こんにちは。badass tigerです‼︎
今日は、少し肌寒かった1日でしたね。
プロ野球もオープン戦が行われましたが、各地なかなか肌寒かったのではないかと思われます。
そんな中、熱い試合は続いています。
タイガースもスワローズとの一戦。
開幕一軍へ、生き残りをかけている選手達の熱い戦いは続いています。
そんな中、岡田阪神はまだまだお試しモードのようですね。
今回は、お試しモードの中で気づいたことについて記事にしました。
昨日のスワローズ戦「やっぱり、梅ちゃんがマスクをかぶらないとダメだなぁ」そんな試合でした。
今回の記事はこんなことが分かる
・なぜ梅野捕手が正捕手でないといけないか分かる
・投手の心理状態が分かる
スワローズとのオープン戦
昨日もスワローズと神宮に乗り込んでのオープン戦が行われました。
結果は0-3と敗れました。
相手先発、ルーキー吉村投手から7連続三振を喫して、5回を無得点に抑えられました。
テイクバックが小さく球の出どころが見にくく打ちにくい投手ですね。
スワローズは、いい投手を獲得しましたね。
1回のノーアウト2塁からの森下選手のピッチャーゴロは痛かったですね。
飛び出した近本選手もボーンヘッドでしたが、森下選手も一旦一塁で止まったのはいただけません。
せっかく近本選手が粘っていたのに、一旦止まったせいで森下選手までアウトになってしまい一瞬にしてチャンスが潰えました。
これには岡田監督もかなりお怒りでしたね。

違う違うやんか。打ち方やって。あとのプレーなんかシーズン中だったら大変やで、お前。
これは、ランナーを進められなかったことに対する叱責ですが、期待の大きい森下選手だからこその叱責でしょう。
このプレーがなかったら吉村投手も分からなかったかも知れませんね。
ただ、シーズンでも当たるであろう吉村投手の球筋を見られたことは収穫ではないでしょうか?
また、スワローズはかなり本気モードできてましたね。
7回の近本選手へのリクエストなんかは、高津監督の勝利への執念を感じさせました。
先発の才木投手は、5回5安打3失点でした。
ボールは、低めに行っていて決して悪くはなかったのですが残念でしたね。
2番手は、昨日投げる予定だった秋山投手が投げました。
3回を投げて2安打無失点と上々の出来でした。
コーナーに投げ分けるコントロールは健在で復活の狼煙をあげたと言ってもいいでしょう。
2年連続で二桁勝利をあげた実績のある秋山投手が帰ってきたことでますます投手陣の厚みが増しました‼︎

残念だった才木投手
先発の才木投手は、ボールのキレも良く内容的には全く悪くはなかった出来でした。
でも、5回3失点と少々残念な結果に終わりました。
ただこのことについて、昨日バッテリーを組んでいた坂本捕手の配球に岡田監督はかなり苦言を呈していましたね。
3回の武岡選手のタイムリー、追い込んでから外角低めの変化球をセンターに運ばれたものでした。
しかし、それまで真っ直ぐに全くタイミングが合っていませんでした。
おそらく、最後は力勝負でいけば大丈夫だったはずです。
岡田監督は、その事に苦言を言ったのでしょう。

だってちっちゃいのには力勝負で真っすぐいけばエエのに、変化球放ってセンター前打たれるのになあ。
おそらく、今日は梅野選手はお休みの日だったのでしょう。
したがって、坂本選手に出番が回って来たのですが配球の良さを期待されている坂本選手がこれでは岡田監督もおかんむりなのはやむを得ません。
そして、その次の回坂本選手のミスが致命的な追加点を与えることになってしまいました。

オスナの一発の伏線
岡田監督は、昨日の坂本捕手の配球に対してかなりの苦言を呈しています。
-才木は5回5安打3失点と課題が出た。
「まあ課題て、なあ、4番バッターにインコース2球真っすぐ続けたら、それは打たれるよ。俺も『あっ』って思ったけど。そらなあ、小さいバッターに追い込んで変化球、大きいの打つもんに追い込んで真っすぐじゃ、そらあかんわな(笑)。そんなんもう、基本線やけどな、おーん」
-バッテリーで考えて。
「いやまあ、そういうことよ。バッテリーってだって、別にどういう風に攻めてと言うてないし、ミーティングもしてないしな。まあ今までの感覚なんやろなあ、坂本にしたら。そら打たれるよなあ、おーん。間違ったリードだと思うよ、俺は。だってちっちゃいのには力勝負で真っすぐいけばええのにお前、変化球放ってセンター前打たれるのになあ、4番の大きいの打つバッターにお前、インコース2球真っすぐ続ける、どう考えても間違えてるよな」
デイリースポーツより引用
ちっちゃいのの下りは、3回の武岡選手のタイムリーの事を言っています。
そして、4回に打たれたオスナ選手のホームランについての配球にはかなりの苦言を呈しているのです‼︎
この時の、2球続けて真っ直ぐを投げたのには伏線がありました。
それは、オスナ選手への2球目に才木投手のフォークボールを坂本選手がミットに当てながら後ろへ逸らしてしまったのです。
記録は、暴投になりましたがこれはキャッチャーが止めてあげないとかわいそうなボールでした。
才木投手といえば、フォークボールが武器です。
ピッチャーが武器としている球を止められないようでは捕手として使いようがありません。
ましてや、実績のある坂本選手なのですからそのくらいは止めて欲しかった‼︎
そして、坂本選手はまた後ろに逸らしてしまうのではという恐怖感からフォークボールを投げさせられなくなりストレートに山を張られたものです。
坂本選手は、前の回丸山選手の打席でも同じようにフォークボールをミットに当てながら逸らしています。
ピッチャーの武器となる球を止められないようではいくら配球が良くてもピッチャーの信頼を得ることは出来ません。
もしも、オスナ選手の時に今度は絶対逸らさないから最高のフォークボール投げてこいというサインを出していたら打たれることは無かったはずです。
そのサインを出せることが投手への信頼感になるのではないでしょうか?

投手に与える安心感の違い
坂本捕手は、悪い選手ではありません。
むしろ、二番手捕手としてはリーグでも有数の好選手です。
インサイドワークにも優れて、バッティングも率は低いけど小力があります。
ワンバウンドに対する反応も元来は悪くありません。
しかし、ワンバウンドに対する対応については、ライバル梅野捕手がずば抜けて凄いのでどうしても悪く見られがちです。
しかし、昨日の2つの後逸はフォークボールが武器の才木投手に対して絶対にやってはいけないミスでした。
何故なら、止められるボールを止められなかった事です。
そのような事が続いてしまうと、ピッチャーからして見ると思い切って腕が振れなくなります。
そうなると、どうしてもフォークボールのキレも悪くなります。
才木投手は、首を振って真っ直ぐを投げて打たれたシーンがありました。
坂本選手だとフォークボールで空振りを奪ったとしても後ろに逸らして振り逃げされるかもといった不安があったからからサインに首を振ったのかも知れません。
「梅野さんだと止めてくれる」
そういう安心感の違いが1番大きいと思います。
また、昨年までの首脳陣の刷り込みやメディアの刷り込みのせいで配球は梅野<坂本というイメージが染み付いてしまっていると思います。
そして、自分は配球面は坂本選手より劣っているという自覚もあると思います。
その事で一時とても悩み、故野村克也さんのところへ配球を学びに行っていたくらいです。
しかし、梅野捕手の良いところは投手が打たれたら自分のせいと腹を括って投手の良いところを出し切るというリードだと思います。
だから、梅野捕手の時は投手はめいいっぱい腕を振って投げる事が出来ます。
投手からしてみると、少々のワンバウンドなら止めてくれるし、打たれても梅野捕手のせいなわけですから。
確かに、梅野捕手は安全運転の配球で疲れてくると特に読まれやすいという弱点はあります。
しかし、投手がお立ち台に上がった時には、よく梅野さんのおかげですとか、梅野さんとよく話し合ってとか捕手の話題が出てきます。
いかに、梅野捕手が投手陣から信頼されている証拠ではないでしょうか?
その信頼感の違いが、今年から加入した大竹投手のピッチングの違いにはっきり出ています。
スカパー!
大竹投手に見る捕手への信頼感の違い
今年から加入した大竹投手は、キャンプオープン戦を通じて好投を続けていました。
しかし、3月5日のオリックス戦に3回4失点と崩れてしまいました。
その時も、打たれ出したら止まらなくなり勝負球が甘く入っては痛打をされていました。
その後、次の登板が15日のベイスターズ戦、この時は4回を無失点としっかりと修正してきました。
打たれた時と、抑えた時何が違ったのかというと捕手が違ったのです。
たまたまだろうという人もあるかもしれませんが、根拠があります。
それは、岡田監督のコメントからはっきりと分かります。
(大竹は)基本的には打たせてとる、タイミングを外してアウトをとるピッチャーやからな。その辺はちょっとバッテリーは考えな。今日も試合中に言うたわ
東スポWebより引用
この時の捕手は、坂本捕手でした。大竹投手が打たれていても間を取ることもテンポを変えることもありませんでした。
また、真ん中にボールが集まっているのにコースへハッキリと構える事もあまりしてなかったように思われます。
ひょっとしたら、坂本選手自身がパニックになっていたのかもしれません。
そして、好投した15日の大竹投手の登板後は、
-前回は配球面も指摘していたが改善された
「そうやなあ、今日はあれやんか。梅野やったしな。梅野に変えてみたし、全然それは、もう大丈夫」
日刊スポーツより引用
この時は、梅野捕手がマスクを被りました。
梅野捕手は、テンポよく大竹投手をリードしていました。
ランナーが出ても慌てる事なく落ち着いて投げさせていましたね。
そして、コーナーを丁寧に投げさせていました。
また、これらのコメントから配球面でも梅野捕手を岡田監督は信頼している様子が明らかになっています。
坂本捕手は、配球面で自信があり自分の配球に酔ってしまうところがあるのではないでしょうか?
ですから配球だけで投手を引っ張ろうとしているそんな感じがします。
それに対して、梅野捕手はピッチャーの気持ちをくんで引っ張っているイメージです。
言うなれば、良き兄貴分的な感じでしょう。
その辺りの差が、テレビ越しにも分かるのか梅野捕手の被った試合の方が何故だか安心して観戦出来ます。
大竹投手のこの2試合の投球は、捕手による安心感の違い、信頼感の違いから来る出来だったのかも知れません。
そして、昨日の才木投手も捕手の差で失点されたのだと考えます。
それは、才木投手の武器のフォークボールをちゃんと止めることが出来なければ信頼感なんて到底得られませんからね。
坂本選手は、今年のオープン戦打撃は好調ですが肝心の守りの面で集中力を欠くような場面も見られます。
昨年まで、配球面から重用されてきましたが、今シーズンの出来いかんでは第二捕手の地位も危ういのではないでしょうか?
2軍では中川捕手を強化指定して、近未来の正捕手とすべく英才教育をはじめました。
また、榮枝捕手、藤田捕手も虎視眈々と一軍を狙っています。
昨年一軍で活躍した、長坂捕手も控えていますし、奮起しないと坂本捕手は立場が危なくなって来ますねどうか頑張って欲しいものです。

まとめ
オープン戦も残り5試合になりました。
関東遠征の後2試合は、まだまだお試しモードでいくことを岡田監督は名言しています。
また、坂本捕手がマスクを被る事があると思います。
苦言を呈されるのは、出来るはずのことが出来てないからです。
それだけの期待をされているから言われている。
梅野捕手に何かあったら、坂本捕手がやっぱり代わりの一番手である事には間違いありません。
今回は、かなり厳しいことを書きましたが、頑張って持ち味を活かして欲しいですね。
また、坂本捕手が被る時縦の変化にどう反応するかも注目して見て欲しいです。
開幕まで後10日あまり、オープン戦も残りわずか開幕までにどんなチームが出来上がるか楽しみに観戦したいと思います‼︎
それでは、ごきげんよう‼︎
GAORA SPORTS

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