ただじゃ負けない⁉︎青柳の弱点を突かれ投壊も価値ある敗戦‼︎

阪神タイガース

こんにちは‼︎badass tigerです‼︎

負けて強し‼︎

昨日の試合、タイガースはカープに10-7で敗れ7連勝でストップしました。

連勝は、いつかストップするものです。

しかし、タイガースのエース青柳投手で落としたのは痛かったです。

実質、1回の5失点が結果的にとても痛かったですね。

その理由は、カープが全員左バッターだったということです。

今年の青柳投手は、左バッターに弱くよく打たれている印象です。

そして、左バッターに対してコントロールを崩してしまいます。

そのあたりを突かれた結果になってしまいました。

タイガース打線も粘りましたが、タイガースのリリーフ陣が打たれて悔しい敗戦となってしまいました。

しかし、打線の粘りと勝ちパターンの投手を誰1人使わなかったことは、負けて価値あると言ったら変ですが、いい敗戦だったと考えます。

この記事は、プロ野球観戦歴40年、そしてタイガース日本一をリアルで見た僕がこの試合のポイントについて書いていきます。

この記事を読むと、こんな事が分かる‼︎

・岡田監督の采配は、1年をトータルで考えている事が分かる

・青柳投手の弱点が分かる

・タイガース打線の成長が分かる
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青柳晃洋、左バッターを並べられ失点を重ねる

タイガースの先発は青柳投手でした。

青柳投手は、左バッターに対して弱点を持っています。

右バッター 46打数10安打 217
左バッター 83打数24安打 289

左右で7分も打率が違います。

青柳投手がサイドスローで左バッターからボールが見えやすいのもありますが、左バッターに対して外のボールが抜けてしまうのが大きな要因です。

オープン戦からそのクセがなかなか直らないままこの時期まで来てしまったのです。

昨日のカープは、特に左打者が多く1〜9番まで全員左打者を並べてきました。

1(右)中村
2(左)西川
3(中)秋山
4(一)松山
5(捕)坂倉
6(三)林
7(遊)田中
8(ニ)韮澤
9(投)玉村

特に、4番の松山選手はタイガース戦、特に梅野捕手の配球を完璧に読んでいてよく打たれています。

この日も、いきなり1番中村選手にホームラン性の当たりをレフトに打たれてしまいます。

ここは、レフト・ノイジー選手がファインプレーをします。

その後、ヒットと四球でワンアウト一塁二塁となって4番の松山選手

2-1からの3球目真ん中低めの球をセンターへ運ばれてあっという間に先制点を許します。

そこから、5番坂倉選手、6番林選手に初球をいずれも打たれて失点してしまいます。

ここは、慎重に入って欲しかったですね。

いずれも若い選手で打ち気にはやっていますから…

その後四球を挟んで8番韮澤選手にも初球を運ばれてついに5-0になります。

若い3人の選手たちにいずれも初球ストライクを取りにいったのはどうなのかなという気もしますが、青柳投手のリズムはあまりよくなかったですね。

この時点でまだワンアウト、何点取られるかと思って見ていました。

ここで、9番玉村投手

当然ここはバントのサインです。

そして、一塁側へ上手く転がしてきました。

しかし、ファースト大山選手が猛ダッシュして三塁に矢のような送球を送ります‼︎

まるで、この送球に怒りを込めたような気持ちの入った送球でした。

そして、見事にアウトにします‼︎

大山選手にしては、珍しく感情のこもったプレーでした。

今日の大山はやってくれる‼︎

何だかそんな気がしていました。

大山悠輔の気合いが野手の粘りを生んだ

カープの先発は、玉村投手でした。

初回は簡単に終わりましたが2回の先頭は、大山選手

しっかりと引っ張ってヒットを放ちます。

そして、佐藤選手も続き、ミエセス選手が倒れるも梅野選手が四球を選びワンアウト満塁となります。

ここで、8番木浪選手でしたが、三振に倒れてしまいます。

ここは、得点が欲しい場面、青柳投手の出来を考えると代打を出してくるのかなと思いました。

しかし、ここは代打を出さずに青柳投手をそのまま打席に立たせます。

ここは、セカンドゴロに終わりますが、その後青柳投手は3回、4回と0に抑えていきます。

そして、タイガース打線は3回にノイジー選手、4回には佐藤選手にホームランが出て3点差。

まだまだ分からなくなりました。

しかし、5回には投手の玉村投手に2点タイムリーを打たれて7-2となり勝負は決まったと思いました。

しかし、5回の裏に猛反撃をするのです。

この回先頭の、青柳投手の代打・渡邉選手が左中間を破る二塁打を放ちます。

そして、1番近本選手がライトへヒットを放ちノーアウト一塁三塁となります。

ここで、2番中野選手がレフトの前へポテンヒットを放ちまず一点を返します。

続くノイジー選手もセンターへキレイに弾き返して4-7になります。

そして、4番大山選手

この試合、とても気持ちの入った守備をした大山選手です。

この場面でも、やってくれました‼︎

低めのフォークボールを掬い上げて左中間スタンドに、同点のスリーランホームランを放ったのです。

この打席、落ちる球を上手く掬い上げたバッティングは見事でした。

その後、投手陣が失点して、打線はカープのリリーフ陣に抑えられて敗れはしましたが、最終回にも一本出れば同点というところまで追い詰めました。

野手陣にも、反発心というか粘りが出てきて敗れてもタダでは終わらないという意地を見せてくれました。

この試合、クリーンアップ全員にホームランが出ています。

それで、敗れたのは痛いという意見もあると思います。

しかし、あくまで打線はよく打っていて先発が崩れて敗れたゲームなのです。

しかも、タイガースが打たれたのは、ビハインド組で勝ちパターンの投手ではありませんでした。

その事が、岡田監督の凄さを感じさせました。

目先の1勝にこだわらない岡田采配

岡田監督の凄いところは、いくら勝てそうな試合でも目先の1勝にこだわっていない事です。

岡田監督の考えは、あくまで143試合戦って最後に1番上にいたらいいと言う考え方です。

そのためには、山場となるシーズン後半にチームとしてピークに持っていかないといけません。

だからまだまだシーズン序盤の5月で目先のために投手を注ぎ込まないという事でしょう。

この試合も、2回の満塁の場面で青柳投手に代打を出しませんでした。

結局、青柳投手は5回まで投げきり81球8安打4四球で7失点という結果になりました。

-青柳はずっと立ち上がりのところかなあと。  

「うん、いやあ、ずっとやんか。なあ。何回も同じことをなあ、お前。うん」  

-ボール自体も。  

「そらボール自体もあかんのやろ。5点もとられるんやから。ボール自体の問題やないやないか。何点取られか、というところやろ。そら、初めて投げさせたピッチャーと違うんやから」  

-監督は何回も見てきて、我慢されてきたが、きょうも見て同じ。  

「そら同じやんか。あんなんもう…」  

-再調整を考える時期か。  

「再調整って、そらもうこっちが決めることやからな。まあ、普通に考えたらそうやんか。ずっーとお前、先発ピッチャーが五回以上投げて勝ち星ついてる流れをな、そういう流れでずっと来てるわけやから。五回もあんなん、ピッチャーに打たれへんかったら勝ち投手やで。ツーアウトからデッドボールからやろ。勝ち投手なんやで7-5で。ならんで良かった勝ち投手に」  

-自分で立ち直ってもらわないといけない。  

「いや、もうええわ青柳の話はもう、ほんまに(笑)分かるやんか、そんなもん、お前」

デイリースポーツより引用

岡田監督も何とか、5回まで投げさせて立ち直ってもらおうとしたのでしょうが5回は、玉村投手にタイムリーを打たれた事で完全に見放した感じですね。

ただ、これも先を見据えて青柳投手の力が絶対に必要になるから5回まで投げさせたのだと思います。

そして、同点の6回からは左投手でも勝ちパターンの岩貞投手ではなくて及川投手を登板させます。

おそらく、ビハインドだったので及川投手を準備させていたのだと思います。

しかし、同点になったことにより力みが出たのでしょう、ノーアウト一塁二塁からまたしても4番松山選手にタイムリーを打たれてしまいました。

力みが画面越しに伝わってきて、コントロールを乱していましたね。

やはり、まだまだ若い投手です。

力で抑えてやろうと思ったのでしょう。

そして、7回から登板した西純矢投手も回を跨いだ8回に、1失点してしまいました。

しかし、これは守備のミスから出たものです。

まずは、盗塁を梅野捕手がセカンドへ高い球を投げてしまいます。

それをショートに入った小幡選手がタッチをするために取り損なって三塁へランナーを行かせてしまいます。

そして、前進守備のショートゴロを小幡選手が悪送球して奪われた失点です。

この失点は、ミスから生まれたものであり小幡選手はしっかりと反省してもらいたいところです。

この試合、木浪選手が3三振と当たっていなかったので大きなアピールのチャンスでしたが小幡選手は逆に力みすぎましたね。

タイガースは、若い選手の多いチームなのでこの試合は若手特有の力が入りすぎてのミスが多く出ました

岡田監督は、敗戦濃厚な試合だからこそ経験の少ない若手を緊張感のある場面で使い経験値を積ませるつもりだったのでしょう。

おそらく、及川投手、西投手には近いうちにリベンジの場を与えられることになると思います。

岡田監督は、打たれた選手には同じようなシチュエーションで使ってやり返してこいという監督さんです。

ここで、いい結果を出して一軍の戦力となれるか?また打たれて二軍へ逆戻りか?

次回こそは、及川投手、西純矢投手のリベンジに期待しています。

話は戻って、9回にはビーズリー投手を出してタイガースは、この試合勝ちパターンの投手を休ませる事が出来ました。

一年という長いシーズン、いかに投手を疲労少なく1年を通じていいパフォーマンスを出してもらえるか?

岡田監督は、投手を酷使するイメージですが全くそんなことはなくて1年をトータルで考えた投手起用をしています。

それが、この試合ではっきりと見えてきました。

もしも、及川投手、西純矢投手が0に抑えて勝っていたら自信がついてはずですし岡田監督からしてみれば賭けだったはずです。

これが、この試合はたまたま上手くいかなかったという事ですね。

ただ、岡田監督からしてみれば、クリーンアップが3人ともホームランを打っていた試合。

青柳投手が5回を抑えてくれたら、勝てたという悔しさはあると思います。

青柳投手は、左打者への対策と立ち上がりの課題が修正しきれませんでした。

岡田監督は、2軍での再調整をさせるつもりです。

しっかり、じっくり修正して夏場以降、昨年のいい状態に戻して欲しいですね。

まとめ

タイガースは、7連勝でストップしました。

しかし、打線は随所にいいところが出てただではやられないぞというところを見せてくれました。

リリーフ陣の出来の差と、タイガースの若さが敗戦に繋がってしまいました。

しかし、この負けを若手の経験値を上げる授業料だとして、今後今度は良いプレーをして倍にして返して欲しいですね。

今日は、5連勝中の大竹投手です。

いつもの投球が出来れば、そんなには打たれないはずです。

期待したいですね‼︎

一方、カープは森下投手が先発します。

タイガースは昨年までかなり苦手にしていた相手です。

緩急をつけたカーブが厄介な投手でしたね。

いつものように、球数を多く投げさせて早めに降ろしたいですし、こちらがリードした状態で降ろしたいですね。

いずれにしても、連勝ストップの後の大事な試合になります。

是非、良い試合を期待したいですね‼︎

それでは、ごきげんよう‼︎

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