もしあと1年タイガースにいたら?藤浪晋太郎について思うこと

阪神タイガース

こんにちは‼︎badass tigerです‼︎

雨で2日連続中止になりました‼︎

野球がないのはさみしいですね❗️

そこで今日は、最近考えてる事を記事にしました。

それは、もしもある選手がタイガースにいたら、どうなっていたのだろうという事です‼︎

もう、ハッキリといいます‼︎

藤浪晋太郎が阪神に残ってたら、今どうなってたんだろう?

藤浪投手は、今年からメジャーリーグへ移籍しました。

しかし、なかなか結果を出す事が出来ません。

アメリカからも、日本からも厳しい批判が出ています。

慣れない土地で、藤浪投手はとても苦しんでいるかと思います。

あえて、タイガースにいたら良かったのにとか、通用するワケないのにとかいう批判はするつもりはありません。

メジャーに行くという決断を決めたのは、藤浪晋太郎自身だからです。

本人の人生をかけた決断を、他人の僕がどうこういうつもりはありません。

彼が入団して、タイガースの将来に明るい希望を持ち実際夢を見させてもらったことに感謝しかありません。

しかし、彼に対しては本音は岡田監督の元、もう一年残って「アレ」に貢献してからメジャーに行って欲しかったという気持ちはあります。

プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルで見てきた僕が藤浪晋太郎に対する想いを記事にしました。

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メジャーで苦しむ藤浪晋太郎

昨年までタイガースにいた藤浪晋太郎投手は、今年からアメリカメジャーのオークランド・アスレティックスでプレーすることになりました。

オークランドは、メジャー球団の中でも弱く、あまりファンからの騒音は多くないチームではないでしょうか。

うるさいタイガースの環境からは、一線を画し静かにプレーしたい藤浪投手にしたら、やりやすい球団に入ったと思います。

しかし、今シーズン8試合投げて、防御率13.50、0勝4敗失点は何と30、自責点は29与えています。

そして19.5回投げて19個の四球を与えています。

タイガースにいた時と、何も変わってないどころか悪くなっています。

タイガースの環境がうるさいので、メジャーに行ったら静かで自分のペースでプレーできる。

そして、のびのびとプレーできるメジャーの環境は彼に合っている

だから彼は、メジャーの方が活躍出来る‼︎

そういう、評価を悪い意味で覆す結果となりました。

3年目までに結果を出してプロ野球界を舐めてしまった⁉︎

藤浪投手は、2013年から2015年までの3年間で35勝を挙げタイガースのエースとして活躍します。

しかし、藤浪投手はプロ入りして活躍する事で周りから持ち上げられます。

これが、タイガースの高卒選手の将来性を摘むことになるのです。

藤浪投手も

「プロの練習は、高校時代より楽」

といったニュアンスの発言が取り上げられます。

これは、当時の和田監督が選手一人一人を大人扱いしていて厳しい練習は課していなかったからです。

自分で考え、工夫せよというメッセージでもあったのです。

不動のレギュラー、鳥谷選手なんかは誰よりも早く球場に入り、誰よりも遅く球場を出るという練習漬けの毎日でした。

そんな姿を見ていたのか、そうではないのか?

藤浪選手は、おそらく当時与えられた練習しかしてなく、高校時より楽に感じたという素直な感想だったと思います。

しかし、プロ野球に入った以上与えられた練習より結果を出すために自分で工夫して練習しなければなりません。

だけど、高卒でまだまだ精神的に未熟な状況で、タイガースのある関西ではマスコミも含め持ち上げられます。

また、周囲からの誘いも多く、それを断りきれない難しい環境にあるタイガースでは若い藤浪投手にとってストイックに野球だけに打ち込めなかったのかもしれません。

タイガースが特に高卒選手が育たない理由については、先日の記事で詳しく語っています。

ただ、プロ入りしてから練習が足りなくても結果を出していた若い藤浪投手は、プロ野球はこんなもんだと油断してしまっていたのだと感じます。

しかし、和田監督から金本知憲監督に変わった2016年から徐々に歯車が狂い始めます。

藤浪の161球を僕は支持するワケ

金本監督は、就任後から藤浪投手にエースとしての役割を期待して厳しく接します

藤浪投手も、厳しくされることを支持するというコメントを出してこれから本当のエースとしてタイガースを、支えてくれるものと信じていました。

しかし、シーズンが進むにつれて相手からも研究されたのか徐々に調子を落としてしまいます。

その時、僕が気に入らなかったのが打たれてマウンドを降りる時に腕を振り、首を捻りながらフォームの確認をする事でした。

そういう準備は、試合が始まる前からやるのではないの?

そして、打たれた言い訳をしているように見えてかなり不快でした。

そして迎えた、2016年7月8日甲子園でのカープ戦のことでした。

この試合、藤浪投手は調子が悪く、初回から四球も多くヒットもたくさん浴び3失点、その後も3回までに5点取られます。

打たれて、藤浪投手は打たれた悔しさから、ベンチで厳しい表情をしているのかと思いました。

しかし、この時もイニング終わりに半分ニヤけながらフォームの確認をしベンチではヘラヘラ笑って試合を見ていました

テレビで見ていた僕も、流石にこの藤浪投手の態度には腹が立って「こんな奴のためにリリーフを用意する必要ないよ」と思いながら観戦していました。

外から見ていて、こうだったのですから中にいた金本監督はやはり腹がだったのだと思います。

ベンチの中で、般若のような表情でいて、藤浪投手がいくら打たれても変えませんでした。

結局、8回まで投げさせて、161球7安打5四球1死球8失点という散々な出来でした。

8回は、もうフラフラで金本監督に対する批判がたくさん出ていました。

「壊れる」「見せ物にして自信を無くしたらどうする」「かわいそう」

しかし僕は、こんな態度の藤浪投手のためにリリーフなんか出す必要ないと思ってました。

「こんな奴のために投げるリリーフの方がかわいそう」そう思いました。

だって、自分が四球で自滅して多くの失点をし、負けが濃厚になってきた上にベンチでヘラヘラしていたのですから‼︎

特に、エースとしての自覚を促したシーズン、なかなか勝ちに恵まれていない時期でしたからより悔しさを全面に出してほしかったのです。

そして、この態度を見て、自分の代わりはいないから少々悪くても次が良ければいいやって態度にも見えました。

努力で成り上がった金本監督からすると才能だけでやって来たように見えて、藤浪お前舐めるなよという気持ちだったと思います。

この時タイガースファンのほとんどは、金本監督を、批判していましたが僕は藤浪晋太郎の思い上がりの方が今後心配になりました。

そして、その危惧は当たっていました。

自分を見失った藤浪

この試合が契機となったのかどうかは分かりません。

しかし、徐々に階段を転げ落ちるように藤浪投手の成績は落ちていきます。

16年は7勝を挙げましたが、わずか3年後の19年にはプロ入り初の0勝と苦しみます。

右バッターのインコースには、ボールが抜けて当たりそうになりました。

150キロを超える球がインコースへ抜けてくるので、本当に凶器のようなものでした。

メジャーからカープに帰ってきた、黒田投手へインコースの体に当たりそうなところへ投げてしまい怒った黒田投手と乱闘になりかけました。

自分は、右バッターに当てようとは思っていないけど意図してコントロール出来ず抜けてしまったのです。

自分自身で、どうしたらいいか分からなくなったのだと思います。

その頃には、盛んに精神的なところから不調になる「イップス」ではないのかという議論も出ていました。

2016年シーズンより制球難を露呈するなど不調に陥り、2017年は特に右打者の内角への制球に苦しんで右打者に対して四死球を与えることが多く、一軍では右打者の頭部付近への死球をきっかけに乱闘騒ぎを引き起こした他、二軍でも頭部死球による危険球退場を経験した。この不調の原因として「イップスの発症である」とする声が複数挙がり、様々な憶測を呼んだ。スポーツ選手のイップス改善などに従事する阿部久美子は、藤浪がイップスであることを断言している。

これに対し、一部の野球解説者・評論家は藤浪の制球難をイップスと断定することに否定的な立場を示しており、阪神OBである江本孟紀は、2016年の時点で心の問題ではなく走り込み不足が要因であることを指摘していた他、桑田真澄は、2018年3月に行った藤浪との対談で「藤浪くんに足りないのは技術力」と述べている。また、谷繁元信、落合博満、2019年秋季キャンプから臨時コーチとして藤浪を直接指導している山本昌なども、制球難の要因はメンタル面ではなくあくまで技術面の問題であると指摘している。

藤浪本人は自身の制球難について「技術的根拠がなくフィーリングだけでやってきた」ことが要因である可能性に自ら言及。前述の乱闘を引き起こした際には、試合中に捕手の梅野に対して「直球のリリースの感覚がないんです」と告白していたことを明かしている。2017年のシーズンオフに取り組んだ本格的な動作解析により、疲労の蓄積や筋肉量の増大などによって「体の使い方のズレ」が生じていることが判明。その結果、体を正しく操るための技術が不足していることが制球難の要因であると結論付けられるに至った。それ以降は各年のオフ期間を中心に、様々な科学的・理論的アプローチから身体機能を解析・分析し「安定して立ち返れる場所」、新たな「技術的根拠」の確立に取り組んでいる。また、ダルビッシュ有やクレイトン・カーショウらとの合同自主トレでは、大幅な肉体改造などにも取り組んだ。

藤浪の制球難による与死球は他球団や選手からも警戒されており、藤浪が先発時には相手チームは右打者の主力選手をスタメンから下げる他、右打者に左の代打を連発されている。

Wikipedia「藤浪晋太郎」より引用

しかし、そういうメンタル面技術面でさまざまな取り組みを行なっても、制球難を克服することが出来ず袋小路に入ってしまったのです。

藤浪メジャー行きを決断

こうして、昨年まで自分を見失ったままこのままではいけないと思ったのか、環境を変えるために今年からメジャーリーグへ行くことを決意しました。

タイガース球団としては、お金は入るし日本の他球団に行かれることのないメジャーのポスティングは願ったり叶ったりだと思います。

この決断を応援するファンは、多かったですね。

タイガースの同僚選手たちも、甲子園でエールを送り温かく送り出します。

僕は、藤浪投手に頑張ってタイガースとファンを見返して欲しいと思う反面メジャーでの活躍は難しいかもと思っていました。

なぜなら、阪神時代最後の昨年も、突然コントロールを乱して集中的に失点するクセが直っていなかったからです。

そのクセを、確信をもって直さない限り環境を変えようが藤浪投手の活躍は難しいと思いました。

解説者でタイガース日本一の時のエース・池田親興さんもこう語っています。

阪神OBで、現役時代に先発も抑えも経験している評論家の池田親興氏は、こう分析している。

「メジャーにいけば藤浪が変わるという意見もあったそうだがメンタルとメカニックが劇的に変わらねば、それは単なる幻想だ。阪神時代からそうだったが、手足の長い藤浪は、どうしてもテイクバックが大きく、リリースまでの体の“振り幅”が大きくなるので、一度崩れると、なかなかメカニックの狂いを修正できない。悪い時はラインからテイクバックした際の腕の位置が外れる。下半身も含めて関節への負担が多い投球フォームをしているので、パワーは出るが、安定感を作ることが難しい。ひっかける、抜けるの修正作業に加え、”またボールになればどうしよう?”というメンタルが重なり、自分で自分をコントロールできなくなってしまう」

Yahooニュース「RONSPO」より引用

またおそらく、このままタイガースに残っていても良くて先発5、6番目争いだったと思います。

だからこそ、あと1年でも日本に残って先発争いに勝ち無双してから、メジャーに行っても良かったのにと思います。

それは、タイガース監督が岡田監督になったからです。

岡田監督なら藤浪を再生出来ていた⁉︎

今年から監督に就任した岡田監督は、とにかく選手がどのようにしたら活躍できるかを考えてくれる選手ファーストの監督さんです。

もし、藤浪投手が残っていたらどれだけ悪くても一軍の先発で我慢していたと思います。

やはり、タイガース藤浪晋太郎という名前はそれだけ大きいのです‼︎

だからこそ、打の大山、佐藤の成長と並んで投の藤浪の復活は岡田監督にとっての大きな使命となるはずでした。

そして、一右打者の目線から効果的なアドバイスを直接送っていたはずです。

そして、いくら打たれても四球を出しても岡田監督自らの責任で藤浪投手を使い続けていたはずです‼︎

だから、藤浪投手は岡田監督の元だったら完全復活を果たせたのでは無いかなと思っています。

岡田監督の元で無双したのち、「アレ」をして胸を張ってメジャーに挑戦する姿を見たかったし、その世界線を今でも夢見てしまいます。

まとめ

雨でタイガースの試合が2試合連続で、中止になりました。

今日は、直接今のタイガースに関係ない記事で申し訳ございませんでした。 

しかし、タイガースの藤浪晋太郎に夢を見させてもらったので、今の彼を見ていてどうしてもやりきれない思いがありました。

単純に頑張れとも思わないし、努力が足りないから今後活躍できないと言うつもりもありません。

ただ、選手の事を考えてこれという選手には特別に扱う岡田監督だったら、藤浪投手をどうしていたのかなぁと思います。

おそらく、相当なチャンスを与えていたと思いますし、かなり岡田監督が叩かれていたと思います。

今までの藤浪投手の経緯も確かに、ダメになる要素がありました。

でも、新しいチャレンジをする藤浪投手に対しては素直に応援したい気持ちがあります。

出来ることなら、ここから覚醒してメジャーで無双して欲しいものです。

何か、コレというポイントを見つけて欲しいですね‼︎

また、明日からは引き続き今のタイガースについて書いていきます。

それでは、ごきげんよう‼︎

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