こんにちは、badass tigerです❗️
タイガースらしく守り勝つ❗️
昨日のタイガースの勝利は、まさに今年のタイガースの理想とする勝利だったのではないでしょうか?
打てないことには、変わりありませんがチームとして得点を奪い、守り勝つそんなゲームが出来ました‼︎
ジャイアンツ戦、4-1での勝利をおさめました。
実は、ジャイアンツに12本ものヒットを許しましたが1点しか取られませんでした。
この試合、ジャイアンツに一見拙攻で助けられたように見えますが、タイガースの守りが光った好ゲームでした。
僕の中では、今シーズン1番のナイスゲームだったと言い切れます。
プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルで見てきた僕が、なぜこの試合が今年の「ベストゲーム」なのかを解説していきます。
この記事では、こんな事が分かる。
・今年のタイガースの理想が分かる
・守りの良いチームがなぜ強いか分かる
・攻撃面でやることをやったら打てなくても点が入ることが分かる
GAORA SPORTS 
12安打を打たれながらも1失点に粘った投手陣
この試合、先発は西純矢投手でした。
立ち上がりからストライクとボールがハッキリとしていて見た目的にもいいように感じませんでした。
結果から言うと、6回90球、9安打1失点と今一つの内容でした。
ストライク、ボールがはっきりしているのとスピードガンほど威力がなかったのか9安打もされてしまった事です。
普通ならKOされていてもおかしくなかった投球でした。
7回からは、岩貞投手が復帰のマウンド。
1回を13球2安打打たれましたが、無失点に粘りました。
岩貞投手もひさびさで力みがあったのか制球が悪くボールも高く浮いていました。
幸い、球威はあったので抑える事が出来ましたね。
8回の石井投手は、この前の試合でホームランを打たれた岡本選手からの打順での登板。
岡本選手には、打たれたのと同じストレートで詰まらせてセンターフライに打ち取ります。
その後ランナーは出すも無失点。
最後はクローザー・湯浅投手が完璧なピッチングで3者連続三振に抑えて見事に勝ちました。
最後の湯浅投手はともかくとして、その他の3投手に関しては紙一重の内容でした。
特に、西純矢投手はずっと安定せずに苦労して投げているのが伝わってきました。
しかし、こんな苦投する西投手をバックの守備が盛り立てます。
おかげで、西投手は1失点で抑える事が出来たのです。

西純矢をそしてチームを救った守り
特に、西純矢投手は不安定な出来でした。
一つ目のポイントは2回。ノーアウト1.3塁からの門脇選手のヒットの後のプレーです。
ライト前ヒットで一塁ランナーのブリンソン選手は、三塁を狙います。
しかし、ライトに入っていた板山選手からサードへ素晴らしい送球が送られてきました。
結果はアウト❗️
もしセーフならば、同点でまだノーアウト1.3塁という絶体絶命のピンチになるところでした。
そうなると、昨日の西投手の出来ならば崩れていた可能性が高かったはずです。
それほどまでに、チームを救ったワンプレーでした。
このアウトで、立ち直ったかと思いましたが、その後も3回4回とランナーを出す苦しい展開、繋がれると厄介だなぁというところで併殺打でピンチを脱出しています。
3回は、ワンアウトから丸選手をフォアボールで歩かせてしまいます。
ここで、4番の岡本選手でしたがサードゴロの併殺打に斬ってとります。
その次の回、4回にはノーアウトで中田選手にヒットを許し、ピンチの予感がしました。
ここで迎えるのが、6番大城選手。
しかし、ゆるい一二塁間のファーストゴロに抑えます。
ゆるかったのでランナー残るだろうなと思いながら見ていたところ何とファースト大山選手が悪い体勢ながらも素早く二塁に送球します。
二塁はアウト。そして、一塁も間に合いアウト‼︎併殺打の完成です。
この併殺打も、影のスーパープレーでした。
体勢が悪い中迷わずセカンドへいい送球をした大山選手。
セカンドでボールを受けて素早くファーストへ送球した木浪選手。
一寸の狂いもない見事な併殺プレーでした。
昨年までだと、必ずランナーを残すか悪送球でランナーが逆に増えるパターンでした。
この2つの併殺打も西投手を勝ち投手にした大きな要因だと考えます。
そして、大きかったのが6回の渡邉選手の横っ飛びジャンプでライナーを取ったスーパープレーです。
この場面、ランナーが一二塁でした。
抜けていたらおそらく一点返されていたかもしれません。
そうなってくると、ジャイアンツにますます元気が出てきて大ピンチに陥るところでした。
その後、しっかりと抑えて西純矢投手は今季初勝利を上げることが出来ました。
昨年までにはない、守りで投手を盛り立てる事が出来ているのも打線が振るわない中で勝利を積み重ねている事が出来ている要因でしょう。

やることをやれば点は入る
一方で、打撃陣も久々10日ぶりに4得点を上げました。
その要因のうち、一つはしっかりと振り切ってホームランを2本打てたことです。
「狙い球を定めてタイミングを合わせていく」
その事が打ったノイジー選手と渡邉選手はしっかりと出来ていました。
特に、サードスタメンの渡邉選手はほぼ今年の開幕戦のような気持ちではなかったかと思います。
そんな中、うまくレフトスタンドへ運んだ姿は良かったですね。
そして、もう一つは
「やるべきことをキチンとやると、点は入る」
ということです。
5回に、板山選手がヒットで出塁します。
次の、木浪選手はバントの構えから2球失敗してしまいます。
しかし、ここでヒッティングに切り替えて見事にセンターへヒットを放ちノーアウト一塁二塁になります。
ここで、打席には西純矢投手が入ります。
一球目は、失敗しました。
ファースト中田選手はチャージをかけてきますし、西投手自身バントがとても上手な構えをしていませんでした。
「痛かったバント失敗」という記事のタイトルが頭に浮かんだ、次の2球目に西投手は見事にバントを成功させます。
これでワンアウト二塁三塁になりました。
この場面が作れたことで、ほぼほぼ一点は取れそうな気がしました。
しかも、打席はタイガース唯一の一流打者近本選手です。
近本選手は見事に期待に応え、ライトへ大きなフライをあげました。
当然、三塁ランナーはタッチアップからホームへ帰ってきました。
そして、二塁ランナーも深いライトフライということから三塁へ進塁する事が出来ました。
そして、ランナーが三塁に進んだおかげで暴投から4点目が入りました。
この場面では、一二塁の難しい局面で西投手がよくバントを決めました。
バントを決めたから入った2点なんです。
西投手も、自分で自分を助けることになるバント成功でした。
今後もこういう展開でのバントが各選手多くなるでしょう。
どれだけキッチリ決められるかがポイントとなるでしょう。
結局、昨日もタイムリーは無しで4点を取りました。
しかし、内容的には効率の良い攻め方をしたといえます。
昨日の勝ち方が岡田阪神の理想
ピッチャーが粘って最小失点で食い止め、最強リリーフ陣が抑えて最後は少ない得点を守って勝つ。
そんなゲームが、昨日は出来ました。
昨日の勝利はまさに「守り勝ち」という戦い方でした。
そして、投手を中心とした守りで最小失点に食いとどめて、少ないチャンスを確実にモノにしていくという野球は、今年の岡田阪神の理想となる戦い方です。
昨日のゲームは、まさにそんな勝ち方であり、岡田野球の理想の試合と言えるでしょう。
-本塁打に好守
「今日は守備もよかったですね。まあ、(巨人に)ヒット12本打たれてね。守備でだいぶ失点を防いだですね、今日は」
-守りの野球が随所に
「でも、12本も打たれて。西(純)もあんまりよくなかったけどやっぱりバックの盛り上げというか。あの(板山の)中継プレーもそういう意味では大きかったですね。あそこは大量失点の可能性あったんでね、あのプレーが一番大きかったですね」
日刊スポーツより引用
岡田監督も昨日の試合については、守り勝ったとコメントしています。
打てない佐藤選手を外して代わりに起用した渡邉選手がホームランを打ちました。
しかし、それ以上にあのサードライナーを取った事が素晴らしかったですね。
タイガースは、これで今シーズン7勝3敗と貯金が四つ出来ました。
これだけ打てない中で勝ち星を上げられているのは守りを強化したからです。
ほぼミス無しで戦っているからこそ失点を少なくする事ができて、勝ち星を拾えているわけです。
古今東西、プロ野球チームの中で強豪と言われているチームで「守りをおろそか」にしたチームはありません。
あの、タイガース日本一の1985年のチームは打撃のチームのように思われますが、ゴールデングラブ賞に4人選出されています。
実は、守りの安定が強力打線を支えていたのです。
そして、今年のチームの監督とヘッドコーチは、その日本一のチームの二遊間なんです‼︎
誰よりも守りの重要性を知っている首脳陣からの教えで、今後ももっと守り勝つ試合が増えていくはずです。

まとめ
ジャイアンツとの3連戦は2勝1敗と勝ち越しました。
ジャイアンツのチーム状態が良くないのでここで貯金を作れたのは、大きいですね。
今日からは、横浜でベイスターズとの3連戦です。
ベイスターズは、先日の3連敗の悔しさを晴らそうと全力を倒しにかかってくるはずです。
狭い横浜は、荒れ気味のゲームが多くなりますがタイガースとしては今まで通り投手を中心にしっかりと守って戦う自分たちの野球に徹してほしいですね。
それでは、ごきげんよう‼︎
ベイスターズ戦見るならスカパー


にほんブログ村

にほんブログ村
コメント