ついに開幕‼︎修正したエースと岡田野球を体現した若虎

阪神タイガース

こんにちは‼︎badass tigerです‼︎

ついにプロ野球が開幕しました‼︎

我らが阪神タイガースは、横浜DeNAベイスターズと戦いました‼︎

結果は6-3で見事に勝利して開幕戦を白星で飾りました。

昨年の6点差を逆転された悪夢を払拭する見事な戦いでした‼︎

昨日の記事でついに今年から本物のプロ野球が見られる‼︎と語りましたが本当に見応えのあるいい試合が見られました‼︎

【阪神タイガース】いよいよベールを脱ぐ岡田野球‼︎その注目ポイント3選
こんにちは‼︎badass tigerです‼︎いよいよ今日からプロ野球が開幕します‼︎今年からタイガースは、岡田彰布監督が就任して、選手たちは緊張感を持ってプレーしています。キャンプからオープン戦まで昨年と違った様...

最後はヒヤヒヤしましたが、楽しく観戦出来ました‼︎

そして、今年の岡田監督のやりたい野球をたっぷりと見せてもらうことが出来ました‼︎

そんな見事な勝利を飾った開幕戦をプロ野球観戦歴40年の僕が見た、タイガースの勝因を記事にしました。

この記事では、こんなことが分かる。

・今年のタイガースの戦い方が分かる

・エース青柳投手が今年どれだけやれるかが分かる

・岡田監督のやりたい野球が分かる
スカパー!プロ野球セット

修正してきたエース青柳晃洋

昨日のベイスターズは、見事に左バッターを並べてきましたね。

1(一)佐野
2(三)林
3(中)神里
4(ニ)牧
5(右)楠本
6(左)関根
7(捕)戸柱
8(遊)森
9(投)石田

4番の牧選手以外は全て左バッターでした。

好打者の宮崎選手もタイガースが苦手にしている太田選手や桑原選手、そして大砲ソト選手も右バッターなのでスタメンから外してきました。

それには、理由があります。

青柳投手は、元々右バッターより左バッターを苦手にしています。

その上、オープン戦の終盤、左バッターのアウトコースのボールが全て抜けて大きくボールになっていました。

その為、ストライクはインコースでしか取れずに狙い球を非常に絞りやすい状況だったのです。

開幕直前でこの状態だったので、非常に心配されましたし、相手チームは左を並べてくるかもしれないと実感しました。

しかし、それにしてもベイスターズは極端にやってきましたね。

いきなり開幕戦で青柳投手の今年の試金石となる、試練を与えられました。

結果は、5回2/3を2安打1失点とまずまずの内容でした。

しかも、4回まではパーフェクトとしっかりと修正してきました。

特に、左バッターに対しての外の球が抜けることなくしっかりとコントロールされていたのを見て安心しました。

流石‼︎2年連続最多勝は、伊達ではありませんね‼︎

6回はやや疲れも出たのか打ち込まれて、早めの交代になりましたが開幕戦という事を考えると素晴らしいピッチングでした。

左バッターを並べた相手にこれだけ投げることができたので今後は、左バッターばかりを極端に並べてくる事も無いかも知れませんね。

今年も青柳投手は頼れる存在になりそうです😊

岡田監督のやりたい野球を体現した小幡竜平

今年、岡田監督になり、やりたい野球はハッキリとしています。

それは

投手を中心に、守り勝つ野球

です‼︎

そのためには、守備の強化は欠かせませんでした。

守備の強化の為に、昨年までショートだった中野選手をセカンドにコンバートして、ショートは肩が強く守備範囲の広い小幡選手に託しました。

そうすることにより、センター近本選手、キャッチャー梅野捕手と共にセンターラインが安定します。

このコンバートした効果が、早速開幕戦から出ました。

まずは初回に、俊足の林選手のセンターに抜けそうな打球をセカンド中野選手がナイスキャッチ、そして素早い送球で見事にアウトにしました。

昨年までなら確実に抜けていた打球でした。

しかし、中野選手をセカンドにコンバートしたことでセカンドの守備が安定しました。

そして、何といっても昨日のヒーローは小幡選手です‼︎

4回ノーアウトから、佐野選手のショートを越えそうな打球を見事にジャンプ1番キャッチしました。

これは、ただ飛んだだけではなくちゃんと取れる事を確信してタイミングを取ってジャンプしてましたね。

本当の意味でのファインプレーでした。

岡田監督は、

 -最後まで悩んで決めた遊撃手だが  

「いや、いつでもいけるショートがいるからや。木浪というな」

日刊スポーツより引用

ショートはあくまで木浪選手との競争だという事を言っています。

この競争が、小幡選手のパフォーマンスを高めてくれていると言えます。

また、このコメントで木浪選手もまだチャンスがあるんだよと彼のモチベーションも下げないようにという岡田監督の気遣いがあります。

岡田監督は、厳しいようで選手に少しでもいい成績を出してもらおうという優しさがある監督なんです。

また、岡田監督のやりたい野球で僕が以前にも散々ブログで書きまくったことがあります。

余談が長くなりましたが、小幡選手の守備は今後タイガースの強みとなっていくことでしょう。

岡田監督
岡田監督

ショートは、打たんでええんよ守ってくれたらそれでええんよ、おーん。

岡田監督は、常々こう言っています。

しかし、小幡選手は攻撃面でも魅せてくれました‼︎

3安打猛打賞‼︎しかもその内容が抜群に良かったですね‼︎

1打席目のタイムリーは、外に逃げる球を振らずによく我慢してカウントを有利に作りました。

その結果、2-1とバッティングカウントにして打てるボールを絞りやすくして出たヒットでした‼︎

そして、特筆すべきは2打席目です。

ワンアウトランナー1塁でベイスターズ先発の石田投手から、12球粘った挙句エンドランを決めるレフト前ヒットを放ちました。

この打席、実はすぐに追い込まれていました。

しかし、際どい球をファウルで逃げて外の逃げて落ちる球を振らずに我慢して打てる球が来るまで待てました。

小幡選手1人で昨日は、29球投げさせています。

打てないまでも、球数を多く投げさせる事を岡田監督は徹底的にこだわっています。

特に先発投手に対しては、できるだけ多く投げさせて早く降板させる。

これを打てなくてもしっかりと行う事で後半にボディブローのように効いてきて、先発投手降板後に打撃陣が相手投手を打ち崩すことに繋がります。

昨日の石田投手も、4回で89球を費やして降板させています。

中継ぎのエース級でも、球数が30球とか超えると次の試合に使うのが困難になりますね。

中継ぎの重要な投手、入江投手にも29球投げさせています。

1球でも多く投げさせる事を岡田野球では徹底していますが、小幡選手はその事をまさに体現しています。

今後ももっといい投手と当たることが予想されますが、相手投手に1球でも多く投げさせる事を意識した野球をやっていくものと思われます。

今年のタイガースを観戦する上で、相手投手の球数にご注目ください‼︎

また、第4打席では貴重な6点目となるタイムリーを放ちました。

ノーアウト2塁から、ツーアウトになりここで得点が取れないと少し嫌なムードがするところでの貴重なタイムリーでした。

この打席も、1-2と追い込まれてからボールをよく見極めて粘り3-2までカウントを持って行ってからのタイムリーでとても内容のあるタイムリーでした。

小幡選手の粘りが勝ちを生んだと言っても過言ではありませんでした。

開幕戦で見えた今年のタイガースの戦い方

昨日、ついにベールを脱いだ岡田阪神の戦い方、その特徴について、先発投手に球数を投げさせる事の他にも大きく3つのメッセージが見えてきました。

・ここぞという時に1点を取るためのバント力

先日、こんな記事を書きました。

【阪神タイガース】拭えない悪癖‼︎修正出来なかった攻撃面3つの不安
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バントがなかなか決まらない、特にピッチャー陣のバンドは下手でした。

そこで、オープン戦最終戦の後岡田監督は自らピッチャー陣にバントを指導したそうです。

その効果が早速出ましたね。

4回に小幡選手のエンドランで、一、三塁となった後青柳投手が初球にスクイズを見事に決めました‼︎

青柳投手のバントは、バンドの教科書のような上手いバントでした。

バットと目線が一直線で、キチンとボールが見えていましたね。

かつてのエース井川慶さんのシーンでよく出てくるのが、顔の近くのボールを見事にスクイズ出来たシーンです。

このシーンをよく見てもらったら分かるのですが、ちゃんとバットと目線が一直線になっています。

だからこそ、あんな危ないボールでもバントが上手く決まったのです。

昨日の青柳投手のスクイズも高めの球を、バットと目線が一直線にしていたから成功出来たのです。

岡田監督の指導が、上手く行った瞬間でしたね。

・外野の送球改革

これは、昨年までもあったいい点ですが、岡田監督になってからも引き継がれています。

特筆すべきは、8回の佐藤選手の走塁です。

ライト前へクリーンヒットを放ちましたが、ライトの楠本選手が山なりの送球を中継に返しました。

それを見た佐藤選手は一目散に2塁を狙い見事に陥れました。

その逆で、タイガースは外野が中継に低く速い球を返す事をキャンプから徹底的にやらせています。

その取り組みを逆に走塁に活かした佐藤選手にあっぱれです😆😆😆

そして、その走塁が貴重な6点目につながるのです。

ノイジー選手も7回にワンアウト2塁からヒットを放った後、近本選手はホームで刺されましたがその隙にノイジー選手は2塁を陥れました。

これも、送球改革が走塁に結びついた副産物です。

このひとつでも先の塁を狙う姿勢が、少ないチャンスをものにして勝っていくことにつながっていきます。

・今年は湯浅と心中する

岡田監督は、早々にクローザーは湯浅投手でいくと明言していました。

しかし、湯浅投手がWBCで抜けることが決まった後は、ボールが違うので調整期間が長引くことが予想され、開幕時のクローザーの代役を立てないといけないかも知れませんでした。

ところが、WBCから湯浅投手が帰ってきて以外と早くにボールに馴染めて本人も開幕にいけると宣言しました。

岡田監督
岡田監督

今までやってたボールやし、本人もいける言うんやから開幕から行かしたらええやん、おーん。

という感じで1試合2軍で調整登板させた後、昨日はぶっつけ本番という感じでマウンドに上げましたね。

3点差という余裕のある状況でのマウンドでしたが、3四球と内容は大荒れで不安たっぷりでした。

調整不足の投手をマウンドに上げて、逆転された昨年の悪夢の再来か?と思われました。

しかし、満塁になってからスイッチが入ったのか、ようやくしっかりし始めたのかそこからいい球を投げられるようになり何とか0で抑えました。

-昨年の開幕戦の再現にならなかったことがよかった  

「そうやなあ。だから四球3つ出しても0点に抑えたことが大きいんじゃないかな、湯浅にしても。まあ次の登板はああいうことはないと思うけど。これは後ろのピッチャーなんか先発に勝ち付けたる、自分もセーブつく、ホールドつくと、それが後ろのピッチャーのプラスマイナスが大きいっていうけど、まず先発にな、勝ち星をつけるのが一番やからな、結局。それはよかったな。後ろのブルペンも苦しんだけど、最終的にはな、やっぱ湯浅も0点で抑えたのがよかったんじゃないかな。1点でも取られるのと、0点というのはな」

日刊スポーツより引用

岡田監督も湯浅投手が0に抑えたことが収穫だという事を強調しています。

本当なら、もう少し楽な場面で湯浅投手を調整させるのが良かったのかも知れません。

しかし、岡田監督の中では

「今年は最後は、湯浅に任せる」

こう言ったメッセージのようなものを感じました。

この試合でもし打たれていたら、かなりのダメージが残る試合となっていたはずです。

岡田監督としても賭けみたいだったと思います。

ただ、浜地投手やK・ケラー投手を見ていると確かにクローザーの代わりを任せるには心許ないですね。

個人的には、8回を石井投手に任せらべきだと思いました。

しかし、まだまだ実績のない石井投手は下に見られているのですね、そこだけがとても残念でした。

余談はともかく、こう言った状態が悪い中でも0で抑えた事は湯浅投手にとっても大きな自信に繋がったと思います。

岡田監督は、最後は湯浅投手に任せるという絶対的な信頼を持っています。

湯浅投手にとっては、プレッシャーもかかりますがやりがいもあると思います。

今年の湯浅投手の飛躍に期待したいですね‼︎

まとめ

昨日から開幕したプロ野球。

タイガースは、見事に開幕戦を白星で飾ることができました。

やりたかった岡田野球を若虎・小幡選手が見事に体現してくれました‼︎

各選手が躍動したタイガース‼︎

念願の「アレ」へ向けて幸先のいい1勝となりましたね😆😆😆

それでは、ごきげんよう‼︎

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