こんにちは。badass tigerです‼︎
日曜日もオープン戦でオリックスと戦いました。
結果は2-7と完敗でしたが、内容としてはタイガースがやろうとしている事がはっきりと見えてよかったです。
投打に課題は残りましたが、実戦を通して様々な宿題がはっきりとしてよかったのではないでしょうか?
また来週の巨人戦くらいまでは、一軍戦力の見極めをすると思うのでアピールに残された場はあとわずかになりましたね。
一軍当落線上の選手にとっては生き残りをかけたサバイバルはあと5戦のみです。
今回もプロ野球観戦歴40年の僕が見た視線でタイガースの現状を語ります。
今回の記事は
・タイガースの打撃面での取り組みが分かる
・新戦力の課題が分かる
・タイガースのストロングポイントも分かる
スカパー! 
オリックスはタイガースのお手本
日曜日もオリックスと甲子園でオープン戦が行われました。
結果は前述した通り2-7で敗戦しました。
先発はタイガース大竹投手、バファローズ田嶋投手の両左腕でした。
明暗はくっきり別れましたね。
後ほど詳しくお話ししますが、田嶋投手の方は昨日の山岡投手とは打って変わってキレキレでした。
オリックスは、タイガースがやるべき野球のお手本のようなチームで超強力な投手陣を堅固な守備で支え、少ないチャンスをものにするという野球です。
出てくるピッチャーが全て素晴らしいストレートを投げていてなかなか打線はきつかったですね。
また、守備では球際に強くポジショニングもいいので内外野なかなか抜かせてくれませんでした。
バンド、進塁打、ボールの見極め全てにおいて徹底されていて現状タイガースのお手本にすべきチームだなと思います。
特に、5回の佐藤選手のショートゴロ併殺のシーンでは、抜けていてもおかしくない打球をショートが上手く取りしかも併殺にしました。
派手に打ち勝つ方がファンは喜びますが今のタイガースと甲子園を本拠地にしていることを考えると少ないチャンスをものにして守り勝つ野球の方が勝てる確率が上がります。
逆にタイガースは、ミスが要所で出てしまいましたね。
現状、オリックスとはその分の差が出ています。
岡田監督がこれから短期間でどのように仕上げてくるか見どころです。

新戦力・大竹投手見えた課題
タイガースの先発は、大竹投手です。
3回を72球で4失点でした。
1回はしっかりと3人で抑えましたが2回に追い込んでから杉本選手に四球を与えてからリズムがおかしくなりましたね。
先頭の四球は、失点に繋がりやすいことを示しましたね。
ともかく、決めるところで甘く入り痛打されていました。
本人は、ヒットを打たれてから弱気になってしまったと言ってましたね。
岡田監督は、キャッチャーの配球が大竹投手の打たせて取る持ち味を活かしてなかったとコメントしてますね。

ひとつ余計なボールが多いんよ、おーん。大竹は打たせて取るタイプやからそこはバッテリーで考えんと、おーん。
確かに、1点取られることを恐れて大量失点につながってしまいましたね。
大竹投手は、三振を取るタイプでは無いのでこの反省を活かし次回は持ち味のテンポの良いピッチングをして欲しいですね。
GAORA SPORTS
負け試合の中の光明
完敗の試合でしたが光明もいくつかありました。
5回に登板した、K・ケラー投手は低めに強いボールが決まって前回とは全く違ういい内容でした。
前回、投げ込み不足を指摘され次の日にブルペンに入って投げ込みをしたという真面目な性格をしていて応援したくなります。
昨年は、コロナで開幕を調整不足で迎えいきなり打たれて自信が喪失するといった気の毒なケラー投手。
今年は、順調にキャンプ入り出来て調整も順調です。
体もかなり絞れていますし、ビーズリー投手も不在の中期待が高まります。
結果を出さないといけないとめちゃくちゃ気合いが入ってましたね😅
3者連続三振という圧巻の内容で猛アピールしました。
真っ直ぐも威力満点で投げ込みの成果が出ましたね。
真っ直ぐがいいので落ちる球も生きてました。
フォークボールを試そうと事前に梅野捕手と打ち合わせもしていたそうですね。
このフォークボールがかなりいいところから落ちていてかなりの武器になりそうです。
このまま順調にいけば楽しみですね。
また、キャンプから好調の加治屋、石井両投手もいずれも1イニングパーフェクトで無失点と好調を維持しているのも好材料でした。
いずれの投手も危なげないといった内容で今後も楽しみになってきました。
しかも、石井、加治屋両投手はたったの8球で三者凡退と抜群の出来でしたね。
特に石井投手は、あの元西武の潮崎さん直伝のシンカーが持ち味でしたが右バッターに通用しない悩みがありました。
そこで新たに習得したフォークボールをものにしてしっかりと放れていました。
それで、8球しか投げていないのに2三振取れた大きな要因になりました。
新たな武器を手にした石井投手の今後に期待ですね。
逆に、浜地投手が真っ直ぐがシュート回転するあまり良くない内容だったのでこれからの内容いかんではこの2人が勝ちパターンに入ってくるかもしれませんね。
この他にも、2軍では左の島本投手や渡邉投手も無失点と好調を維持していますし、昨日のオープン戦では馬場投手や小林投手も無失点で抑えています。
岡田監督からは二保投手もいいと口にしています。
リリーフ陣の層の厚さはタイガースが誇るストロングポイントの一つですね。
また、井上選手がどでかい一発を放ち大きくアピールしました。
インコース甘めには入りましたが速い真っ直ぐを引っ張ってレフトスタンドへ運んだナイスバッティングでした。
スイングに無駄な力みがなくなりスムーズにバットが出ています。
守りの部分も上達してますし、開幕一軍へ向けていいアピールが出来ましたね。
このキャンプからの成長を感じられる1番の選手かもしれませんね。

あの一発にはビックリしたで、おーん。
また、正捕手梅野選手が復帰したことも明るい材料です。
ここ数試合スタメンに出ていた坂本選手のプレーぶりからやはり梅野選手の存在の大きさを痛感していたので元気に試合に出てきてくれて安心しました。
いきなりヒットも放ち結果も出してくれめした。
無理をせずにしっかりと開幕へ向けて調整をしてもらいたいですね。

チームとしての取り組み打撃編
今日の試合を見て感じた事がもう一つあります。
それは、出来るだけ相手ピッチャーに多くの球数を投げさそうということです。
今日は、オリックス6投手から全部で164球投げさせ、四球を9つ選びました。
具体的には、ツーストライクまではしっかりと振っていくけど追い込まれたらファウルで粘りつつカウントを整えていくことです。
そんなバッティングをチームとして徹底的にやらせているという印象を受けました。
佐藤選手の最初の2打席が特に顕著でツーストライクまではなんでも振っていたけどそこから粘ってカウントを整えて最後は四球を選ぶと言ったなかなか味のある内容でした。
その他、チーム全体でしっかりとボールを見極めていた印象です。
シーズンに入るとエース級はなかなか打てないので、球数を投げさせて早く引き摺り下ろすのも1つの手段となります。
そして、ヒット一本打つのも四球一つ選ぶのもランナーとして残るのは同じです。
ひょっとしたら、ヒット一本の価値と四球の価値を同等の査定に変えたのかも知れませんね。
そうなってくると選手も必死で四球を選びにかかりますからね。
また、四球を選ぶことで出塁率も上がり打数が減ることでヒット一本で打率の上がりも良くなります。
相手ピッチャーに与える心理的な影響も大きいですよね。
四球には、いい事がいっぱいあるのです。
チームとしてこの取り組みを続けていくと相手にとって嫌な打線になっていくはずです。
まとめ
日曜日のオリックス戦は、タイガースの課題が多く出た試合となりました。
特に大竹投手には、苦しい試合となりましたね。
ただリリーフ陣の好投と井上選手の一発にはかなりの光明が見えました‼︎
そして、正捕手梅野選手の復活‼︎
明るい材料も随所にありました。
また、オリックス投手陣から四球を9つ選びチームとして取り組んでいるじっくりと選び相手投手に多くの球を投げさせる事も徐々に身を結び始めています。
一軍戦力を見極めるのもあと5試合だと思われます。
当落線上の選手がどれだけの奮起を見せるかを楽しみにオープン戦観戦していきたいですね。
明日は、侍ジャパンとの試合です。
ローテーションを担うべき西純矢、才木両投手が登板予定です。
侍ジャパンは、大谷選手も登場予定だそうです。
力試しには、うってつけの相手です。
仕上がってきた一流の打者相手にどれだけのものを見せられるか注目ですね‼︎
それでは、ごきげんよう‼︎


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