督はいつコツをつかんだか。 「オレはもう大学の時につかんだよ。1年目からあんな打たれへんよ(笑)。またプロ入って出直しじゃなかなかな、最初から打たれへんやんか」
-投手は毎日ブルペンに入るのか。 「うん、入る入る。1年目の2人は1日おきに。ウエートの日は入らんとか言うとったけど。まだ体づくりもやらなあかんわけやからな。でもええ体しとるよな、ほんまに。昔のあれと違うよな、高卒の1年生と」
-訓示ではアピールしなくてもいいとも。
「今の自分の姿を見せてくれたらええんよ。アピールいうたらやりすぎてしまうから、ケガのもとやで。1軍の戦力になるには、何が足らんかいうのをこの11月で分かればええやんか選手が。オフシーズンで自分なりに強化せなあかん部分とかな。それは何人か1軍キャンプに抜てきする言うたけどな」
-ビールかけで監督の応援歌を選手が歌った。
「久しぶりに聞いたわ、俺も」
デイリースポーツより引用
岡田監督の一問一答でも、自分でコツを掴むことの大事さを語っています。
このキャンプは、よくなるキッカケを与えることだと感じます。
秋に鍛えて、オフにどれだけその練習を積み重ねて来季の春季キャンプに備えるかということでしょう。
これは、間近で有望な選手が色んな人やコーチからいじられ自分を見失い消えていったことを見たタイガースOBでもある岡田監督だから出来ることだと思います。
そして、岡田監督もコーチ陣には教えすぎるなということを指示しているはずです。
それは、今岡打撃コーチが4年目の井上選手に対して「1から10ではなくて、1、2のことを言ってもらって気づくことが大事だと思っています」とアドバイスをもらったことでも分かります。
有能なコーチは、気づかせ屋と言います。
岡田監督は不調の選手に、一言二言アドバイスしてよくその選手が結果を出していることがあります。
それは、岡田監督が選手のことをよく観察していて、今ダメな部分を一つ二つ言ってキッカケを与えて選手自身に気づかせているからだと思います。
タイガース全体が、教えすぎずに選手に気づかせる指導法に変わっているのはとてもいい傾向だと感じます。
自分で気づき、化ける選手が来季どのくらい出てくるか楽しみですね‼️
それでは、ごきげんよう‼️

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