こんにちは‼︎badass tigerです‼︎
「完敗〜ルネっサーンス」
ネタが古くてすいません❗️
でもこんなことでも言っていないとやってられないくらいの完敗をタイガースはしました。
昨日は、東京ドームでのジャイアンツ戦。
1-7で敗れました。
ジャイアンツ先発・戸郷投手に見事にしてやられた試合でした。
7回87球、3安打無失点。
タイガースの先発・西勇輝投手も粘り強く投げていましたが、6回2/3を97球で3失点でした。
その後は、浜地投手が試合を壊して大差がついたゲームとなりました。
この試合、ジャイアンツのタイガースに対する対策とそれを見事に実行した戸郷投手が素晴らしい試合でした。
プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルで見てきた僕がこの試合の敗因を分かりやすく解説していきます。
一言でいうなら「未完成ゆえのもろさ」これにつきます‼︎
この記事は、こんな事が分かる
・ジャイアンツと戸郷投手がやったタイガース対策が分かる
・タイガースが未完成のチームだという事が分かる
・同じ完敗でも昨年までとは違うことが分かる

ジャイアンツの分析力とそれに応えた戸郷投手
ジャイアンツと戸郷投手は、明らかに今年ボールをよく見て粘ってくるタイガース打線の特徴をよく分析して対策していましたね。
戸郷投手は、早いカウントから早い真っ直ぐを高めのストライクゾーンに放ってカウントを作り追い込んでいました。
早めに追い込むと、打者はどうしても戸郷投手のフォークボールがちらつきます。
そのため、速いボールに差し込まれるシーンが連発しました。
力のある真っ直ぐ対策を、秋のキャンプから徹底して行って来たタイガースです。
しかし、エース級の本気の真っ直ぐに対してはまだまだ対応が出来なかったですね。
粘って戸郷投手を早く引き摺り下ろしたかったところですが、それをさせないジャイアンツの分析力と戸郷投手のナイスピッチングでした。
そして、これがまだまだ完成されていないタイガースの未熟な部分が出てしまいました。
しかし、この場面を何とかしたらもしかしたら試合がもつれた可能性があるシーンがありました。
スカパー!
痛かった初回のノイジーの打席
初回のツーアウトランナーなしの場面。
3-2から、ノイジー選手が高めのボール球に手を出しての三振は痛かったシーンです。
あのボールを見逃せていたら、この試合はもっともつれていたかも知れません。
ノイジー選手も、ボール球に手を出しての三振がメンタルに影響したのかその裏の守りで、先頭のオコエ選手の打球を後ろにそらすミスを犯してしまいます。
そして、このプレーが失点に結びつき試合そのものが重くなってしまいました。
結果論かもしれませんが、あの場面ノイジー選手が見逃せていたらあの後逸がなくて試合がもつれて勝機も見えてきたのかも知れません。
ただしかし、そもそも他のバッターも戸郷投手の球に芯に当てることがおぼつかなかったです。
GAORA SPORTS
エース級の本気の真っ直ぐを打てないのが今の実力
タイガース打線特にクリーンアップはノーヒットに抑えられました。
特に、4番大山選手は4打席中3打席でポップフライを上げてしまいました。
真っ直ぐを狙っているのは分かりましたし、真っ直ぐを打ったのはいい狙いでした。
しかし、力みからかタイミングがズレて芯に当てる事ができず全てポップフライという残念な結果になりました。
5番佐藤選手も、打てない焦りが打席で見られジャイアンツバッテリーに翻弄されていました。
そして、7番梅野選手も見ていて打てる気がしない感じでした。
何を狙って打席に立っているのか分からない意味のない打席が続いています。
そして、その間を挟まれた森下選手もタイミングが昨日は全く合わずにポップフライが多くなりました。
森下選手も大分調子を落としているような気がしていて心配です。
一方で、8番の木浪選手は2安打で調子の良さをアピールしています。
ただフライが多いのは、戸郷投手が良かったこともありますし、タイガース打線の力みが生んだものとも言えます。
いくらジャイアンツが対策を練ろうと、エース格・戸郷投手がいいピッチングをしていてもそれを打ち崩さないことには「アレ」出来ません。
この試合の結果を糧に、悔しさを打ち晴らしてベストピッチの戸郷投手を打ち崩して欲しいものです。
未完成で未熟な打線だから、今後の伸び代に期待です‼︎
よく守った守備
昨年までなら、「伸び代」なんてこんなポジティブな言葉は出てきませんでした。
昨年の打線も同じく未完成。
しかし、昨年の未完成はおそらく未完成のままなんだろうなというくらいに手も足も出ない状態が続いていく事が見えてたからです。
今年は、打てないのは真っ直ぐに弱いからだということを認め、速い真っ直ぐに対応できるトレーニングを行ってきました。
開幕までに、間に合いませんでしたし、今は、疲れも出てくる頃かもしれません。
しかし、疲れても粘ってボールをよく見て四球を選んでいくという取り組みを行っています。
その事が、今年の敗戦をポジティブに考えられるポイントの一つです。
そして、今年の敗戦をポジティブに受け入れられる要素のもう一つがこれです‼︎
しっかりと守れること
昨日の試合では、ノイジー選手が痛恨のレフト前ヒットを後ろに逸らすというミスを行ってしまいました。
しかし、いいプレーも連発しています。
まずは、4回の裏ジャイアンツは中田選手がツーベースで出塁しました。
続く坂本選手がライトへやや大きなフライをあげます。
そして、中田選手はタッチアップで三塁へ向かいます。
しかし、ライト森下選手から中継の中野選手へ、そして中野選手からサードの佐藤選手へストライク送球。
中田選手はアウトになりました。
中田選手の足でサードに行ったのは暴走だったかもしれません。
しかし、今年のキャンプからずっと取り組んでいる中継プレーでアウトに出来たことは素晴らしいです。
この守り一つを見ても、昨年との違いが顕著に現れている部分です。
また、7回裏ワンアウト満塁から代打・長野選手の打席。
長野選手は、一二塁間へ詰まったゴロを放ちます。
ファーストの大山選手は、半身になりながらキャッチし、悪い体勢ながらホームへ送球しました。
ボールは、ストライク送球でアウトになりました。
通常詰まって体勢が悪い中で、ホームに投げるのは難しいです。
特に、重心が二塁へ行っていた中で切り返してホームへいい送球が出来たのはファインプレーといってもいいでしょう。
BSで解説をしていた元・ヤクルト宮本慎也さんも
あの体勢だと、2塁へ投げたくなってしまうんですよ
NHKBS1より引用
名手もそう認めるナイスプレーでした。
この回その後、失点はしましたが守れるタイガースをアピール出来ました。
とは言え、そういっても完敗は完敗です。
近いうち、いや今日の試合からでも起爆剤を入れるため選手の入れ替えをしてくるかも知れません。
スカパー!プロ野球セット
入れ替えあるかも
昨日の試合前、岡田監督はこんな事を言っています。
―渡辺は2軍で死球
足やろ。
―明日から合流
もう新幹線乗ってるよ。
―登録は練習見てから
そうやな。
―スタメンもある
いや、まだ明日見てからや。ヒット打ったいうてたな。
スポニチアネックスより引用
昨日の2軍戦、体調不良で2軍調整の渡邉選手がサードで出場しました。
昨日の試合の佐藤選手を見ていると、とても打てそうな気がしません。
インコースの速い球で攻められ、落ちるボールを効果的に使われる。
また、インコースをずっと攻められて打ち取られる。
同じパターンでいつもやられるイメージです。
同じパターンで、やられるのは見た目的にも印象が良くありません。
そこで、今日は左腕が先発ですし先発サードを渡邉選手に変えてくる可能性が高いでしょうね。
そこでどうなるか?
渡邉選手が活躍してしばらくサードを獲るか?
佐藤選手が復調して、スタメンを奪い返すか?
今日のスタメンサードには要注目です‼︎
そして、オープン戦からずっと不安定だった浜地投手。
昨日の試合は、2本のツーランホームランで試合を壊してしまいました。
ホームランを打たれた球は2球ともインコースの真っ直ぐ。
おそらく、梅野捕手はインコースの真っ直ぐで詰まらせることで浜地投手にもう一度自信を取り戻してもらう狙いがあったはずです。
しかし、球威がなく中田選手と大城選手に見事にスタンドまで運ばれてしまいます。
おそらく、浜地投手ももう一度ファームからやり直すことになるでしょう。
――巨人打線は状態上がってきた。
「いや、状態上がってるいうか、今日はオコエなぁ。ほとんど勝負ではオコエにやられたようなみたいやけど。だから、状態上げるようなんやったらあかんわな。最後、浜地にしてもな。ほんま、何とか立ち直るそういうアレをやったけど、しんどいよな。ボールが飛ぶよな、なあ。ホームラン3本か。ヤクルトからな」
――1点返したあとだけに。
「いやいや、2点なあ。1点取って分からへんし、ちょうどな、いい展開言うたらおかしいけど、浜地も立ち直るにはええ点差言うたらおかしいけどな、おーん、そう思たけどな」
――下(2軍)も考える。
「そら考えなあかんやろな、こんだけそらお前、結果投げて打たれとったらな。そらしょうがないわ」
スポニチアネックスより引用
岡田監督も降格を示唆しています。
しかし、浜地投手の力が必要になってくる時が必ずあるはずなので腐らずに調子を立て直して欲しいですね。
ただ、心配なのが森下選手です。
昨日の打ち取られた内容が詰まった当たりばかりで、よくありませんでした。
――打線が沈黙。
「打てんなあ。差し込まれるばっかり、ポップフライばっかりやもんな、フライが」
――戸郷も状態は良いほうだったと思うが?
「思ったよりもストレートが多かったよなあ。きょうは。うーん、前半からなあ。そら多いのはわかるわけやからなあ」
――なかなか佐藤輝に快打の兆しが見えない。
「そら見えへん。見てのとおりやんか。そんなん、お前。そういう質問は分かっていることやから、あんまり…。結果論を言うてもしゃあないやん」
――クリーンアップが無安打。 「おーん、もうだから差し込まれのフライばっかりやからなあ」
――森下も3試合ぶりにスタメンに出たが。
「いや~ちょっとまたおかしなってんもんな。バットでえへんもん」
スポニチアネックスより引用
佐藤選手の不調と共に、森下選手が不調になったことも示唆しています。
昨日がたまたまなのか?
疲れから不調になってしまったのか?
注意深く見守っていきたいですね。

まとめ
昨日の試合、戸郷投手に見事にやられました。
タイガースの事をよく調べた上で、うまく戦術を練ってきた感じです。
しかし、そんなのは当たり前に他のチームはやってきます。
例えば、スワローズなんかは対策を徹底的に練られた上で相手を上回る打撃をしてきます。
その結果の2連覇なのです。
タイガースも対策を練って、苦手をどんどん突いてくる相手に打ち勝っていかないといけません。
まだまだ未熟で、そこまでいかず苦しい戦いが続いていますが必ず乗り越えて相手の上を行けるものと信じています。
という事で、しばらくは苦しい戦いが続いていくと思いますが、成長して難しい相手を倒していく姿を見守っていきたいです❗️
そして、その先に「アレ」が見えてくることを信じて‼︎
それでは、ごきげんよう‼︎

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