【阪神タイガース】2日間の紅白戦で見えた希望と課題

阪神タイガース

こんにちは。badass tigerです。

プロ野球のキャンプも中盤を迎え徐々に各球団実戦に入っていますね。

我らが阪神タイガースも土日、紅白戦が行われました。

この時期ならではの、色々なお試しが出来て観戦する方は楽しく観戦できました。

岡田監督
岡田監督

まだまだこれからやでおーん。

まだまだ、キャンプも中盤。

課題めいたものも今のうちに実践を通して炙り出していく事で残りのキャンプでやらないといけない事が見えてきますね。


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今回の記事は

・これからの実戦での注目ポイントがよく分かる

・今年のタイガースのストロングポイント

・タイガースの現時点での課題がよく分かり、今後の観戦の注目ポイントがよく分かる

そんな記事になっています。

タイガース今シーズン初の実戦

この土日、阪神タイガースは今シーズン初の実戦である紅白戦を行いました。

土曜日は、一軍メンバーで6回と二軍メンバーで4回。

日曜日は、9回をメンバーを混ぜて行いました。

ルーキーや中堅、若手など投手野手ほぼ見る事ができて楽しく観戦出来ました。

あくまで、現状の良い点も悪い点も洗い出せて良い実戦だったと思います。

岡田監督
岡田監督

秋から取り組んだきた事が徐々に出来てきてるんじゃないかな、おーん。

岡田監督も手応えを感じているようです。


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見ていて良かった点

プロ野球観戦歴40年以上の僕の視点で良かった点をお話ししていきます。

①充実の投手陣

投手陣の層は、相当に厚くなってますね。

先発陣は、日曜日に投げた西純矢投手才木投手がエグい真っ直ぐを投げていて仕上がりが順調に行っている気がしました。

まだまだ変化球が抜けたり、精度は今ひとつで調整段階ですが、現時点では素晴らしい出来でしたね。

2人切磋琢磨して二桁と規定投球回投げてくれるとアレが見えて来ますね‼︎

先発は青柳投手、西勇輝投手、伊藤将司投手の3枚は確定でしょう。

そして、西純矢投手、才木投手が先発ローテーションの4、5番手を余程のことがない限り確定しているはずです。

残りのひと枠を争う激しいサバイバルが巻き起こることは必至です。

その争いに名乗りを上げるべく土曜日に桐敷投手と村上投手が先発しました。

この2人はっきり明暗が別れましたね。

桐敷投手は、変化球が甘いところに入ったところを木浪選手にホームランを浴びて2失点しました。

対する村上投手は、テンポ良くコーナーに投げ分ける持ち味を発揮していました。

しかし、この2人の他に今年から先発に転向する岩貞投手に実績のある秋山投手もいます。

そんな中、日曜日にアピールしたのがソフトバンクから現役ドラフトで移籍してきた大竹投手です。

3回を無失点に抑えアピールに成功しました。

どこか凄い玉はないけど、気がつけば0を並べていたという投手で、打てそうで打てないのが持ち味です。

ソフトバンク時代にも、この持ち味を生かされて苦戦した記憶があります。

先発ローテーション争いは熾烈で、オープン戦終了まで続くはずです。

いい意味で岡田監督の頭を悩ませる事になるでしょう。

岡田監督
岡田監督

先発は大竹もええし、ホンマに悩むでおーん。

そして、タイガース最大のストロングポイントリリーフ陣です。

土曜日に、2軍相手ではありましたが石井投手が格の違いを見せつけましたね。

今後は、1軍相手にどんな投球をするか楽しみです。

そして、日曜日に投げた加治屋投手。

こちらは、エグかった!

こちらは2回をパーフェクトに抑えました。

球の勢いといい打たれる気がしなかったですね。

このままいけば、勝ちパターンもあるくらいの出来でした。

もっともソフトバンク時代には、セットアッパーも務めていたくらいの投手です。

今後の活躍に期待ですね。

左では実績のある島本投手も流石の一回無失点。

こちらも順調にいけば一軍の貴重な左のリリーフとして活躍してくれるでしょう。

左と言えば、渡邉投手と岩田投手も投げましたがやはり右バッター対策という課題がはっきりと見える出来になりました。

ジェフさんもキャンプに帯同しているのでこの辺りは彼とその課題を克服することが一軍へのポイントとなるでしょう。

とにかく、まだまだ投げていない投手も入れるとものすごく充実したメンバーが集まっていて楽しみです。


②控えの底上げ

この2日、控えの中堅達の活躍も目立ちました。

まずは、原口選手です。

日曜日紅白戦でホームランを放つ原口

土曜日の試合ではタイムリー、日曜日にはローテーションの一角を担う才木投手から真っ直ぐをホームランと大活躍しました。

貴重な勝負所での代打やバックアップメンバーとして今年も期待しています。

そして、昨年までレギュラーだった糸原選手も日曜日は、攻守に大活躍して存在をアピールしています。

彼が控えに座っている、この層の厚さが今年のタイガースの一つ変わったところともいえます。

原口、糸原と言った中堅選手の逆襲にもこれから期待がかけられます。

そして、秋のキャンプで名前が上がった板山選手も土曜日には二安打を放ちアピールしました。

そして、ショートを争う木浪選手は、土曜日にライバル小幡選手のエラーの後ツーランホームランを放ちアピールしています。

中堅の虎の逆襲に、若手達がどう挑んでいくかこの激しい競争がチームを活性化させて層を厚くしてくれるもの、と確信しています。

そして、日本ハムから移籍してきた「直球破壊王子」こと渡邉選手。

セカンドのポジションを取るべく必死のプレーでアピールしました。

土日ともヒットを放ちアピール、中野選手がWBCで不在になるので彼の存在がクローズアップされることは間違いないでしょう。

ちなみに、阪神が岩貞投手を獲得した2013年のドラフト一位選手で日本ハムが岩貞投手をくじで外して獲得した選手です。

ちなみに、加治屋投手はこの年のホークスドラフト一位で、何とこの年のドラフト一位選手が3人も一軍にいるという面白い現象が起こっています。

(昨年まで育成でいた、鈴木投手はこの年の中日のドラフト1位でした。2013年ドラフト一位選手が4人同じチームに所属していたというのは珍記録ですね)

③ルーキー達の躍動

土日の紅白戦では、ルーキー達も躍動していました。

ドラフト一位の森下選手は、やはり非凡なものを見せていましたね。

外人選手のような佇まい、只者ではない雰囲気を出していました。

プロの球にアジャストしていけばこの選手かなりやるはずですよ。

そして、ドラフト3位井坪選手と5位の戸井選手の高卒野手2人も元気にプレーしていました。

驚いたのは、高卒ルーキーでこの時期いきなりプロの中で遜色ないプレーをしていた事です。

戸井選手に至っては、初安打も放ちました。

内野の動きも軽快でセンスを感じます。

井坪選手もスイングは鋭く、かなりの素質を感じました。

タイガースは良い選手を獲得しましたね。

この2人、以外と早い時期に一軍てお披露目するかもしれませんね。

6位の富田投手も日曜日に登板し、1イニングを0に抑えました。

カタログスペックでは、球の出所が見づらい伊藤将司投手タイプと聞いていましたが、以外とキレイな腕の振りをする投手だなという印象がしました。

僕には富田投手はあの人を彷彿とさせるものを感じました。

あの能見篤史さんです。

意識はしていないのだろうけど、今日見た冨田投手の投げ方と腕の振りが能見さんに何となく似てた気がするんです。

僕だけかも知れませんが😅

能見さんも必ずタイガースの選手に触れる機会があるはずなので冨田投手に能見さんのエッセンスを取り入れて2、3年後には左のエース格になって欲しいです。

タイガースのドラフト6位には当たりが多いのでそこにも期待です❗️


浮き上がる課題

しかし、課題もたくさん見えてきましたね。

土曜日のミエセス選手の落球は、酷かった。

ライトはキツそうですね。まぁ打ってくれたら良いってところでしょうか。

岡田監督も苦笑いしてましたね。

小幡選手も欠点の雑なプレーが出てしまいました。

最初の高山選手の打球の悪送球は、木浪選手のツーランに繋がりライバルを引き立てる結果になりました。

後半の二軍中心の試合でも正面のゴロを捌けずにエラーしていましたね。

今が疲れも出ていて、ライバルが活躍しているので焦りもあると思いますが実戦は始まったばかりなので頑張って欲しいですね‼︎

日曜日には、岡田監督が1番嫌うプレーが2つありました。

一つ目は、1回の大山選手のタイムリーの後のレフト井上選手のプレー。

この時、ツーアウトでランナーが足の速い近本選手でホームは絶対に間に合わないタイミングでした。

しかし、井上選手はホーム高い送球を送りバッターランナーの大山選手を二塁へ進塁させてしまいました。

ホームが間に合わないのであれば、カットマンに素早く送球するのがセオリーです。

みすみす、バッターランナーを二塁へ進塁させた事でまた失点の危険性が出てしまいました。

ツーアウト一塁と二塁ではピッチャーにかかるストレスは全く違います。

この記録に出ないワンプレーのミスが一点で終わるところを二点にしてしまう。

昨年からこう言った記録に出ないエラーが失点につながり敗れていきました。

岡田監督
岡田監督

こういうのちゃんとせなあかんでおーん。

多分、井上選手はこのプレーのことで相当詰められていることでしょう。

打ち方も軸がしっかりしてきてよくなってきているので、こういう送球などのワンプレーを大事にして一軍の切符を掴んで欲しいですね。

もう一つは、小林投手が島田選手にファーストにボテボテのゴロを打たせたシーンです。

結果は、内野安打になったのですがこの時ファーストのベースカバーに誰も入っていませんでした。

ボールが飛んだ位置は、ファーストからだいぶセカンドよりでしたがゆるく高いバウンドだったのでファーストが取れる位置でした。

セカンドも自分の前にきたゴロなのでボールへ向かいます。

となるとベースカバーはピッチャーが入るべきなのですが小林投手はボールを見ていて一塁へ入るのを怠りました

このプレーでノーアウト満塁になり3失点につながりました。

これがシーズンなら致命的なミスになりかねません。

おそらく、小林投手が普通にベースカバーに入っていても島田選手は足が速いのでセーフだったでしょう。

しかし、自分がやるべきプレーをしなかった点では岡田監督の評価は著しく下がったはずです。

今年は、打線がたくさん打つことよりもどれだけ無駄な失点を減らしていくかに注力するはずですので、この日曜日の二つのプレーは要反省してもらいたいですね。

岡田監督
岡田監督

守備のミスはエラーだけやないんよ、おーん。


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まだまだこれから

この2日の紅白戦で、アピールできた選手もいればアピールに失敗した選手もいます。

岡田監督
岡田監督

チャンスもクソも試合でたら結果出さなあかんでおーん。

これから、中野、湯浅両選手がWBCのため抜け1軍への競争も激化します。

これから実戦が増えて本当のサバイバルが始まります。

ワンプレーを大事に、アレを目指して頑張れタイガース‼︎

それではごきげんよう!

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