【阪神タイガース】知ってるようで知らない⁉︎タイガースを「アレ」に導く岡田野球の真髄

阪神タイガース

こんにちは、badass tigerです。

今年の阪神タイガースは、岡田彰布新監督を迎えキャンプも昨年までと違ってなかなか厳しいものとなっています。

「アレ」=優勝

これを目指して、現在キャンプに励んでいますが、岡田監督も65歳という高齢ながら精力的に動いてますね。

いやがおうにも、期待が高まります❗️

という事で、今回は岡田彰布という人について今更ながらですが詳しく解説していきます。

プロ野球観戦歴40年、阪神日本一も見て来た僕が見て来た岡田彰布という男の本質が分かります‼︎

今回の記事はこんな人にオススメ

・岡田彰布という人の本質が分かる

・今年のタイガースの見どころが分かる

・阪神タイガースを愛する人

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「アレ」請負人岡田彰布

岡田彰布監督は、直近の2005年の優勝監督です。

それどころか、2003年の優勝時にはコーチとして三塁ベースコーチャーを担当していました。

そして、タイガース唯一の日本一となった1985年には、5番セカンドとして3割30本を超える成績を残し貢献しました。

岡田監督
岡田監督

3番バース、4番掛布さん、5番オレのクリーンアップは強力やったで

岡田監督は、1985年以降直近3度の優勝全てにユニフォームを着て関わっている唯一の人物です。

まさに優勝=「アレ」請負人です。


【中古】岡田の決断—岡田彰布という男

タイガースと共に歩んだ人生

ここで、岡田監督の歩みについて触れておきます。

【プロフィール】

氏名:岡田彰布(おかだあきのぶ)

生年月日:1957年11月25日

年齢:65歳

身長:175cm

体重:77kg

血液型:A型

出身:大阪府大阪市中央区玉造

経歴:北陽高等学校(現・関大北陽)→早稲田大学→阪神タイガース(1980〜1993)→オリックスブルーウェーブ(1994〜1995)

コーチ歴:オリックスブルーウェーブ(1996〜1997)
阪神タイガース(1998〜2003)

監督歴:阪神タイガース(2004〜2008)
オリックスバファローズ(2010〜2012)
阪神タイガース(2023〜)

岡田監督は、1957年に大阪市中央区玉造で生まれました。

岡田監督の父親は、町工場の経営者で阪神タイガースの有力後援者として、当時のエース村山実投手や4番バッターの藤本勝巳選手と親交がありました。

したがって、彰布少年も生まれた時から阪神タイガースと縁の深い人生を歩んでいきました。

ちなみに、幼稚園の時に当時の正三塁手の三宅秀史選手とキャッチボールをしてもらったことから大ファンになったとのことです。

後に、背番号16を希望したのも三宅選手がつけていたからだというエピソードがあります。

岡田監督
岡田監督

中学の時には、村山さんの引退試合のキャッチボールもさせてもらったんや、おーん。

そして、北陽高等学校に進学後は一年生からレギュラーとして出場しました。

一年生の夏には見事、甲子園出場を果たしました。

その後、三年生の夏にはエースで4番でしたが、惜しくも地区大会の決勝戦で敗れ甲子園出場はなりませんでした。

そして、早稲田大学のセレクションを受けて見事な成績を納めて、何と一般入試で合格し進学します。

早稲田大学では、東京六大学野球で次々に新記録を打ち立ててプロからの注目を浴びます。

そして、ドラフト会議で当時の最多指名球団6球団からの指名を受け、意中の球団、阪神タイガースにドラフト一位で入団しました。

そして、タイガース入団後は中心選手として活躍します。

特に、1985年の日本一の時には正二塁手として打率342、本塁打35本、打点101と好成績を残し、ベストナインとゴールデングラブ賞も獲得しました。

しかし、その後はチームの低迷と共に岡田自身の成績も下降していきました。

それから、1993年オフに戦力外となり自由契約となりました。

しかし、翌1994年にオリックスブルーウェーブに入団、その会見で

岡田監督
岡田監督

いつまでも阪神ファンであり続ける

と涙ながらに語ったのは今でも記憶に残るところです。

オリックスでは、大した活躍ができず翌年現役を引退します。

その後は、オリックスで2年コーチを経験して、1998年からタイガースにコーチとして帰ってきました。

2000年から2002年までは、二軍監督を務め、ウエスタンリーグ優勝にも導き、後の主力選手を育てていきます。

野手では、関本さんや濱中さんそして、今岡さんなど、そして投手では藤川さんなど錚々たるメンバーが岡田二軍監督の薫陶を受けています。

2003年には、星野監督の元一軍内野守備総合コーチとして三塁ベースコーチを行い正確な判断力でチームに貢献し見事にリーグ優勝を果たします。

翌年、星野監督勇退を引き継ぎタイガース監督に就任しました。

2004年こそ4位でしたが、翌年は2年目の鳥谷敬選手を2番ショートに抜擢、藤川球児投手、ジェフ・ウィリアムズ投手、久保田智之投手のJFKでリーグ優勝を果たします。

その後2008年までの監督時代Aクラスから一度も落ちることはありませんでした。

2008年、優勝を逃した責任を取り退任しました。

そして、2010年からはオリックスの監督に就任しました。

オリックスでは、チームが過渡期ということもあり芳しい成績を上げることが出来ませんでした。

そして、今年2023年から再び阪神タイガースにて指揮を取ることになりました。

岡田彰布という人は、65年の生涯阪神タイガースと共に歩んできたと言っても過言ではありません。


岡田野球の真髄とは

ここまで、岡田監督の経歴を簡単にご紹介してきました。

それでは、岡田監督の目指す野球とは一体なんでしょうか?

一言でいうと「守りの野球」です。

自身が日本一となった1985年のタイガースは、兎角バース掛布岡田とクリーンアップを中心とした打撃ばかりがクローズアップされます。

しかし、実はゴールデングラブ賞を獲得した二遊間、岡田、平田両選手を中心にしっかりと守れるチームでした。

むしろ、守りからリズムを生み攻撃に良い影響を与えていました。

岡田監督
岡田監督

あの日本一は打って勝ったのと違うで、守りで勝ったんやおーん。

オレら内野の守りは鉄壁やったでおーん。

岡田監督は、その頃の野球を理想としているはずです。

監督時代も守備範囲が狭く、指に不安のあった今岡選手をサードにコンバートして、ショートには将来の中心選手の期待を込めて2年目の鳥谷選手を起用しました。

そして、キャッチャー矢野選手、センター赤星選手とセンターラインがしっかりとしていました。

金本選手を中心に打撃が活発なイメージがあると思いますが、実は少ない点を投手を中心にしっかりと守っていくチームでした。

また、岡田監督は今あるチームのストロングポイントを最大限に活かすことを常に考えています。

おそらく、今年のチームは投手陣がいいのでいかに失点を減らしていくかに重点をおくはずです。

そのため、昨年まで失策が多かった守備を徹底的に鍛えるはずです。

また、記録に残らない送球ミスやサインプレーにおけるミスも目立ちました。

これは、昨年まで解説者だった岡田監督もよくボヤいていました。

岡田監督
岡田監督

なんで投げるかなぁ、絶対間に合わへんやろあんなんおーん。

この、サインプレーの徹底についてはキャンプでも報道陣をシャットアウトして行なってましたね。

でも、なかなかうまく行かないみたいで岡田監督もボヤいてました。

ここら辺は、今後の練習で徹底させて行くはずです。

また、シートノックの時に外野手が三塁やホームに返球する時に、必ずカットマンに低い球を投げるということも徹底させています。

これは、僕もとてもいいことだなと思っています。

なぜなら、カットマンに低く強い球を投げることで、バッターランナーの進塁を阻止できるからです。

例えば、ランナー2塁の場面でヒットが出て外野手からホームへいい送球が返ったとします。

しかし、ホームは絶対に間に合わないタイミングでした。

そして、ホームにボールが返ったのを見てバッターランナーは2塁へ進塁しました。

ということは、ヒットでランナー一塁でで止まっていたのがランナー二塁のピンチに再びなったということになります。

同じプレーが、先日の紅白戦でもありましたね。

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ここでは詳しく述べませんが、無駄な進塁を与えるプレーが出ています。

そのことを岡田監督は1番嫌うはずです。

先日のキャンプでも、シートノックでルーキーの森下選手がライトから矢のような送球をサードに送りました。

しかし、カットマンに低く強い球を返していないということでやり直しをさせられたんです。

いかに、相手に先の塁を与えないことを徹底させているかの証拠ですね。

今年は、こう言った見えないワンプレーに注目していきたいですね。

岡田監督
岡田監督

野球は守りやで、おーん。

また、攻撃面では相手に球数を多く投げさせることを徹底するはずです。

特に、相手がなかなか打てないエース級のときには、チームでそれを徹底してくるはずです。

たくさん投げさせて早く先発投手を降ろす、5回で100球とか極端ですがそのくらいのことはやってくるはずです。

そして、走塁面では盗塁は全てサインで行うということらしいですね。

サインが出たら走らないといけないのでランナーはこれまでより特に事前の準備が必要となってきます。

昨年までの、自由な野球と全く異なるので最初は選手も戸惑うかもしれませんね。

しかし、慣れてくると岡田彰布という人の勝負勘の鋭さに気がつき、監督の言った通りにすると間違いない‼︎ということに気がつくはずです。

先日、教え子の鳥谷敬さんも岡田野球について取材で

「勝負勘が凄い‼︎」と述べていました。

僕も前回の岡田監督は、選手起用がズバズバ当たって怖いくらいだなって思っていました。

おそらく、岡田監督は事前に自分のチームの事と相手チームの事を全て頭の中に叩き込んで準備をしていると思われます。

まぁ、早稲田大学を現役一般入試で合格する頭の持ち主です。

頭のいいことは間違い無いですね‼︎

岡田監督の理想は、何もしなくても1対0で勝っている野球だそうです。

見た目には、退屈な試合も増えるかも知れませんが、何となく気がつけば勝ってたなんてことが今年は多くなるかもしれません。


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誰よりもタイガース愛を持つ男

岡田監督は、誰よりもタイガースを愛する男である事は皆が知るところではないでしょうか。

タイガースと共に歩み、タイガースの優勝に貢献する。

また、岡田監督は監督としては優勝したことより二軍監督で若手が育つことの方が嬉しかったと述べています。

2000年から2002年までは二軍監督(専任)。1999年と2002年にはファーム日本選手権で優勝し、2度、日本一となった。後の一軍監督退任時に思い出として「二軍で若手が育っていくのが楽しみで、それが(一軍監督時よりも)思い出に残る」と語っている。

Wikipediaより引用

自身は二軍の下積み経験がほとんどないが、二軍の若手選手への思い入れは強い。阪神監督時代は試合のない日もよく二軍の阪神鳴尾浜球場で目撃されていた。「ファームからも若い選手をしっかりと育てて野球を仕込む。そして監督が、あれこれ手を尽くしてチームの結果を積み重ねていく、そういう監督業こそが面白いのである」という

Wikipediaより引用

今年のキャンプでも、二軍のキャンプを沖縄に移し、自らも二軍キャンプに足を運んで熱心に見てましたね。

これも、タイガースを愛するが故に次にいい選手を残したい気持ちが現れているのだと感じます。

前回の監督時代はいい若手を育てることは出来なかったかもしれません。

しかし、今回はいい若手がたくさんいるので勝つことはもちろん、次の世代のミスタータイガースを育てたいそんな気持ちを持っているのではないでしょうか?

そして、自らが人生の集大成として愛するタイガースを常勝軍団にするという熱い気持ちを持っていると思います。

タイガース愛に溢れた岡田彰布こそこれからのタイガースを託すにふさわしい男ですね‼︎


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まとめ

今回は、阪神タイガース新監督岡田彰布さんについて語ってきました。

「アレ」への期待はもちろんのことですが、永らく育って来てなかった高卒野手の主力選手の育成を果たし

そして次代のタイガースを担う選手、指導者の育成これらの課題を克服してくれるものと信じています。

今後の岡田タイガースに期待しましょう‼︎

それでは、ごきげんよう‼︎


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