こんにちは‼︎プロ野球観戦歴40年のbadass tigerです‼︎
ここが正念場‼︎
昨日は大雨のために、試合は中止となりました。
2連敗しているタイガースにとっては、いい休養だったかも知れません。
しかし、今日からは9連戦となります。
疲労が出てきて打線も湿りがちなタイガースにとって試練の9連戦となりそうです。
ただ、5月タイガースが好調すぎて忘れてしまいがちでしたが、もともとこのチームは若くて発展途上のチームです。
開幕当初は、「我慢の観戦」というワードを仕切りに使っていました。
しかし、現在は投手を中心とした守りを固めて、失点を最小限に食い止め少ないチャンスをものにするという勝ちパターンを確立しつつあります。
しかし、ライオンズ2連敗した試合では、その勝ちパターンが見事に崩れ去りました。
この連敗の内容は、本当に昨年までの悪いタイガースを見ているようでそのままズルズル行きそうで心配になりました。
ちなみにこの連敗に、岡田監督も危機感を持っています。
この記事は、タイガース日本一をリアルで見てきた僕がこの連敗がズルズル行きそうな理由を3つに絞って解説していきます。
そして、その解決策についても考えていきます。
この記事を読むと、こんな事が分かる‼︎
・この連敗がこの先ズルズルと行きそうな理由が分かる‼︎
・岡田監督の危機感の理由が分かる‼︎
・この先のタイガース打線の注目ポイントが分かる‼︎
この連敗がズルズル行きそうな理由3選
タイガースは、火曜日から始まった交流戦でライオンズに1勝2敗と負け越しました。
初戦は、村上投手の素晴らしいピッチングと少ないチャンスをものにして快勝しました。
しかし、2戦目、3戦目とチャンスは多く作るものの一本出ず、先発投手は粘らなかったことにより敗れました。
9連勝の後の2連敗。
よくあることと言えば、よくあることです。
しかし、昨日の内容を見るとこの先ズルズルと負けが続いて行きかねないかなり悪い負け方をしたと感じます。
-流れ的にも明日で食い止めたい
「いや、そらもう、今の打線とかな、つながりとかいうたら、そらお前、ズルズルいきそうな負けやで。そんなの。ただ単の負けじゃないよな。そんな、自分のヒットがないだけで、簡単に考えとったら、そんなもんズルズルいってしまうよ。これは。どのくらいな、そういう危機感を持つかやろなあ。おーん」
日刊スポーツより引用
岡田監督もこのように、危機感を募らせています。
それでは、なぜこの連敗がズルズルといってしまいかねないのか?
その理由を3つに絞ってご紹介していきます。
今回は、打線に特化したものなのでご了承ください。
1.打線全体が強引に打ちすぎている 2.甘い球を見逃し、ボール球に手を出してすぐに追い込まれる 3.各々が役割を果たせていない
それでは、一つずつ見ていきましょう。
打線全体が強引に打ちすぎている
この連敗時、タイガース打線は引っ張りにかかっていました。
外の球でも強引に引っ張りにかかっている印象です。
中でも、僕が昨日のキーポイントにご紹介した2回のチャンスでの近本選手が具体例として挙げられます。
このシーン実は、あまりクローズアップされていませんが試合を分けた大きなポイントだと考えています。
そのシーンとは、昨日の2回満塁で2-0から外の甘い球を強引に引っ張ってのファーストゴロを近本選手が放ったものです。
この場面、今までの近本選手であればボールに逆らわず、ショートオーバーのレフト前ヒットか左中間を破る当たりを打っていたはずなんです。
強引さが目立ち残念な打席でした。
その他、タイガースの打線は強引さが目立ち打ち損じも目立ちました。
中野選手や佐藤輝明選手、調子の良かった木浪選手までもがかなり強引になって引っ張りにかかってしまっていました。
コースに逆らわない素直なバッティングを連勝中はしていたので、そのバッティングを取り戻して欲しいのです。
岡田監督が昨日のコメントで言っていました。

そんな、自分のヒットがないだけで、簡単に考えとったら、そんなもんズルズルいってしまうよ。これは。どのくらいな、そういう危機感を持つかやろなあ。おーん
強引に行ってしまう原因は、自分たちの状態が落ちてきたのでまずは自分の結果だけを追い求めてしまっているのかも知れませんね。
ここまで、好成績を残せたのは次の打者にいい感じで繋いで繋いで繋いでいくというスタイルだったからです。
その原点に立ち返って、つなぐ意識でコースに逆らわないバッティングを心掛けたいです。
甘い球を見逃し、ボール球に手を出してすぐに追い込まれる
開幕前から開幕してしばらくの間、僕はタイガース打線が低調なのは「高速追い込まれ」現象が起きているからだと主張してきました。
しかし、チーム状態が上がってくるにつれて打線全体が打者有利のカウントを作れるようになり、特にチャンスで強くなりました。
これは、事前準備をキチンとして自分の狙っている球を明確にして余計なボール球には手を出さないよう徹底できたからです。
その結果、ボールが先行して自分の狙っている打ちやすい球が来やすいカウントが作れてよく打てていたということなんです。
しかし、この連敗時はかつての高速追い込まれが出てしまい投手有利のカウントを作られています。
その結果、追い込まれると色んな球種に対応を迫られて自分のスイングが出来なくなります。
そして、打ち取られるということになってしまいます。
おそらくその理由は、カウントを取りに行く甘い球を見逃すという悪癖が再び顔をのぞかせているからでしょう。
初球、ど真ん中くらいに甘いボールを見逃して2球目の速い球をファウル、そして3球目に真ん中から落とされて三振。
これは極端な例ですが、そんなパターンがまたしても増えてきています。
その「高速追い込まれ」現象は、タイガースのチーム状態が悪い時の現象です。
ただパリーグの初対戦の投手が多いので、ボールをよく見て特徴を掴みたいということもあるのは分かります。
しかし、1年に一度しか当たらない投手に対してしかもどんどんストライクで勝負してくるパリーグの投手です。
ただ、見ているだけでは全く打てずに試合が終わってしまいます。
そうならないために各々の選手が、実際に試合に入る中で事前準備をキチンとして打席に臨んで欲しいですね。
連勝中は、セリーグの初対戦の投手に対してもこれができていた訳ですから。
各々が役割を果たせていない
3番目は、各々の選手が役割を果たせていないことです。
これは、どういうことかと言うと一昨日の試合を例に取ると、一回に近本選手が二塁打で出塁しました。
しかし、2番の中野選手がランナーを進められず無得点に終わりました。
続く2回には、一点取ってなおもノーアウト一二塁になりました。
しかし、森下選手がランナーを進められずに結局この回一点しか取れなかった事が響いて敗れます。
選手は、分かってはいるはずですが、ランナーを進めたい時に進められないバッティングをしてしまいチャンスを潰してしまっています。
そして、特に3番ノイジー選手は、強引に自分のことしか考えないような打席が続き岡田監督から苦言を呈されています。
-3番がつなぐと得点につながる
「いや、もう、勝手に打っとるやろ。初球でもなあ。くそボール。ボールばっかりもう、なんぼ言うてもあかんなあ。おーん。あそこで(打線が)切れてしまうから。そら、もう線にならんもんな」
-ノイジーは打ちたい気持ちがはやって
「打ちたい、打ちたいって、そんなに打ってないやんか、今まで。何を言うてんのそんなの。打ちたい打ちたいでみんな打たれへんで、そんなもん。よっぽど3割30本くらい打てるやつが言う言葉であって、そんな打ってへんやろ? 2割5分で、ちょっとぐらいのホームランやしな」
-やるべきことをやる必要がある
「そうや。それを打ちたいって考えるのは、おかしいよな」
-あそこの打順(3番)はノイジーしかいない
「そんなことないよ。ほかいてるよ。何でよそんなの。打てへんならいつまでも使わへんよ」
日刊スポーツより引用
かなり岡田監督もおかんむりのようです。
ひょっとしたら、3番を入れ替えてくることを示唆していますね。
ノイジー選手は強引に自分が打ちたい打ちたいになっているのでボール球に手を出してつなぎのバッティングを忘れてしまっています。
3番ノイジー選手のところで切れるので4番大山選手が回の先頭と言う事が多くなってしまいます。
つなぐと言う役割を無視して、自分本位で強引に打ち結果が出ない。
これでは、岡田監督からスタメン剥奪を言われて当然です。
ノイジー選手にとどまらずこの連敗中は自分のやるべき役割がキチンと果たせていない選手が多かった印象を受けます。
もう一度、チーム全体で次のバッターにつなぐという意識を強く持ってプレーしてもらいたいですね。
まとめ
岡田監督は、危機感を持てと選手たちにハッパをかけました。
この梅雨の時期はどうしても疲れが出やすくなります。
ただ、ボールをしっかりと選んで打つべき球だけ打つ、後ろに繋いで行くという意識を強く持とう。
これらは、梅雨関係なく意識づけなので出来るはずです。
今日からの首位ロッテ戦は、とにかくロースコアの試合が予測されます。
今回ご紹介した3つの事が、解消されたかどうかでこの接戦を取れるか取れないかが決まってくると思います。
しっかりと繋いで、ロッテ強力投手陣を撃破して欲しいですね‼︎
それでは、ごきげんよう‼︎

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