【阪神タイガース】本当はもう五分ではない‼︎岡田監督ショート争いの本音

阪神タイガース

こんにちは。badass tigerです‼︎

14日、15日と横浜でベイスターズと連戦を行いました。

いずれの試合もCS放送を録画してみてましたが、見られてよかったって思える試合でした。

関東遠征、いよいよ開幕一軍へのサバイバルが佳境になってきました。

今回は、その中でも先発投手陣とショート争いに焦点を当てて見ていきます。

また、15日の試合では今年のタイガースの戦い方はこうなるなという象徴的な試合だったのでそこにも触れていきます。

プロ野球観戦歴40年の僕から見た視点で語っていきます‼︎

今回の記事はこんなことが分かる‼︎

・タイガースの今年の戦い方がよく分かる

・先発投手陣の出来具合が分かる

・注目のショート争いの現在地が分かる

横浜DeNAベイスターズとの2連戦

14日、15日と横浜で横浜DeNAベイスターズと戦いました。

結果は、14日が11-6で見事勝利、15日は2-0で勝利しました。

14日は、相手投手の乱れをつき大量得点を取りました。

ルーキー森下選手にも一発が出てとても点が入って面白い試合でした。

森下選手については、以前にも記事にしていますのでこちらを参考にしてください‼︎

そして、15日の試合では大山選手に上昇の兆しが見えてきましたね。

ヒットもそうですが、選んだ2つの四球に上昇の兆しが見えてきました。

何故なら、自分の中でちゃんと狙い球を絞りつつ打席に入れているからです。

そして、放った2安打の打球がエグかった😆

だんだん掴み始めてきている感がしますね。

岡田監督
岡田監督

今日、今年1番のフリーやったったわ、おーん。絶対打ちよるわ思うたわ、分かりやすいよな。

おーん、見送り方というかな。

打つ打たんは、別にして見送る姿というかな。

岡田監督も上機嫌だったそうです。

この試合は、先発投手陣が好投して打線はチャンスは作れどなかなか得点は奪えませんでした。

しかし、6回小幡選手のタイムリーで先制すると、7回には糸原選手のタイムリーで追加点を取りそのまま逃げ切りました。

糸原選手も真っ直ぐに振り負けなくなり状態は上向きになってきました。

しかし、14日と15日の先発投手陣でくっきりと明暗分かれましたね。


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先発陣に明暗

14日の先発は、「火曜日の男」西勇輝投手でした。

苦手なベイスターズとハマスタではありましたが、5回を92球、9安打5失点とやや不安が残る内容でした。

ボールのキレが今ひとつで、コーナーへは行ってましたが打たれていました。

コーナーへかなりいいボールが行っていたのに打たれているということは、思ったよりボールにキレがなかったのかなという印象です。

本人は、色々新しい変化球なども試しつつとコメントしていましたが、個人的にキレが今ひとつで心配になってしまいました。

実績のあるピッチャーなので、残り2試合でどこまで調子を上げられるか注目です。

15日の先発は、大竹投手でした。

前回の登板では、打ち込まれ不安が残りましたがこの日は4回を1安打無失点とほぼ完璧な内容でした。

前回は、勝負所で真ん中へボールが集まってましたが、今回はコーナーへきっちりと投げ分けてましたね。

前回は、ランナーが出ておかしくなったのでランナーが出た後の投球に注目しましたが今回は落ち着いて投げていました。

岡田監督
岡田監督

あないして、低めに投げとけばそんなに打たれんのよ、おーん。

(ローテの計算)してる、それはしてる。

と岡田監督お墨付きの内容でした。

今回は、正捕手梅野捕手が受けたのも大きかったみたいです。

2番手で登板したのは、ローテーション確定している西純矢投手でした。

こちらも4回を1安打無失点と圧巻の内容でした。

西投手は、他の投手との兼ね合いで途中からマウンドに上がることが多い難しい投球ですがよく投げてますね。

今日は、一球ごとに間を変えて投げたり、左打者へのチェンジアップを試していました。

色んなことを試しつつ、ほぼ完璧に抑えるあたりやはり凄い投手になりそうな予感はビンビンします。

おそらく、130キロ台の外へ逃げながら落ちるボールがチェンジアップだと思いますが、相手バッターもかなり打ちにくそうにしていましたね。

西投手も手応えを感じたのではないでしょうか?

特に、首位打者を取ったこともあるリーグでもトップクラスの左打者・佐野選手をチェンジアップで打ち取ったことは自信につながると思います。

個人的に、夏頃には火曜日のカード頭は西純矢投手が担うようになるような気がします。

そのくらいの器だと思います。

WBCで同期の佐々木朗希投手や宮城投手が活躍していますが、西純矢投手もそれに負けないくらいのポテンシャルを秘めています。

そして、その素質がようやく開花しそうですね。

個人的に、当時のドラフトでは佐々木投手や奥川投手より西純矢投手推しだったのでこの活躍ぶりはとても嬉しく思います。

しかし、課題は疲労が特に投球に影響するタイプなので、そこをどう克服するかそれだけですね。

もしも、そこを克服できたら10勝どころか背番号である15勝も見えてきます。

また、俊足の京田選手のピッチャー前のゆるいゴロを素早く処理してアウトにしました。

とにかく、打球に対する反応もよく一歩目がとても早かったです。

このフィールディングの良さもセンスを感じさせます。

かつての巨人のエース斎藤、桑田投手や西投手が尊敬するメジャーリーガーの前田健太投手など一流の投手はフィールディングもいいので、その辺りも期待をさせられる要素です。

スカパー!

もうショート争いは五分ではない‼︎

小幡選手も15日の試合では、4打数3安打、1四球1打点と大活躍しました。

岡田監督
岡田監督

3本か今日。なんかみんなヒット打ってるけど、全然点入らへんから。まあ、別にええけどそれは。内容的にも最初のフォワボールから、なあ。ずっと小幡いいよな、おーん。

この試合は、2番ショートで出場した小幡選手は、1打席目にしっかりとボールを見極めてフォワボールを選びました。

そして、すかさず盗塁も決めます。

小幡選手に求められることは、打撃面ではしっかりとボールを見極めて出塁率を上げることです。

岡田政権になり、二遊間の守備を特に重視するようになりました。

とはいえ、打撃が1割とかあまりにも振るわないと流石にいくら守れても使えません。

そこで、しっかりボールの見極め、選球眼を鍛えて四球を増やして出塁率をあげれば自ずから打率も上がっていきます。

この内容を見て岡田監督も嬉しい事だと思います。

そもそも、守備範囲と肩ではライバル木浪選手をはるかに上回っています。

木浪選手は、14日の試合でツーアウト満塁からゴロを処理してセカンドホースアウトを狙いましたが、送球が低すぎたために取れずにエラーとなり失点してしまいました。

あれは、セカンドの植田選手がベースカバーに入るのが遅れたのが原因ですが、もう少し高く取りやすい位置へ投げていたらアウトのタイミングでした。

15日の試合では、小幡選手の1歩目の速さが目立ち守備力の差をみました。

岡田監督は、試合後のコメントで

岡田監督
岡田監督

また追いついたんちゃう、これ(笑い)。まだ、ちょっと難しいわ。両方ともいいのが一番いいけどな。使う方としては、なかなか難しいけどな。ショートだけは1試合を任すような形で、順番に出してるからな。2人ともいい結果を出してるから。チームにとっては絶対にプラスになるからな

これで五分五分というニュアンスのコメントをしています。

しかし、今年の政権、岡田監督と平田ヘッドは阪神日本一の二遊間、しかも2人ともゴールデングラブ賞を取った選手です。

この2人が、タッグを組んで守備を重視しないわけありません。

おそらく、中野選手をセカンドに回してショートは、守備範囲が広く肩の強い小幡選手が基本線だったはずです。

しかし、キャンプからオープン戦序盤にかけて木浪選手の打棒が爆発したこととあまりにも小幡選手が不甲斐ない打席と守りでもミスが続いたため、木浪選手がリードしたものと思われます。

しかし、ここにきて小幡選手の状態も上向きになってきた事で今は、岡田監督も頭を悩ませているはずです。

ただしかし、本命・小幡選手が打撃でもいいところを見せてきているので本音では、小幡選手を使いたいとみています。

表向きでは、五分五分と言ってますが本音では七三で小幡選手ではないかなと思います。

しかし、残り8試合オープン戦は残っているのでまだまだ予断は許しません。

ただ、今年のタイガースは投手中心の守りの野球が基本になると思うので、小幡選手にこのままアピールしてもらってレギュラー取ってもらいたいですね。

木浪選手の守備力では、3割を打たないと割に合わないと個人的には思っています。

さて、小幡選手については岡田監督も第一打席の四球を評価しています。

この、四球こそ今年のタイガースが目指す新たな野球なのです。

GAORA SPORTS

先発投手に球数を投げさせる意味

15日の試合では、ベイスターズ先発の平良投手から5回で113球投げさせています。

チャンスはたくさん作って、無得点だったことは反省点ですが、四球は4つ選んでいますし、相手先発から球数をたくさん投げさせていることにはメリットがあります。

そのメリットとは、球数が増えるとそれだけ早めに降板させられるということです。

現在の野球では制限はありませんが先発投手の球数は、だいたい100球前後を目安にしていることが多いです。

今の考え方では、肩は消耗品と言う考え方が主流なので出来るだけダメージを減らすために100球前後を目安に降板させています。

そして、100球くらい投げるとだいたい6〜7回くらいまで投げられると言うことになります。

上手く投げると8回くらいまで行けるかも知れませんね。

しかし、たくさん球数を投げさせることによって早い回に降板させられることが出来るのです。

15日の平良投手の場合だと、4回の段階ですでに90球投げていたのでシーズン中だとおそらく降板していたかも知れません。

そして、先発投手を4、5回で降板させることによって次の投手が一段レベルが下がる投手が出てきて、打ち崩すチャンスが出て来ると言うことです。

これは、特に苦手投手やエース級の相手に有効な戦術で、そういった投手を多く投げさせて早く降ろすことによって次の投手のレベルが落ちて打てるチャンスが広がると言うことです。

タイガースのこの2連戦も、先発投手は打ち崩せませんでしたが2番手の少しレベルの落ちる投手から得点を上げています。

この時期なので、一軍レベルの投手ではないかも知れませんが、今年の岡田監督も先発に多く球を投げさせて早めに降板させる戦術を意識しているものと思われます。

そのため、このオープン戦では打席においての狙い球を絞り、ボールの見極めを重視して打席に立たせているのがよくわかります。

象徴的だったのが、4回の糸原選手の打席です。

1-2と追い込まれてから、ボールをよく見極めて、際どいところはファウルで逃げていき、10球投げさせた挙句四球を勝ち取ったのです。

この打席に、今年の阪神打線の取り組みの象徴を感じました。

相手にかなり、今年のタイガースはいやらしいぞと植え付けたのではないでしょうか?

岡田監督
岡田監督

ええピッチャーでも、打てんでも多く投げさせたら早う降りるんよ、おーん。

そんな風に、打者に指導しているのかもしれません。

岡田監督のコメントでも、四球を選ぶことをよく褒めている記述が見られているので、その取り組みはずっと徹底されているものと考えられます。

今年の観戦では、相手投手にどれだけたくさんの球数を投げさせたか注目してみてくださいね‼︎

まとめ

オープン戦の山場、関東遠征の最初の2連戦のベイスターズ戦は、タイガースがいいところを見せてくれました。

これから残りの8試合、開幕スタメンそして、一軍争いの最終局面を迎えます。

いかにして、キャンプからの取り組みを発揮していくか、そして今度は結果も求められていきます。

これからの残りの8試合、選手たちがどう言う風な結果を出していくか楽しみにしつつ観戦したいと思います。

それでは、ごきげんよう‼︎

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