こんにちは。badass tigerです‼︎
映画「THE FIRST SLAM DUNK」先日3回目を観に行って感動で泣きっぱなしでした。
そのため、原作を読みたくなって原作を読んでいると湘北のレギュラー5人を陰で支えている重要な人物に魅力を感じました。
それは、副キャプテン・木暮公延。通称「メガネ君」です。
木暮公延は、中学の頃からキャプテン赤木剛憲の親友としてチームを陰で支え続けます。
三井寿がバスケ部を襲撃した時も怯まず立ち向かっていく勇気も持っています。
また、試合においてはシックスマンとして要所要所で活躍をします。
陰で支えながらも、確かなる実力も兼ね備えているそんな木暮公延の魅力を今回はご紹介していきます。
今回の記事はこんな事が分かる
・スラムダンクがもっと面白くなる
・名バイプレイヤー・メガネ君の凄さがよく分かる
・スポーツにおける控えの大事さが分かる
湘北を陰で支える・木暮公延
それでは、木暮公延のプロフィールを見ていきましょう。
1年3組在籍→3年6組在籍、178cm 62kg、背番号5、SF、7月12日生まれ。
Wikipediaより引用
キャプテン赤木剛憲とは、北村中からの付き合いで木暮がバスケを始めた理由は体力をつけたかったからです。
当初は、練習がキツく付いていけなくなったので辞めたくなり赤木にバスケを辞めたくなる時はあるのかを問いました。
しかし赤木は「オレは無いね、ただの一度も」と答え木暮もそれを聞き思いとどまりました。
その後は、湘北高校バスケ部に入部し赤木の良き理解者となり赤木以外の唯一の3年生部員になりました。(三井が復帰するまで)
三井や宮城リョータがいない間はレギュラーとして試合に出場していました。
性格は基本的に温厚で優しく、出来なかったことを叱るのではなく、出来たことを褒めます。
したがって、完璧を求めて全てにおいて厳しくダメ出しをしがちな赤木とは対照的です。
マネージャーの彩子からは、湘北名物アメとムチと言われています。

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湘北になくてはならない名バイプレイヤー
木暮というキャラクターを一言で言うならいぶし銀という言葉がピッタリ合います。
木暮は、全国制覇を目指すため厳しさとストイックさだけで突き進むキャプテン赤木を時には宥め、時には一緒になり寄り添い支えます。
そして、素人・桜木花道をはじめ我の強い流川、ヤンチャな宮城リョータそして一度挫折しバスケを辞めて復活を果たした三井寿。
この問題児たちが自らの力を発揮できたのも木暮が陰で支えた部分も大きかったのではないでしょうか?
特に、花道からは「メガネ君」の愛称で親しまれます。
花道のシュート特訓にも、夜遅くまで付き合い花道から逆に心配されます。
湘北の中でも穏健派のイメージが強い木暮ですが、愛するバスケ部を守るためなら戦う姿勢も見せます。
三井寿が不良仲間を連れてバスケ部襲撃にきた時の話です。
木暮は、不良になった三井に敢然と立ち向かっていくのです。
何が日本一だ!何が湘北を強くしてやるだ!
お前は根性なしだ…三井…ただの根性なしじゃねーか…
根性なしのくせに何が全国制覇だ…
夢見させるようなこと言うな‼︎
SLAM DUNKより引用
三井は、バスケの才能にも溢れ赤木と三井が一緒にいるチームなら全国制覇も夢じゃない木暮の心はおどったことでしょう。
しかし、三井は膝の故障から忽然と姿を消し木暮の夢は潰えました。
そして、月日は流れスーパールーキー流川楓や素人ながら急速な成長を遂げる桜木花道、そして帰ってきたスピードとテクニックは群を抜いている宮城リョータといった才能ある下級生たち。
そして、これらをまとめ上げる県内でもトップクラスのセンター、キャプテン赤木剛憲。
赤木と木暮の夢が現実になろうとしていたのです。
しかし、またしてもこの夢を今度は不良になった三井に潰されようとしているのです。
これは、三井にキレてもいい場面ですね。
しかも、三井に殴られもしています。
しかし、木暮はあくまで相手に手を出されても冷静に三井を諭します。
人間的にとても、出来た人だと思います。
その後、三井が安西先生に頭を下げる名シーンの後バスケ部に復帰します。
そこで、三井が帰ってきたことを自分のことのように喜ぶ木暮、彼の人となりがよく分かるシーンですね。
そして、先述しましたがインターハイ最終予選の陵南戦を前に桜木花道のシュート特訓に夜遅くまで付き合います。
花道からも心配されていますが、木暮は
オレは3年だから…これが最後だからな
もしインターハイに行けなかったら…明後日の陵南戦が最後だ
あと3日で引退だ
悔いは残したくない
「SLAM DUNK」より引用
これに対し、花道は感謝の言葉を述べます。
花道もいつも優しく接してくれて、特訓にも付き合ってくれ親身になってくれる木暮のことを内心では慕っていたのだと思います。
その後、花道と木暮の活躍もあり陵南に見事勝利しインターハイ出場を決めます。
メガネ君引退が延びたな
(桜木花道)
「SLAM DUNK」より引用
花道は勝利の後、不器用ながら木暮に感謝の言葉を述べます。
木暮もその気持ちに気付いたのか、次にこの言葉を返します。
泣かすなよ…問題児のクセに…(木暮公延)
「SLAM DUNK」より引用
名シーンですよね。チームのことを陰で支え続けてきたことが報われたシーンです。
しかしこの陵南戦では、木暮がバスケの実力が確かであることも知らしめた試合だったのです。
木暮の選手としての実力
木暮公延は、もともと湘北のレギュラーとして試合に出ていました。
しかし、流川や桜木花道が入部し宮城リョータや三井寿といった実力者が部に帰ってくると控えに追いやられてしまいます。
しかし、木暮はそこで腐ることなく練習に励んでいました。
そして、控えの中では随一の実力を誇るようになるのです。
(しかし湘北は控えの実力は著しく低く木暮しか実力のある選手がいなかった事情もあります。)
そして、作中に描かれた試合には全て出場することになります。
いわば、湘北のシックスマンとして活躍します。
ちなみにシックスマンとは
バスケットボールではコートに立てるのは5人であり、スターティングメンバーと同様に活躍できる6番目の選手であるところに由来する。通常はスターティングメンバーに主力選手を置くのが普通であるが、シックスマンは単なる控えメンバーとは異なり、中盤でゲームの流れを自軍有利に変えるためになど、特別な使われ方をされることも多い。実際は監督の戦術や作戦によるところが大きい。
Wikipediaより引用
サッカーで言うところのスーパーサブ、野球で言ったら代打の神様とでも言ったところでですね。
ただ、木暮はあまりポジティブな理由では起用されている場面はありません。
三井や流川が疲れ切ってもう出場できない状態からの登場がほとんどです。
また、赤木や流川、花道の負傷退場な時に出場しています。
緊急時にチーム全体のレベルを落とさないくらいの実力を持つ選手が木暮しかいないとでもいえます。
作中で木暮のところが穴であるという記述は無いため、一定の実力は持っているものと思われます。
木暮が1番試合の中で活躍したのは、なんといってもインターハイ出場を決めた陵南戦です。
陵南戦は、途中湘北が大きくリードを奪い勝負あったというところまで点差が開きます。
しかし、陵南の田岡監督は湘北の不安要素を見抜きそこをついて猛追してきます。
そのうちの一つが、湘北の層の薄さです。
レギュラーの三井が疲労で倒れ、代わりに木暮が出場します。
田岡監督は、三井と木暮の実力差が著しくあると見ていました。
そこで、流川と赤木に多くマークを割くように指示をします。
実際、その作戦は当たっていて湘北は何分も得点できないまま時間だけが過ぎていきます。
そして、陵南が遂に一点差まで迫ってきます。
その後、ボールがコートを割り少し時間が出来た時に陵南・田岡監督は3年生の池上を呼び指示を出します。
赤木と流川にボールが渡ったら必ずダブルチームに行け
木暮はある程度離しといていい
「SLAM DUNK」より引用
残り一分半。陵南の池上からエース仙道へのパスを花道がナイスカット‼︎ボールを奪います。
そして、池上は指示通り流川にマークにつきます。
そこで、木暮がフリーになったところ花道はすかさず木暮へパスを出します。
フリーの木暮は、迷わずスリーポイントシュートを放ちます。
ボールは綺麗な弧を描きゴールに吸い込まれます。
その時、木暮のバスケを始めたところから三井の乱入、花道の特訓にも付き合うところまで木暮公延の回想シーンが涙を誘いました。
これで残り一分を切って4点差、湘北高校インターハイ出場をほぼ手中に収めた瞬間でした。
木暮公延一世一代の大仕事です‼︎
見事にインターハイ出場を決めた湘北高校においてレギュラー陣と控えの実力の差は田岡監督が見ていたのと同様にかなり開きがあります。
その中でも、木暮はレギュラーの代わりに出場してもチーム全体のレベルを落とすことは無いくらいの一定の実力は備えていると見ていいでしょう。
例えば、インターハイの山王戦では背中を負傷した花道の代わりに出番がありましたが失点はされておらず控えとしては優秀な方であると考えられます。

バスケの実力よりチームを陰で支える参謀タイプ
木暮は、赤木と同様に頭脳明晰で成績もいい文武両道の生徒です。
また、陵南戦では安西監督が倒れ指揮官不在の厳しい状況での試合となりました。
この時、ベンチから的確に戦況を見つめ指示を出していたのは木暮です。
どうしようとアタフタはしていましたが、木暮がベンチで全体をよく見守ってくれなかったらもっと厳しい試合となっていたはずです。
特に、前半部分は赤木がケガの影響で自分を見失っていたので木暮の存在は大きかったのです。
また、赤木が厳しく指導をするところを宥めて優しく褒める役割を担っていました。
またキャプテンでありながら赤木は、自分1人で突っ走ってしまうところがあるので、一歩下がって冷静に周囲を見渡せる木暮の存在は大きなものとなるのです。
まさに、木暮は参謀タイプの人物でおそらく下級生からも慕われていたに違いありません。
というのも、2年生は5人残っております。
おそらく厳しい練習を耐えて5人も残れたのは木暮先輩が陰で支え色んな相談になっていたのでは無いかと考えられます。

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まとめ
今回は、メガネ君こと木暮公延についてお話ししてきました。
陵南戦のスリーポイントと試合後の花道とのやり取りはスラムダンクの中でも1番好きな場面に上げる人もいるでしょう。
普段はなかなか日の当たらない木暮ですが、改めて見るとチームにとってはなくてはならない人物であることがよく分かります。
下級生からは慕われ、特に花道は木暮な事を信頼し感謝もしています。
こういったバイプレイヤーにもスポットライトを浴びせてくれるSLAM DUNKはやっぱり歴史に残る名作です。
それでは、ごきげんよう‼︎

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