こんにちは‼︎badass tigerです‼︎
打てん中止‼︎
ではなく、昨日は早々に中止が発表されましたね。
天気予報が夜にかけて悪くなる予報でしたので、仕方ありませんね。
それにしても、甲子園では珍しいですね。
まさに、打てないから早めに中止にしたのでは?
というくらい早かったです。
ともかく、昨日は中止になってしまったので今日の記事は、現状のセリーグ全体の状態を見て、打てないのはタイガースだけじゃないよという事を書いていきます。
そして、勝負所に向けての戦い方を展望していきます。
くどいようですが、勝負はお盆を過ぎてからです。
お盆をすぎて地力のあるチームが抜け出すはずです。
その、勝負の夏へ向けてタイガースがどう戦っていくか見ものです。
プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルで見てきた僕が今後のタイガースの展望を語っていきます。
この記事を読むと、こんなことが分かる。
・まだ4月は、手探りの時期で戦力の見極めを行っている時期ということが分かる
・現在のセリーグは全体的に投高打低であることが分かる
・シーズンが進み各チームの選手層と地力の違いがはっきりとしてくることが分かる

セリーグは投高打低
プロ野球は、先週の日曜日でひとまわり対戦が終了しました。
NPB公式より引用
タイガースは、2位タイでスワローズと並んでいます。
とはいえ、全体的にダンゴでどこが抜けて強いわけではなく混戦模様ですね。
しかし、今年のセリーグは特に「投高打低」です。
実は、どのチームもあまり打てていないのです。
NPB公式より引用
これは、チームの打撃成績になりますが、どのチームも打率が低く打線に悩みを持っていることが分かります。
タイガースは225とリーグ5位の打率ですが、最下位のスワローズはチームの打率が188という体たらくです。
しかし、タイガースもスワローズも四球はたくさん選んでおり塁には出ることをやっています。
そして、タイガースの特筆すべきは犠飛の数。
これは、リーグでもダントツの14です。
これは、ランナーをいかに進めて、最低限得点に結びつけているかの証拠です。
昨年までは、ランナーを出しても進めても最低限返すことが出来ていなかったので、この辺りは大きく変わったところですね。
そして、タイガースがこれだけ打てなくても上位に踏みとどまっているのは投手力がいいからです。
NPB公式より引用
各チーム投手の防御率が、2点台と投手はいいです。
これは、毎年春先は投手がいいといっても異例です。
スワローズに至ってはチーム防御率が2.16とすごぶるいいんです。
確かにスワローズと対戦した時なかなか打てそうな気がしませんでした。
タイガースは、チーム防御率自体は2.72とリーグ4位でしたが、層の厚い投手陣が活躍しています。
とはいえ、投手力の違いはこれから季節が進んで大きく差が出てくるところです。
今後、どこのチームが浮上して、どこのチームが落ちていくかは、投手力にかかってくると言えるでしょう。
その点、タイガースは勝負の夏に向けて投手陣の層は厚いので有利に働きだんだんと浮上していくものと考えられます。
また、タイガースがこれだけ打てない中上位に踏みとどまっているのは、投手力だけではありません。
今年強化を進めた守りの面にあるのです。
タイガースの進化した守りの野球
NPB公式より引用
現時点での、チーム毎の守備についてのデータです。
これを見て、タイガースの守備力はかなり向上していることが伺えます。
失策は6と、スワローズと並んでリーグ最小タイです。
これを見ても守備力の大幅な向上が分かりますね。
特に今年は、守備位置の固定と中野選手のセカンドコンバート、そして外野送球なら改善と守備の改善に岡田監督は全力を尽くしました。

甲子園は守備からよ、おーん。
岡田監督は、甲子園を本拠地とするチームに適した投手を中心とする守りの野球を目指しています。
それについては、岡田監督のシナリオ通りに進んでいると見ていいでしょう。
そして、この守りの安定が打てない中上位にいることのできる1番の要因でしょう。
今後も、この守りの安定が浮上するカギとなることは間違いありません。

最大のライバルはDeNA、ヤクルト
昨年まで連覇を果たしたスワローズは、投手上位の戦いをしています。
タイガースよりも打てていないのは意外でしたね。
個人成績もあの村上選手も175でホームラン2本とあの不調・佐藤輝明選手とほぼ変わらない数字なんです。
現状、タイガースとスワローズは打てない中、投手力を中心とした守りで勝ちを拾っているという、同じような戦い方をしています。
ただ、スワローズはレギュラーの塩見選手と山田選手をケガで欠く中でのものです。
彼らが復帰したらまた、強い打線が戻って来るかもしれません。
また、中継ぎ投手陣がすごぶるいいので先発が5回6回持てばなんとかなるという安心感があります。
やはり、スワローズは強い感じがします。
しかし、それ以上にベイスターズの投打に渡るバランスの良さが光ります。
打者では、佐野選手を1番に起用し宮崎選手、牧選手が座るクリーンアップに破壊力があります。
そして、打線全体が真っ直ぐに強くどこからでも得点できる破壊力を持っています。
投手陣も先発、リリーフとしっかりしていて、WBCで戦列を離れていたエース・今永投手も帰ってきて万全の状態です。
やはり、この2チームがタイガースと「アレ」を争うことになりそうです。
いや、下手をするとこの2チームに置いていかれるかも知れません。
そうならないためにも、その他の3チームに対していかに貯金を作れるかがカギとなってきます。
TBSチャンネル1・2

戦力的に劣ると思われる残り3チームからいかに貯金を作るか?
まず、ジャイアンツは長年チームの主力として支えてきた菅野投手、坂本選手、丸選手が軒並み不調やケガで満足いくパフォーマンスが出来ません。
中田選手が気を吐いてはいますが、次の主軸となる選手が出ていない印象で、今までの貯金と名前だけで戦っている感じがします。
投手陣も、エース格の戸郷投手には苦戦しそうですが、その他の投手についてはあまり怖さを感じません。
クローザーの大勢投手までどう繋ぐかにも課題があります。
経験のある選手が多く試合巧者的な面はあるので、そこに注意したいところです。
今後、投手陣が整備されてきたら怖いですが、それほど苦戦する相手では無さそうです。
カープは、思っていたより頑張っていますね。
新井監督を見ていると、昨年までの矢野阪神を見ているようでなんだか懐かしい感じがしました。
とういうのも、新井監督が選手は家族だというコンセプトを打ち出して、選手達にある程度自由にのびのびとプレーさせている印象があるからです。
カープに関しては、クローザー栗林投手に不安があるのがまず心配な点です。
ただ、このチームは乗せると力以上のものを出してくるので気をつけたいところです。
特に、マツダスタジアムではファンの声援が後押しをし力を超えるものを発揮してきます。
タイガースの昨年までも、調子のいい時はとことん強かったはずです、今年のカープもそんな感じではないでしょうか?
しかし、昨年までのタイガースと同じでおそらくこのチームは一回調子を崩すとなかなか立て直しの効かないチームのように思えます。
そして、記録に残らないミスも多いので、今後はエラーやミスで落とす試合も増えてきそうです。
すでに、タイガースと対戦した2カードでその兆候が見えてきています。
とにかくカープは、いかに乗せないかがカギとなってきます。
とにかく、カープとはチーム状態が落ちた時にとことん叩いて貯金を作りたいですね。
ドラゴンズは、まず過渡期のチームです。
そして、立浪監督が動きの多い監督なのでメンバーがコロコロ変わっていきます。
そのコロコロが、いい方向に行けばいいのですがどうも空回りしているように見えます。
そして、そのことが選手に余計な不安感を与えてプレッシャーになっている気がします。
先日の試合でも、打線に怖さは感じることはありませんでした。
おそらく、タイガースファンの多くは同じことを思っていたから、日曜日に0点で抑えられるかもと思ったのだと推測します。
ドラゴンズに対しては、打線が普通の状態になったら当たり前に勝っていけるはずです。
ドラゴンズも、守りの面で不安があります。
タイガース打線がプレッシャーを与えていけば、勝手に崩れていくはずです。
だから、1番勝ち星を拾って貯金を作らないといけないチームがドラゴンズなのです。
ベイスターズ、スワローズとの直接対決が厳しいので「アレ」をするためには残りの3チームからいかに貯金を多く作れるかがカギとなってきます。
J SPORTS
岡田監督になりやりにくく感じている他チーム
他チームから見た阪神タイガースとは?
おそらく、「打線は弱いけど、ピッチャーはいいし守りはいい、だからいかに先取点を取るか」そんな見方だと思います。
相手チームもロースコアの展開をタイガース戦では、覚悟することでしょう。
そして、昨年までなら、我慢比べで勝手にエラーして自滅していたのに今年は守りから崩れないことで不気味な印象は与えているはずです。
今後は、守りをもっと磨き失点を防ぎながら、四球を多く選んで相手投手にも嫌なイメージを与えていきたいですね。
そして、多くの解説者がタイガースを優勝にあげていたので他チームからもマークがキツいと思います。
他チームもかなりいい投手をタイガースには当ててくるような印象があります。
その辺りも、打てない理由なのかも知れませんね。

まとめ
雨で中止のため、現在のセリーグ全体を見てタイガースだけが打てないわけではない。
そして、今後の展望について語ってきました。
こうしてみると、三強三弱になる可能性もありますが、まずはタイガースが地に足をつけた戦いをする必要があります。
そして、その戦いの下地は出来ていると感じています。
そのことは、守備力の向上に現れています。
守りの安定しているチームは、必ず浮上します‼︎
また、下位になると思われる3チームからいかに貯金が作れるかということもカギとなってきます。
「アレ」ができるチームはお得意様を必ず作ります。
暗黒時代のタイガース、そしてタイガースが強かったころの横浜銀行など。
タイガースがお得意様をどこから作るか注目していきたいところです。
それでは、ごきげんよう‼︎
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