こんにちは。badass tigerです。
昨日記事にした、24日のバファローズとの試合、開幕投手が決まっている青柳投手が散々なピッチングをして完敗しましたね。
その事で昨日、岡田監督が直接青柳投手と話をしたそうです。
青柳投手の言い分と岡田監督の見解を話し合ったみたいです。
岡田監督も青柳投手に直接話をするあたり、やはり期待しているのでしょう。
そして、双方のわだかまりが無くなる効果があると思われます。
岡田監督はマスコミに対して、選手についてかなり批判しています。
しかし、この批判の裏には岡田監督がこれらの選手にかける期待が大きいのが分かるんです。
昨日のオープン戦の感想と共に、その事を記事にしてみました‼︎
今回の記事はこんな事が分かる‼︎
・岡田監督の本心が分かる
・タイガース期待の投手について分かる
・公式戦への収穫が分かる
スカパー! 
バファローズとのオープン戦
昨日もバファローズとのオープン戦が行われました。
結果は7-0と見事に勝利しました。
4番大山選手が初回に見事なスリーランホームランを放ち試合を有利に運びます。
4回には、佐藤選手にも待望の一発が生まれました。
その後も、不振の近本選手のスリーベースなどが出て快勝しました‼︎
救援陣も、7回浜地8回岩崎9回K・ケラーと完璧に抑えました。
5回から上がった村上投手の好投も見逃せません。
2回とも先頭をツーベースで出しましたが後続を抑えて無失点。
ようやく本来の実力を一軍のマウンドで出せるようになったと解説の金村さんもいってましたね。
昨年までブルペンで見てきた金村さんの一言だったので、信ぴょう性があります。
そして、7回からは、浜地、岩崎、K・ケラーの3投手が登板してゼロに抑えました。
この3人と石井、湯浅を含めた5人で勝ちパターンを回すことになりそうですね。
湯浅投手も思ったより、日本のボールを投げてみてしっくり来たようで開幕に間に合わせるようです。
しかし、いきなりクローザーというわけにはいかないかもしれないのでこの層の厚さは頼もしいですね。
また、実績のある秋山投手の復活は最大の収穫でした。
スカパー!プロ野球セット
復活の秋山拓巳
昨日の先発、秋山投手は4回62球、2安打無失点と好投しました。
秋山投手といえば、ストレートは130キロ台とプロの投手の中でもかなり遅い部類に入ります。
しかし、ストレートと同じくらいの球速のカットボールがありそのボールで打者の芯を外していく技巧派投手です。
また、コントロールがいいので安心して見ていられる投手です。
他にも、ゆるいカーブやスライダー、フォークボールも持っていて遅い真っ直ぐを速く見せる工夫をしています。
過去に3度の2桁勝利があり、本来ならローテーションの一角として活躍しているはずの投手です。
しかし、膝に爆弾を抱えており昨年はその膝が悪くたった1勝しか出来ませんでした。
そして、西純矢投手や才木投手などの台頭により忘れられた存在になりかけました。
しかし、昨日の投球は二桁勝っていた時と同じような、持ち味のコントロールと真っ直ぐとカットボールのコンビネーションが抜群でした。
この投球が出来るのであれば、充分ローテーションとして活躍出来るはずです‼︎
しかし、岡田監督は秋山投手にはそれほど期待していない感じのコメントをしていましたね。
―(4月1日のDeNA戦に予定していた)伊藤将のところに秋山を投げさせる。
「そうやな。持ち味というか、丁寧に投げるな。まあそういう意味ではな、秋山。最初、今日は4(イニング)、3(イニング)でいくつもりやったんや、秋山4で村上3やな。まあ、(村上に6回に)打順が回ってきたから、ああいう感じになったけど、(きょうの投球だと)まあ次に、いこかなと思うよ。伊藤もまだブルペン入ってちょっとになるからな。やっぱり(開幕)二つ目は秋山でいこうと思う」
―場合によっては村上とこういう使い方を?
「一応セットで考えとったからな。一人で7回を投げてくれっていうのはちょっとまだな、あれやから。まあそういう意味でも今日くらい2人が投げてくれたらな」
―秋山は制球よかったら(4月1日に)6回1失点、2失点とか?
「6回まで投げてくれんの。大変やんか、6回まで投げたら。青柳が4回しか投げられへんかったんやで。そんなん大変なことなるやん。代わりのピッチャーが6回1点に抑えてくれたら大変やんか」
スポニチアネックスより引用
秋山投手は、伊藤将司投手が投げられなくなった代役として4月1日のベイスターズ戦に先発する事が確定したようですね。
一応、その次に投げた村上投手と2人セットで考えているようです。
このコメントを見る限り、かなり秋山投手については期待していないように感じられますね。

岡田発言の真意とは
このコメントで、秋山投手に対して6回も投げたら大変だとか、昨日の青柳投手をdisっている感じもしていて見る人によったら不快に感じるのかも知れません。
でも、実は岡田監督このコメントに秋山投手に対して久々の先発登板になるベイスターズ戦に心理的に楽に投げられるように仕向けるためのコメントとも思えます。
例えば、岡田監督がここでいいピッチングだった次は5回6回期待してるぞとコメントしてしまうと秋山投手の性格上、絶対にそこまで投げようと力んでしまう可能性があります。
力むと、秋山投手の持ち味が出なくなる可能性が大きいです。

秋山は、4回くらい楽に投げたらええんよ、おーん。
そんな感じで、楽に投げて自分の持ち味を出してもらおうと考えているのだと思います。
岡田監督は、言葉足らずで実は真意を隠してコメントする上に、サービス精神が旺盛で記者に面白くコメントしようとするから見ている人には兎角誤解されがちです。
これも、先日の青柳投手が見たら不快に思う。
青柳投手が拗ねて活躍できなかったらどうするんだなどと批判が殺到していると思います。
しかし、昨日の試合前に岡田監督はちゃんと青柳投手とコメントした内容について話し合っています。
おそらく、そこで2人のわだかまりは解けているはずです。
そもそも、監督のコメントについて
「今の子は批判されたり怒られたりすることに慣れていない、マスコミにべらべら選手の批判を言うなよ。やる気無くすよ。」
そういう、批判をよく目にします。
しかしそんな批判はプロ野球選手を舐めすぎています。
監督がどうコメントしようが、拗ねようが、プロ野球選手は結果を出さないと淘汰される厳しい世界です。
そんな中で、這い上がってきた青柳投手がそんな監督の批判コメントくらいでやる気を無くすわけがありません。
そして、昨日監督と話し合いをしてアドバイスももらったはずです。
開幕は、必ずいいピッチングをしてくれるはずです。
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自分で考え結果を出した選手たち
また、昨日は大山選手がスリーランホームラン、佐藤選手がホームラン、近本選手がタイムリースリーベースを打ち岡田監督から批判された主力3人が結果を出しました。
―大山が初回に3ラン。内容をどう見た?
「いやいや、だから、フォアボールの(ボールの)見送り方もだいぶようなってきた感じはあるよな。やっぱりな」
―シーズンも近づいてる中で結果を残した。
「いや、それはもうみんなわかっとることやからな(笑)。言わんでもわかってるし」
―オリックス3連戦でいいところ見せてくれた。監督も安心すると思うが。
「まあ安心というか(笑)。まあそら本番で打ってのしいのはあるけど。まあでも、全然打てんよりもな。やっぱり俺らの気持ちもあるけど、本人もある程度打って、ちょっとええ感覚をつかんで、後1週間後を迎えるほうがいいやろ。本人も。俺らもそやけどな」
―佐藤輝についても、打っておかないとという話をしていた。
「でもずっと試合に出るやつはなあ。31日が開幕っていうのはわかってるわけやから。まあそれなりにはやると思うよ。この感じやとな。まあもう明日1試合やけどな」
―佐藤輝の内容は?
「まあ内容ってなあ(笑)。そこまで内容とかはわからんけど。ひとつ言うたら、ストレート一発で仕留めてほしいというのはあるよ、そらな」
―昨日、チームに「危機感を持て」という発言があり、今日は4、5番が打った。
「そんなんおまえ、それで打てるんやったら毎日言うわ。言うても打てんやつは打てんやないか。言うてできるんやったら毎日言うわ。(でも)毎日言うても効き目ないやろ。たまに言うのがええやないか、時期的にもな」
スポニチアネックスより引用
昨日の記事でも触れましたが、岡田監督はかなりマスコミの前で厳しく選手のことをdisることがありますね。
そして、それを聞いた選手たちはやる気を無くすとか監督に恨みを持つそういったコメントや記事をよく目にします。
オリックス監督時代には、実際選手たちからあまり批判するのをやめてくださいと言った陳情も受けています。
そして、危機感を持てと言われた選手たちが活躍したことから岡田監督のコメントの効果だとマスコミはもてはやしています。
マスコミは、新聞を売らないといけないからこういった言葉の一つ一つを取り上げて、面白おかしく記事にします。
でも、やっているのは選手です。
いくら監督、コーチが厳しく指導してもいいアドバイスをしても活かすも殺すもやっている選手なんです。
岡田監督のコメントの真意は、こうなんだと思います。

いくらオレらがあーだこーだ言うても、やるのは選手やん、おーん。選手達がオレらのいうた事を活かして結果出さなあかんやん、おーん。
大山選手の状態は、上がってますがその理由としてボールの待ち方が良くなっています。
自分の狙い球を絞ってその球が来るまで我慢できるようになっています。
岡田監督が以前にコメントしたり、おそらくアドバイスしていた事ができるようになった結果、状態が上がったのだと思います。
それが出来ているのが、ルーキー森下選手であり移籍してきた渡邉選手だったのです。
佐藤選手は、まだまだ狙い球を絞って打席に立っていますが我慢できる段階まではいってません。
でも、ホームランという最高の結果を出しました。
まずは、ホッとしているはずです。
ただ、選手たちは必死でもっと成績が上がるように頑張っています。
岡田監督の真意としては、タイガースの現在の選手たちはとても真面目でいい子達なので何とかして結果を出して欲しいという親心があるのだと思います。
そして、その期待が大きいからこそ時には厳しい言葉がつい出てくるのだと思います。
そして、サービス精神が旺盛でマスコミに面白く選手の事を話す上に言葉が足らないので誤解を招きやすいのだと思います。

まとめ
岡田監督は兎角、誤解を招きやすい言動をします。
しかし、タイガースと選手たちへの愛情は人一倍強い方です。
今後も様々な誤解を招くような言動をして物議をかます事でしょう。
しかし、選手たちは必死で自分たちの成績が上がるように頑張っています。
シーズンが終わる頃には、成長して逞しくなった選手たちが見られると思います。
そうなる日を楽しみに、見守って行きたいと思います。
今日でオープン戦が終わります。
才木投手が先発する予定ですね。
最後、しっかりと締めてもらって良い記事を書きたいです‼︎
それでは、ごきげんよう‼︎


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