【阪神タイガース】ブレイクなるか?大砲・佐藤輝明にかかる大きな期待

阪神タイガース

こんにちは。badass tigerです‼︎

今年のタイガースの攻撃陣を支える大砲といえば、何といっても大山悠輔選手と佐藤輝明選手ですね。

この記事では、大山選手についてよく触れていましたし褒めてもいました。

佐藤選手については、あまりいい記事を書いて無かったですね。

オープン戦では、守備で雑なプレーをしてエラーも目立ち、打席でも何を待っているのか分からない姿からかなり厳しく書かせてもらった事もあります。

しかし、彼の活躍無くしては「アレ」は望めません。

そして、佐藤選手はオープン戦は結果を度外視して内容重視しているというコメントを出しています。

開幕まで後三日、佐藤選手に期待することをプロ野球観戦歴40年の僕が見た視点で見ていきます。

今回の記事はこんな事が分かる‼︎

・タイガース期待の佐藤輝明選手が取り組んでいる事が分かる

・オープン戦に対する選手の考え方が分かる

・佐藤選手の課題が分かる
スカパー!プロ野球セット

タイガース期待の大砲・佐藤輝明

佐藤輝明選手は、2020年のドラフトで4球団競合した中からタイガースが見事に引き当てて、ドラフト1位で入団した期待の選手です‼︎

昨年まで2年間で、球団史上初の左打者として2年連続20本以上のアーチを放った打者となりました。

このように、入団してから順調に見える佐藤選手ですが、ファンからしてみれば何故か物足りない成績に見えてきます。

実際、佐藤選手はもっといい成績を残せたはずなのです。

それは、成績にムラが出来てしまうからです。

それは何故なのか?

その理由は大きく3つあります。

  1. 打てない時期が長すぎる
  2. ストレートに差し込まれる
  3. 狙い球の絞り方が悪い(チーム全体の課題)

1に関しては、ルーキーシーズンにかなりのハイペースでホームランを量産していましたが、夏頃から急に打てなくなりました。

33打席連続ノーヒットなんて記録も作ってしまいました。

佐藤選手は、疲労が蓄積したらもろに調子が悪くなる選手です。

打てない時期は、スイングのスピードも遅く鈍いです。

2については、トップの位置が高いから初動が遅れる事をよく指摘されていました。

初動の遅れが、速い真っ直ぐに対応できない原因なのは言うまでもありません。

3については、タイガース全体の課題です。

初球の甘いボールを見逃し、2球目のボール球に手を出します。

そして、すぐに追い込まれるという悪いサイクルが続いています。

そして、このパターンを佐藤選手もよくします。

追い込まれた状況からはなかなか自分のスイングをさせてもらえません。

打席に入る前に、頭を整理して狙い球を絞って打席に立つことは自分のタイミングで自分で有利なカウントを作るためにとても重要なのです。

佐藤選手はこんなもんじゃないと、課題改善に向けて立ち上がった男がいます。

他でもない、岡田彰布新監督です。

佐藤輝明の打撃を改造した岡田監督

岡田彰布監督が就任してすぐに

岡田監督
岡田監督

一塁大山、三塁佐藤は決まりやろ、おーん。

と2人の大砲をレギュラー確約しました。

そして、佐藤選手については岡田監督も特に気にかけています。

そのため秋季キャンプから、佐藤選手は新フォームなど新たな野球への取り組みを始めました。

その取り組みとは、大きく三つあります。

1.構える時にグリップの位置を下げる

秋のキャンプから、初動を早くして速い真っ直ぐに対応するべくグリップを下げてた新しいフォームで打つ取り組みを始めました。

春のキャンプに入って初日に、元のグリップの高いフォームで打っていたため岡田監督から大目玉をくらいグリップを下げたフォームに戻したという話もありました。

しかし、その打ち方がまだまだ慣れていないのかオープン戦では不調に悩まされました。

ただしかし、本人はオープン戦は内容を重視しているとのことでした。

 ――オープン戦全17試合出場も、岡田監督の期待の表れ。  

「これだけオープン戦に出るっていうのは、自分の中では珍しいです。“責任持って、覚悟持ってやれよ”という意味だと思うので、使ってもらってる以上、やるしかない」

 ――数字だけ見ると、なかなか上がってはこなかった。  

「結果を出すのに越したことはないですが、自分は中身、内容というのを見ています。シーズンが始まれば、どんな形でもヒットを打てればいいですけど、今は“形”というのを固めています。26日の最終戦もヒットは出なかったですが、惜しい当たりもありました。悪くはないです」

スポニチアネックスより引用

この記事のようにオープン戦は、改造したフォームを固まる時期と本人は明言しています。

フォームが固まった佐藤選手の開幕後の活躍に期待ですね‼︎

2.出来るだけ前でボールを捌く

佐藤選手は、昨年まで速い真っ直ぐに対して振り遅れるシーンも多々ありました。

速い真っ直ぐに対応するために、グリップ位置を下げて初動を早くするという事は先程お話ししました。

それとは別に佐藤選手は大砲として、飛距離を伸ばすことについても取り組んでいます。

それが、前でボールを捌く事です。

ボールを前で捌くといいますが、イメージとしては腕が伸び切ったところで捉えるということです。

腕が伸び切ったところで捉えると飛距離が1番出ます。

ボールを前で捉える取り組みを、大山選手と共に佐藤選手もしています。

オープン戦でも、前で捉える取り組みをしている事が随所に分かりました。

しかし、まだまだこの取り組みがうまく行っていないのか結果がイマイチだったのは先程もお話しした通りです。

しかし、佐藤選手のコメントを聞いてやってくれそうな予感を抱かせてくれました。

――開幕が近づく中でもノーステップ打法など、試行錯誤を続ける意図はどこにある。  

「キャンプで“まだちょっと違うな…”というのはあったので、またいろいろ試そうかなと思っていました。だんだん開幕前に固まってきたので、これでいこうかな、と。(最終戦のフォームが)完成形に近いです」

スポニチアネックスより引用

開幕へ向けて、フォームが完成系に近づいたと頼もしいコメントですね。

3.打席に入る前に、狙い球を絞る

打撃のフォームをいくら改造しても、狙い球をきちんと絞って打席に入らないと打つ事が出来ません。

岡田監督は、佐藤選手だけでなくチーム全体の取り組みとして打席に入る前の準備として狙い球を絞って打席に入るという事をやらせています。

ルーキーの森下選手が、いつでもフルスイング出来ているのは打席に入る前にきちんと狙い球を絞って打席に入っているからです。

これは、森下選手だけでなくタイガースのチーム全体で取り組んでいる課題なのです。

狙い球を絞ることで、自分有利なカウントを作り出し、自分のタイミングで打つ事ができます。

そうすることで、いい結果が出るチャンスが多く生まれます。

以前にも狙い球を絞って打席に入る重要性を書いた記事があるので参考にしてください。

ところで、佐藤選手ですが、狙い球を絞って打席に入るという点ではまだまだ出来ていないように見受けられます。

初球の甘い真っ直ぐを見逃して、次の落ちるボール球に手を出して早々に追い込まれる昨年と同じパターンを何度も目にしました。

いくら、フォームが良くなろうがこの悪癖が治らない限りもう一段上にはいけないでしょう。

ヤクルトの「村神様」こと村上選手もあそこまで凄い選手になれたのは狙い球を絞ってそのボールが来るまで我慢できるようになったからです。

佐藤選手には、是非狙い球を絞って我慢する事をやってもらってもう一段上の選手になってもらいたいです‼︎

そして、佐藤選手といえば今年から固定されるサードの守備でも不安な部分を見せました。

GAORA SPORTS

課題のサード守備力

佐藤選手は、今年のオープン戦17試合でエラーを5つしています。

更に、エラーにはなっていないけど取れる打球を後ろに逸らしてしまうシーンも何度も見ました。

佐藤選手の守備は、腰が高くて膝が硬いように見受けられます。

僕は、高校時代にソフトボール部でサードを守っていましたが、腰を低く落とせと何度も厳しく指導を受けました。

そして、膝をリラックスさせて左右の動きに対応できるようにしろとも指導されました。

サードって、右打者の引っ張った強い当たりが飛んでくるポジションです。

だから、腰が高くて膝が硬いと反応が遅れてしまうのです。

特に、僕のやっていたソフトボールは反射神経だけで反応しないといけないのでより低く構えてどの打球でも反応できる準備をしておかないといけないのです。

そういう観点で見ると佐藤選手は、守備の構えから準備が足りていない気がします。

佐藤選手がボールを弾いている時は、よく見てもらったら分かりますが腰が高いです。

よく、ゴロは下から取りにいけと言われますがこれは、重心を低く構えるという準備段階からやっておかないと低くいけないのです。

その辺りは、佐藤選手も充分に分かっているようです。

――今季は三塁一本。実戦を重ねて、見えてきた課題は。

 「やっぱり低く構えないとダメかな、と。(体が)固まり過ぎてもダメですし…。三塁は強い打球が多いので、低く構えて、地面にグラブを着けておくところは大事かなと思います。(開幕の)京セラドームの人工芝は特に打球が速いので」

スポニチアネックスより引用

オープン戦最後の京セラの3連戦では、いい守備も出ていたので守りの方でもチームを盛り上げる活躍が期待されます。

まとめ

開幕戦を明後日に控え、ややオープン戦で精彩を欠いた佐藤選手に対して不安な声もあります。

しかし、オープン戦はあくまで公式戦へ向けての練習と割り切っていた佐藤選手。

フォームも固まってきたみたいで、開幕後の大暴れが期待されます。

しかし、狙い球を絞って打席に入らないと昨年までと同様にピッチャーにボールを振らされ調子を崩す事にもなりかねません。

岡田改革で、狙い球を絞って準備することの大切さを学んで更なるブレイクを期待しています。

それでは、ごきげんよう‼︎

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