【阪神タイガース】開幕へ向けて‼︎チャンスの時を活かす者活かさざる者

阪神タイガース

こんにちは。badass tigerです。

甲子園でのオープン戦、10日日本ハム戦では新庄監督が内野5人という奇策をやってきましたね。

内野のヒットコースを消す作戦が、上手くハマっていくつかのヒットを、アウトにされました。

11日のオープン戦も甲子園で日本ハムと対戦しました。

開幕一軍へ向けて、来週の関東遠征である程度絞りたいと岡田監督も語ってましたのでアピールできる場が後2試合です。

今回は、そんなチャンスの場で自分の持ち味を出せた選手出せなかった選手について記事にしました。

また、現在行われているWBCを見ての感想も少しだけ書きます。

今回もプロ野球観戦歴40年の、僕の視点から見たことを記事にしています。

今回の記事はこんな事が分かる

・タイガースの開幕一軍争いについて分かる

・WBCから今季のタイガースの取り組みが分かる

・タイガース、ショート争いの現在地も分かる

日本ハムとのオープン戦

11日は、甲子園で日本ハムと再び戦いました。

結果は4-5で惜しくも負けてしまいました。

坂本選手が3安打、3打点と活躍しました。

ラッキーなヒットもありましたが、インコースの球を上手く引っ張っていて、いいバッティングでしたね。

また、先発の桐敷投手は5回4失点とイマイチな結果でしたが、その後の岩貞、石井、K・ケラー、浜地の4投手は無失点と盤石のピッチングでした。

桐敷投手については後述します。

6回から出た岩貞投手は、ヒットを一本許しましたが無失点でした。

真っ直ぐにキレがあり、やはりリリーフの方がいいという印象でした。

また、リリーフ陣に強力なピースが1枚加わりましたね。

解説の昨年までブルペンコーチをしていた金村さんが岩貞投手はブルペンのまとめ役になってくれているというコメントもあり、ただ一枚加わった以上の効果があるのかも知れません。

7回の石井投手は、7球で三者凡退無失点でした。

今回は少しだけボールにバラツキがあり調子はイマイチなのかなと思いましたが、それでもあっさり3人で抑えるところはすごいですね。

後は、ケガなく順調にいって欲しいです。

8回のK・ケラー投手は、真っ直ぐに力がありました。

1安打は浴びましたが危なげない内容で無失点でした。

まだまだ、コントロールはイマイチでこれから伸びしろがありそうで開幕までの仕上がりに注目ですね。

9回は、浜地投手が今日は担当しました。

こちらは、好守備もあり三者凡退無失点でした。

真っ直ぐが段々と低めに決まり出してよくなってきてます。

本人も、あと一つ二つズレがあるというように多少の抜け球もありましたが、本人も自覚しているので今後の登板が楽しみです。

その、浜地投手の事を好守備で助けたのがショート争いをしている小幡選手でした。


ショート小幡の利点とは

今日は、ショートのスタメンは小幡選手でした。

昨日の試合では、木浪選手が打つ方でアピールをしていて現在一歩リードと言われています。

しかし、今日の試合を見て小幡選手も調子を上げておりまだまだショートの争いは予断を許さない印象です。

個人的には、小幡選手推しです。

そういえる部分を今日は随所に見せてくれました。

まずは、一回の走塁の部分です。

四球で出塁した小幡選手は、次の板山選手のゆるいファーストゴロで一塁から一気に三塁を陥れます。

小幡選手の特徴は、この走塁の思い切りの良さが上げられます。

そして、課題の打撃でも1打点を含む2安打と調子が上向いてきました。

しかし、9回のヒットの時にセカンドを欲張り一塁を大きく回って転びアウトになったのはいただけません。

岡田監督
岡田監督

あいつは、ヒットが出だすとかかりすぎるんよ、おーん。(笑)

一点差のノーアウトのランナーだけに、シーズン中なら大チョンボです。

そこは、反省してもらいたいところですね。

しかし、バントもきっちりと決めましたし攻撃面でいいところが出てくると、元々の守備面でのアドバンテージがあるので有利に働いてきます。

今年の鍵を握る選手にもなるので頑張って欲しいものです。

小幡選手の利点はやはりその守備力にあります。

昨日の試合も、5回に江越選手の三遊間深いところへの緩い当たりを取って素早く送球しました。

結果は、間一髪セーフになりましたが俊足の江越選手だったので普通なら余裕でセーフになるところでした。

この時の、小幡選手のよかったところは三遊間の深いところからの送球を強く速いゴロで送球したところです。

上手くないショートなら、同じような三遊間の深いところからの送球をノーバウンドで山なりの送球で投げてしまいがちです。

何故、ゴロ送球の方がいいかというとファーストが体を伸ばして前で取りやすいことがあげられます。

高い送球だと体が伸ばせないので、その何センチかの差でアウトセーフが決まって来ることがあります。

だから、あのゴロ送球が出来る小幡選手はやはりセンスがあるなぁと感心しました。

そして、9回またしても江越選手の打席でピッチャーの後ろ、ショートの前にゆるいゴロが飛んできました。

それを、取って素早く送球して今度は間一髪アウトにしました。

こちらは、1歩目が速かったですし取ってから投げるまでが速く正確でした。

このアウトで浜地投手は、救われましたね。

これがセーフになっていたらその後どうなっていたか分かりません。

大きな価値あるプレーでした。

岡田監督もショートは、1試合ずつ小幡、木浪両選手に任せるとの方針なので関東遠征でもまだまだ競争が続きそうです。

岡田監督
岡田監督

木浪もええから、刺激を受けてるのと違うの、おーん。

しかし、このプレーを小幡選手が続けていけばおそらく開幕は小幡でいこうとなると思います。

小幡選手がショートにハマれば今後長くショートが固定できるので応援したいところです‼︎

チャンスを活かさざる者たち

先発、桐敷投手は5回4失点と残念な結果となりました。

伊藤将司投手のアクシデントで急遽回ってきたチャンスでしたがものに出来ませんでしたね。

勝負所でコントロールが甘くなり痛打されていましたね。

特に、4回の石井選手のタイムリーはサインに首を振って投げたシュートが高く甘くなってしまいました。

5回も、松本選手のタイムリーは初球が甘くはいったものです。

そして、万波選手のトドメのホームランもややインコースよりに甘く高い球でした。

おそらく、結果を出したくて投げ急いだものと思われます。

平常心を失い、自分を出せなかったのは悔いが残るところですね。

桐敷投手は、2軍では昨年も無双したのでポテンシャルは高いはずです。

一軍のアピールの場で、自分の持ち味を出せるかがカギとなってきますね。

ただ、4回は佐藤選手のマズい守備で足を引っ張られたので気の毒な部分もありました。

佐藤選手は、3回にもエラーをしています。

4回はサード正面の強いゴロを取れずに後ろに逸らしてしまいましたね。

グラブに触ってなかったので記録はツーベースになりましたがアレはエラーです。

僕も、学生時代サードを主に守っていたのですがよく叱られていたのが腰は落として守れということです。

まさに佐藤選手の二つのエラーは、腰が高い事によるエラーです。

プロなので当然ゴロは低く取れということは知っているはずです。

やはり、打撃不振の影響も出ているのかも知れませんね。

また、4回のゴロは強い打球だったので最悪取れなくても前に落として落ち着いて送球していたらアウトになっていたはずです。

打てないのであれば、守る方でチームを助ける佐藤選手はもうチームの中心選手なのでそういう部分も見せて欲しいです。

また、スタメン9番で出場した島田選手も4打数ノーヒットでアピール出来ませんでした。

島田選手は、オープン戦はノーヒットで結果を出せず悔しい日々が続いています。

島田選手といえば、積極的に打ちに行くことで有名で四球がほとんどありません。

今年は、早打ちを出来るだけ減らしてボールをたくさん投げさせることを目標にしていたようです。

しかし、あまりにもヒットが出ないので結果が欲しくてまたしても早打ちが目立つようになりました。

そして、追い込まれて落ちる球で仕留められる。

いずれにしても、結果が全てなので外野の開幕スタメン争いからはかなり後退しましたね。

ルーキー森下選手も活躍していますし、井上選手もアピールしています。

また、板山選手も打の方で落ち着きが出てきてボールの見極めが抜群に良くなりました。

新外国人ミエセス選手もアピールをしてきてますし、ノイジー選手も復帰しました。

外野手は最激戦区、島田選手は足もあり守れるので一軍には残れると思いますが守りからの出場となりそうです。

開幕スタメン、ローテーション争い徐々にこぼれてくる選手も出てきましたね。

WBCで見た外野送球の重要性

最後に少しだけWBCについて触れておきます。

韓国戦では、中野選手がスリーベースを打ったり活躍していましたね。

昨日のチェコ戦では、痛い送球ミスもありましたが…

盗塁も決めたり良くも悪くも目立って、頑張って試合に出ているので良かったです。

こういう、負けられない試合を経験するとワンプレーの重要性を学び成長出来ると思います。

これからの中野選手の活躍に期待しています。

そして、韓国戦、チェコ戦で気付いたことをもう一つ。

韓国戦の7回、ランナー一塁に中野選手がいて、ヌートバー選手の打席でライト前ヒットを打ちます。

その時、中野選手は一気に三塁を陥れましたが、韓国のライトがサードへ高い送球をしました。

その間に、ヌートバー選手は2塁を陥れて2塁3塁というチャンスが拡大しました。

この時、ワンアウトだったのでライトがちゃんと中継に返してヌートバー選手を一塁でとどめていたら1塁3塁でした。

何が言いたいかというと、1塁3塁と2塁3塁とでは内野のシフトが変わって来ます。

一塁三塁でとどめていたら、ゲッツーシフトで無失点で終われる可能性も出てきます。

二塁三塁だと内野は、前進守備を敷かなくてはいけなくなり、ヒットゾーンも広がり失点のピンチが広がります。

事実、その後日本は得点を上げてさらに追加点を叩き出してます。

そして、チェコ戦でもランナー2塁でヌートバー選手がセンター前にヒットを放ち、センターからホームへ高い球で直接返ってきました。

ホームは悠々セーフになり、その間にヌートバー選手は2塁へ行きました。

また、バッターランナーが2塁へ行ったことで外野が前に出なくてはいけなくなり、失点のピンチが広がってしまいました。

事実このあと近藤選手にも2塁打が生まれて失点しています。

これらのプレーは、いずれもキャンプからタイガースが取り組んでいた

外野手は中継に低く強い球を返す

そのことを怠った結果起こったプレーでした。

そのいずれもその後の失点につながっていることから見てもいかに相手に進塁させないかの重要性が見えてきました。

今後のタイガースも、いかに相手の進塁を防いでいけるか、こちらは一つでも先の塁を進塁できるかそこにも注目していきたいです。

スカパー!

まとめ

昨日の日本ハム戦では結果を出せた選手出せなかった選手悲喜こもごもの試合となりました。

勝ち負け云々より、この時期は選手のことを見ているのでこちらも感情移入してしまいます。

結果を出せた選手は、引き続き結果を出し続けて欲しいです。

また、今回結果を出せなかった選手も今年はまだまだチャンスがあるはずなのでこの失敗を活かして次に試合で見る時にはいいところを見せて欲しいですね。

それでは、ごきげんよう‼︎

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