【阪神タイガース】拭えない悪癖‼︎修正出来なかった攻撃面3つの不安

阪神タイガース

こんにちは。badass tigerです‼︎

昨日でプロ野球のオープン戦も終わりました。

タイガースは、バファローズとのオープン戦で様々な課題を突きつけられました。

これは、前政権以来ずっと続いている悪癖です。

岡田監督は、この悪癖を払拭しようとさまざまな取り組みをしてきました。

しかし、この悪癖が拭えないまま開幕を迎えることとなりました。

開幕までに、どのように修正してくるか注目したいところです。

今回も、プロ野球観戦歴40年の僕が見た見解を記事にしました。

今回の記事はこんな事が分かる。

・タイガースの開幕に向けての課題が分かる

・タイガースのバントがなぜ決まらないか分かる

・タイガース長年の欠点が分かる
スカパー!プロ野球セット

オープン戦最終戦

昨日は、バファローズとのオープン戦最終戦が行われました。

結果は、2-5と敗れました。

先発は才木投手でした。

5回を114球、6安打4失点というイマイチな出来でした。

1回は杉本選手に、落ちないフォークボールを運ばれましたし、3回は野口選手にインコースの真っ直ぐを上手くホームランされました。

真っ直ぐは悪くなかったものの、コントロールのバラツキが目立ちました。

この辺り、開幕までにどう修正していくか注目ですね。

2番手の富田投手は、かなりいい出来でした。真っ直ぐ、変化球共にキレがあり開幕へ向けて岩貞投手が離脱した後貴重な左腕リリーフになりそうです。

7回の石井投手は、三者凡退でピシャリと抑えました。

これで、対外試合13イニング無失点とアピールしました。

8回は、浜地投手が連投テストでした。

1回を1失点とイマイチの出来でした。

J SPORTS

長年ずっと続く治らない悪癖

昨日の試合では、タイガースのずっと続いている攻撃面の悪癖が修正されていないところが浮き彫りになりました。

岡田監督も苦慮している事でしょう。

  1. バントが決まらない
  2. 高速追い込まれ
  3. ケースバッティング出来ない

それでは、一つずつ解説していきます。

1.バントが決まらない

タイガースのバントはかなり下手ですね。

この試合も、才木投手と小幡選手が大事な場面でバントを失敗しています。

何故、タイガースはバントが決まらないのか?僕なりに考えてみました。

・目線がブレる

僕は高校時代はソフトボール部にいて、バントをする場面は多かったんです。

ソフトボールは、近いところから体感は野球の150キロぐらいの速い球ですし、浮いてくるようなボールを投げてくるのでかなりバントはしにくいです。

でも、目線をボールの軌道に合わせる事で上手くボールを捉える事ができてバントはほぼ成功していました。

そんな僕の経験上、タイガースの選手はバットと目線が離れすぎているので上手くバントが出来ないのではないかと考えます。

・体をピッチャーの方へ正対していない

そして、もう一つは体をちゃんとピッチャーの方に向けてない事です。

普通にバッティングするように体を開かずにバントすると、下半身が使いにくくなり手だけで操作するのでバントは成功しにくいです。

・ヘッドが下がっている

バットのヘッドが下がっていることもバント失敗の要因になります。

ヘッドが上がると、ボールが上がりやすくなるからです。

小幡選手の失敗の場面はまさにそうでしたね。

プロ野球の選手にこんな事を言うのもおこがましいですが、見ていてタイガースの選手は、この3つの要因が重なりバントを失敗する場面が多いような気がします。

もう、構えを見ているだけでバンド決まらないなと思うことも多々あります。

岡田監督もこれには苦労していると思います。

岡田監督
岡田監督

バントの基本もでけへんのか、おーん。猛練習やらなあかんじゃないか、おーん。

おそらく、残り1週間バントの1から基本を叩き込まれるはずです。

2.高速追い込まれ

タイガースの各バッター、やはりツーストライクまでを2球で取られる事が多いです。

まだまだ、狙い球を絞って打席に入る前に整理できずに来た球を打つだかというバッターが多いような気がします。

佐藤選手をはじめ多くの選手がそうですね。

追い込まれると、ストレートだけでなく、変化球への対応もしなくてはいけません。

そうなると、しっかり自分のタイミングでバッティングさせてもらえなくなります。

先日も書きましたが、初球タイガースはほぼ打ってこないと決めつけられていますからとても甘い球を投げてきます。

しかもそれをタイガースの選手は、振っていきません。

昨日の中野選手も、そうでしたね。

初球から甘く入ったらいくぞという準備をしていたら、必ず打てるはずです。

そういう事が続くと、初球の入りが慎重になりバッター有利なカウントが作れます。

そうなると、狙い球が絞りやすくなり打てる確率が上がってきます。

打った抑えたの前に、この自分有利のカウントをいかに作れるかそこがポイントなんです。

ちなみに、それが出来ているのが森下選手です。

解説者などからよくあれだけ振れるのは凄い‼︎と言われています。

それは、自分の打つべき球を打席に入る前に整理して準備しているからです。

狙った球が来たら自分のスイングをする、こなければ見る。

それが、追い込まれるまでは徹底しているので自分のタイミングでフルスイングが出来るんです。

大山選手もホームランが出てからは、そういった自分のタイミングでボールを待てるようになりました。

もう、カウントを作れるか作られるかで9割がた勝負が決まっているのです。

その辺りの考え方を、岡田監督は植え付けようとしていますが現状時間がかかって開幕までに間に合わなかったですね。

森下選手の評価が高く、大山選手に対してボールの待ち方が良くなったというのは、そのことなんです。

3.ケースバッティングが出来ない

8回に、ノーアウトから中野選手がエラーで二塁まで進みました。

その後、3番のノイジー選手が簡単に空振りの三振をしてしまいました。

この場面、公式戦前最後の試合だったので実戦さながら何とか三塁へ進めるバッティングをして欲しかったです。

6回の小幡選手のバント失敗の後の代打・糸原選手も空振りの三振でランナーすら進められませんでした。

こういった、一つ一つの場面打てなくても最低でもランナーは進めるバッティングをして欲しいです。

特に、ノイジー選手のところでワンアウト三塁が作れていたら大山選手は賢いので何とかゴロでも打って得点になっていたはずです。

その辺りは、なかなか打てない打線ですし、良いピッチャーが投げている時にも重要な考え方なので意識して欲しいところです。

この試合、この3つが攻撃面では特に気になりました。

タイガースの打線は、オープン戦で1番得点をとっているにも関わらず打っている気が何故かしません。

しかし、あまり打てていない、点が取れない印象があるというのは、得点が欲しいところで取れていないという事が大きいと思います。

取りたい時に、得点が取れないために苦しい試合を強いられる事になるのです。

そのために、バントや進塁打はとても重要な要素となるのです。

スカパー!

まとめ

昨日の試合では、タイガースが長年抱えてきた課題が解消されていない事がはっきりと分かった試合となりました。

シーズンに入ってからも、バントや進塁打を駆使して何とか点数を取って行かないといけない場面が出てくると思います。

特に、ピッチャーのバントは自分を助けることになるのでしっかりと決めて欲しいところです。

このオープン戦、タイガースは8勝9敗と負け越しました。

岡田監督になってオープン戦負け越しは初めてだそうですね。

しかし、岡田監督はオープン戦勝ち負け自体はあまり気にしてないと思います。

キャンプ、オープン戦で取り組んできた野球の成果は、公式戦で見られることになるはずです。

そこでどういった野球を見せてくれるか楽しみにしておきましょう‼︎

それでは、ごきげんよう‼︎

GAORA SPORTS

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ
にほんブログ村

にほんブログ村 野球ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました