こんにちは。badass tigerです。
WBCもついに開幕して、侍ジャパン頑張ってますね。
やっぱり、始まるとついつい日本を応援してしまいます。
大谷選手が味方にいるとこんなにも心強いんですね‼︎
日本の野球もオープン戦たけなわ、この週末の甲子園3連戦で一軍への切符がほぼ決まるサバイバル最終幕です。
今回は、9日のオリックス戦と10日の日本ハム戦について感じたことを書きます。
プロ野球観戦歴40年の僕の視点から見た感じたことです‼︎
今回の記事はこんなことが分かる
・今年のタイガースの強力リリーフ陣の事
・ランナーを進める小技の大切さ
・ルーキー森下選手の凄いところ

9日オリックス戦、10日日本ハム戦
9日は、オリックスとの一戦。
新外国人ミエセス選手に待望の一発がでて5-1で見事に勝利しました。
この日は、ブルペンデーで全投手リリーフの投手が投げました。
先発したルーキー富田投手は1点取られましたがその他6投手は無失点に抑えました。
10日の日本ハム戦は6-0で完封勝利しました。
ルーキー森下選手の待望のホームランが出ました。
先発の青柳投手は、4回無失点でした。
ボールにキレは感じましたが、ややバラつきが目立ちました。
残り2戦細かいコントロールを修正して開幕を迎えて欲しいものです。
3番手の村上投手も4回を無失点。
こちらは、ストレートにキレが出てきて落ちる球が生きてきています。
元々コントロールはいいので、ストレートにキレが出てきたことで一軍に通用していくかも知れませんね。
次回の登板が楽しみです。
それにしても、9日の試合ではリリーフ陣の豊富さをみせてくれました。

強力なリリーフ陣
リリーフ陣は、湯浅投手がWBCに行っていて開幕が微妙な中でクローザーをどうするかという問題があります。
期待の新外国人ビーズリー投手が故障で開幕は絶望的でピンチになった感がします。
しかし、今年はこの2人が不在でも十分戦える強力なリリーフ陣が整っています。
K・ケラー投手、浜地投手、岩崎投手と昨年の実績のある投手達が9日の試合でも好投しました。
ケラー投手は、やや制球に苦しみましたが真っ直ぐには力がありました。
悪いなりに無失点にまとめました。
このまま状態を開幕に向けて上げていったら代役守護神の1番の候補ですね。
6回に投げた岩崎投手は、安定感抜群のピッチングでした。
試しているツーシームもいい感じに決まってましたね。
今年はセットアッパーとして7回か8回に投げることになりそうですが順調にきてますね。
7回に投げた浜地投手は、真っ直ぐも威力がありボールも低めを意識していい内容でした。
しかし、今年の浜地投手は今のところいい時と悪い時がはっきりとしているので少し心配しています。
代役守護神の有力候補となるので頑張って欲しいです。
そして、9回を任されたのが石井投手。
石井投手は、ここまでの内容がとにかく抜群によく安心して見ていられます。
真っ直ぐに力があり、新たに習得したフォークボールが武器になってます。
石井投手に9回を任せたということはひょっとして代役守護神は石井投手か?
でも、本当に石井投手が代役となってもいいくらいの内容でした。
先日も9回を三者凡退に抑えました。
昨年の湯浅投手にも似たような、ここまでの内容でブレイクの予感がします‼︎
2番手で投げた加治屋投手も2回を無失点でした。
少し、制球が乱れていましたが要所ではいい球が行っていました。
加治屋投手もこの使い方をみると1、2点負けている時に、しっかりと抑えられる投手として重要な役割を担うことになりそうです。
とはいえ、関東遠征までは役割分担は分からないのでリリーフ陣も高いレベルでの競争が続きそうですね。
そして、岩貞投手も正式にリリーフへ回ることが決まりました。
これで更にリリーフ陣は強力になりそうですし競争も激しくなりそうですね。

森下選手2打席目のホームランを産んだ1打席目の凡退
10日日本ハム戦、森下選手がついに甲子園でホームランを放ちました。
2打席目の初球、ややアウトコースのボールを見事に叩きました。
実は、この打席には伏線があったのです。
それは、1打席目のことでノースリーのカウントから打っていったのです。
結果はセカンドゴロでした。
しかし、ノースリーといったカウントからあえて振っていったことで次の打席甘い球が来たら初球からいける布石が出来ました。
解説の今成さんもそう言ってましたね。
一回のノースリーから手を出したことが次の打席のホームランに繋がったと。
余談ですが、今成さんの解説は結構技術的なことも突っ込んで分かりやすく解説してくれるのでいいなと思います。
現役時代のことも交えてなかなか話が上手ですね。
現役時代は、杉谷さんのようなお笑い担当だと思っていたので少々以外でした。
余談が長くなりましたが、森下選手は4回の打席でもチャンスでタイムリーを放ち3打点の大活躍でした。
この打席は、カウント3-1から外寄りの甘い球を叩いたものですが、カウントを見て狙い球を絞ってましたね。
状態もいいのかもしれませんがクレバーな選手だなという印象です。
凡打になっている打席も、1打席目のようにしっかりと考えて打席に向かっているのでこの姿勢は物凄くいいなと思います。
今後は、インコースを攻められたりあらゆる手段で相手が崩しにかかると思います。
そんな時にどう対応するか見ものです。
彼なら意外と早く対応しそうですけどね。
GAORA SPORTS
何をやってくるか分からない今年のタイガース
ところで、森下選手のタイムリーが出た4回に今年のタイガースが何をやってくるか分からない怖さを与えた場面がありました。
まずノーアウトで8番梅野選手がヒットで出塁します。
ここで9番の熊谷選手の場面です。
2点勝っててノーアウトの場面、熊谷選手は初球打つ構えからバントを試みます。
しかしこれは、失敗します。
2球目は最初からバントの構えをします。
そして、ここでバスターエンドランを仕掛けるのです。
結果は、三遊間を破るレフト前ヒットです。
ランナーは2塁で止まりましたが、見事にヒットを放ちました‼︎
昨年までのタイガースであれば、バントの構えをしたら必ずバントしかしませんでした。
相手からすれば、とても守りやすくシフトを敷きやすかったのです。
そして、シフトを敷かれてもバントをやれなので選手にとっていいところに転がさないとランナーを進められないというプレッシャーがかかり失敗する場面がかなりありました。
特に、ノーアウト1、2塁の場面では必ずバントしかしないので相手は完全にシフトを敷き選手にプレッシャーがかかりまくって失敗する場面が多かった印象があります。
この時、解説者などもバントを失敗した選手ばかり責めていて僕には違和感がありました。
なぜかというと、あんなにシフトを敷かれるとプレッシャーがかかってバントしにくくなるよなって思ったからです。
そして、こういう時に構えだけでもいいんで、何でバスターさせないかなぁってずっと思ってました。
何故なら、バスターをすると相手が前に出て来れなくなるからです。
それはそうですよね、急に打って来られるとそれに対応しなくてはいけなくなりますからね。
もう一つのメリットは、その次からも何かやってくると、うかつにシフトが敷けなくなることです。
相手がうかつにシフトを敷けなくなる状況を作り出すことによってバントのコースも広くなり成功しやすくなるのです。
ちなみに、解説者の中でも岡田監督だけはそれと同じニュアンスのことを言ってましたね。

なんでバントの成功率が高いって
そら楽な場面でバントさせてるんやもん、当たり前やん、おーん。
楽な場面というのは、相手がシフトを敷けない状況を作り出していることもあるはずです。
そのシフトを敷くことが出来ない状況をバスターという作戦で示してくれました。
ライバルのスコアラーも当然見に来ているはずです。
「今年の阪神はバントだけじゃない何をやってくるか分からないぞ」
そういうことが伝わればしめたものです。
バントをする場面でもシフトを敷かれずにバントを決めやすくなるはずです。
スカパー!
攻守にセンスを感じる熊谷
バスターを見事に決めた熊谷選手は、セカンドの守備でも魅せてくれました。
4回のワンアウト一塁での清宮選手の打席でセカンド横にややゆるいゴロが飛んできました。
それを取って素早く2塁へ送球したのです。
ゆるいセカンドのゴロで普通はセカンドでアウトにしにくいタイミングでしたが取ってからがめちゃくちゃ早くてアウトに出来ました。
もうゴロが飛んできた時からセカンドでアウトにするつもりで処理していましたね。
この守備でツーアウト2塁がツーアウト1塁で止まり、失点のピンチが減りました。
これは、とても価値のあるプレーでした。
課題だった送球も良くなってますし、今年の熊谷選手は走塁と守備と小技で相手にとって脅威になりそうですね。
まとめ
9日10日の試合、タイガースは勝ちましたが勝っただけでなくリリーフ陣や森下選手そして今年は何をやってくるか分からない小技も魅せました。
守備面でまだまだ課題はありますが、今年の野球は見てて楽しいものになりそうですね。
そして、残り甲子園の2戦で誰が一軍に生き残れるか楽しみにしながら観戦したいと思います。
日本ハムの奇策、内野5人シフトについては明日触れたいと思います。
とりあえず一言いうならば新庄監督らしいなと思います。
それでは、ごきげんよう‼︎


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