【阪神タイガース】勝敗なんか関係ない‼︎岡田監督のオープン戦の考え方とは?

阪神タイガース

こんにちは。badass tigerです。

WBC日本代表は、ついに決勝進出を決めましたね。

見事な逆転劇でした。仕事で見られなかったのですが、素晴らしい戦いぶりですね。

一方、日本のプロ野球も開幕を10日後に控えそろそろシーズンさながらの本気の戦いぶりが見られます。

しかし、阪神タイガースに関してはまだまだ勝ち負けを度外視した練習モード全開のようです。

プロ野球観戦歴40年の僕が見た、岡田監督の本心とは?

今回の記事はこんなことが分かる

・岡田監督がオープン戦をどう考えているかわかる

・打てないなりにやっている取り組みが分かる

岡田監督のやりたい野球が分かる

ライオンズとのオープン戦

昨日は、埼玉西武ライオンズとのオープン戦を行いました。

結果は、1-2で惜しくも敗れました。

ライオンズ先発の松本投手から5回無失点に抑えられ、その後も9回まで全く打てず敗れました。

タイガースは、8回に岩崎投手がツーアウトから2連続ホームランを浴びて敗れました。

しかし、岡田監督は勝ち負けや打てなかったことに関してはあまり気にしていないコメントを出してましたね。

まあそんな打てんわなあ。まあ、どんどん打てって言うてもなあ。まあそんな戦いになるよ。今はそんな感じ違うか?打ち合いになった方がどっちかというと困るもんな。ピッチャーは抑えてくれた方が安心するよ、はっきり言うてな。それはどこのチームも今の時期はピッチャーが抑えてくれたらなあ、そうなると思うよ

スポニチアネックスより引用、岡田監督のコメントより

しかし、負けはしたものの収穫はあった一戦でした。

昨日の中継は、フジテレビTWOで見ました❗️スカパーならタイガース戦が143試合全て見られますよ😆

修正してきた西勇輝

タイガース先発は、西勇輝投手。

5回68球1安打無失点と上々の結果を出しました。

内容も素晴らしく、コーナーを丁寧にしかも絞りにくく放っていました。

また、高低を使ってバッターの目線を上手にぶらして打ち取ってました。

ボールのキレも良くなってきています。

やはり開幕までには仕上げてきましたね。

前回の登板で、岡田監督から配球についてアドバイスをもらっていたみたいでその事をバッテリーで上手く話し合って活かせていましたね。

岡田監督
岡田監督

よかったよ、今日はおーん。

岡田監督からも太鼓判をもらいました。さすがは実績のある投手ですね‼︎僕の心配が杞憂に終わりそうでよかったです。

オープン戦だからできる「9番DH西純矢」

昨日のタイガースの先発オーダーを見てびっくりした人もいるかも知れません‼︎

なんと「9番、DH、西純矢」でした!

しかも西純矢投手は、翌日のジャイアンツ戦に先発予定です。

大谷翔平に触発されてついに虎の二刀流が誕生か?と期待されました。

しかし、事実は違います。

岡田監督
岡田監督

バントをさせようと思ったんや。出えへんかったんや。(笑い)。それで9番でな。明日は投げるけど、明日は他のもんでDHを使いたいからな。1人ぐらいは出ると思ったら、出えへんかったんや。ほな打たせなしゃあないやん

バントをさせるために、9番に入れたみたいですね。

確かに、オープン戦は基本的に投手は打席に立ちません。

ですから、実戦でバントを練習するとしたらこういう使い方しか無かったのかもと納得しました。

結局、ランナーは出なかったのでそのまま西選手は、打席に入りそしてヒットを放ちました。

しかも、ピッチャー強襲の内野安打で足もものすごく速く感じました。

西投手のDHは、オープン戦だからこそ出来ることです。

ただ、セリーグなのでシーズンに入ったら打席に立ってバントをする場面も当然出てきます。

オープン戦に入ると投手が打席にほぼ立たないので、DHの枠を使って投手を入れるのは考えて見ると理にはかなっています。

ただこれを本当にやってくるのは、すごい勇気のあることだと思います。

岡田監督が言うには、今日のジャイアンツ戦では、DHで打たせたい選手がいるからシーズンのように西投手に打席が与えられることはないそうです。

したがって、この試合で一打席打席に入れてバントをやらせようというのが岡田監督の意図するところだったのです。

これを見ても分かるように、このオープン戦勝ち負けよりも選手達が今どのくらい出来るかを知ることを重要視していると考えられます。

オープン戦で戦力を見極める

岡田監督のこのオープン戦において何をテーマにしているのか?

それは「戦力の見極め」です。

昨日の試合も、かなりの多くの選手を使い、打席に立たせています。

オープン戦を通して、選手毎のタイプや長所短所、ボールの見極め、守備力など色んな部分から分析していると思います。

だから、オープン戦の勝ち負けはあまりこだわっていないと思われます。

実際、オープン戦を通じて選手の特徴や調子、実力を見極めて週末の京セラからは開幕へ向けて本気の戦い方をしてくると思われます。

おそらく、今までのオープン戦の戦いぶりから今年のタイガースが不気味だという印象は与えられていると思います。

何をやってくるか分からないタイガース‼︎楽しみじゃありませんか😆

GAORA SPORTS

相手先発に一球でも多く投げさせる取り組み

これまでのオープン戦を見ていて、何度も記事に上げてますが相手先発から球数を多く投げさせようという意図を感じさせます。

岡田監督
岡田監督

ええのが(良い先発ピッチャー)出てきたら、そない打てへんのやから、多く放らせたらええんよ、おーん。

そう、コーチには言ってるかも知れませんね。

先日も、横浜でベイスターズ平良投手から得点は上げられなかったものの5回で113球投げさせています。

この記事で詳しく先発投手に球数を多く投げさせる意味について書いてますが、この戦術は特に良いピッチャーや苦手ピッチャーに対して有効な戦術だと思います。

4、5回で降ろすことが出来ればその次に出てくる投手は、少しレベルの落ちる投手が出てくるはずなのでそこで得点のチャンスが生まれてきます。

昨日も、ライオンズ先発・松本投手に対して5回で得点こそ取れなかったものの99球投げさせています。

WBCと違って球数に制限はありませんが、シーズンに入るとその後の疲労蓄積なども考慮しておそらく100球前後が先発投手の球数の目安になります。

したがって、先発投手から粘って球数を多く投げさせることは相手にとって嫌な印象を与えることにつながります。

おそらく、今年のタイガースについては、打たないのは変わらないけど粘りのあるいやらしい打線になってきたぞということは印象づけたと思います。

この取り組みは、オープン戦通して一貫してやってきていると思いますし、徐々に実を結び始めてきていると考えます。

スカパー!

まとめ

岡田監督は、オープン戦については勝ち負けに全くこだわっていません。

おそらく、今日のジャイアンツ戦まではお試しモードで行くはずです。

色んなことを試して、関西に帰っていよいよ開幕に向けての本気の戦いが始まります。

今日は、西純矢投手が先発です。

どんなピッチングをするか期待しつつ楽しみに観戦したいと思います。

岩崎投手と中継ぎ陣については、明日のブログで記事にしたいと思います。

それでは、ごきげんよう‼︎

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