【阪神タイガース】いよいよベールを脱ぐ岡田野球‼︎その注目ポイント3選

阪神タイガース

こんにちは‼︎badass tigerです‼︎

いよいよ今日からプロ野球が開幕します‼︎

今年からタイガースは、岡田彰布監督が就任して、選手たちは緊張感を持ってプレーしています。

キャンプからオープン戦まで昨年と違った様々な取り組みにチャレンジしています。

それは、これまでの記事でたくさん書いてきました。

しかし、オープン戦を通じてやりたい野球は見えてはきましたが、お試し的な部分が大きかったです。

まだまだベールに包まれた部分もあり、開幕戦からどういう戦いをするか注目されるところです。

今回は、プロ野球観戦歴40年の僕が語る公式戦開幕後タイガースの戦いで注目したいポイントを3つご紹介します。

今回の記事はこんな事が分かる。

・岡田監督のやりたい野球が分かる

・タイガース試合観戦の注目ポイントが分かる

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「プロ野球」阪神タイガースの開幕

ついに、阪神タイガースの開幕戦を迎えます。

岡田監督就任後からさまざまな改革を行なってきました。

オープン戦では、そんな改革の一端を見せてくれました。

また、まだまだ岡田監督のやりたい事が志半ばである事も見えてきました。

本当に、岡田監督のやりたい野球が出来てくるのには時間がかかるかも知れません。

-今季のチームの特徴は  

「メンバーも少し、新外国人、ドラフトの選手とあったんですけど、今年、自分が監督をすることによってポジションとかいろんな面でだいぶ変えた部分があるんで、チームがすごく若くなったというか、1軍が初めての選手もいるんで、その辺は徐々にね、まだまだ完成されたチームじゃないんで、伸びしろのある、本当にこれからだんだん強くなっていく、そういうチームと思うんで。まず開幕からは、そういう意味でみんながゲームに出ることによって、もっともっとゲームの中でね、力をつけていくというか、そういう選手が多いし、そういうチームがスタートするわけですけども、それは143試合の中で徐々に4月より5月、5月より6月というかね、そういう試合を追うことによってね、徐々に力つけてきて、8月、9月には今よりももっとすばらしいチームにね、なってると思うので、そういうのを楽しみにして、まあ若いんで、とにかく挑戦するつもりでね、どんどん思い切ったプレーをやってもらったら、いいと思います」

日刊スポーツより「岡田監督公式会見」引用

コメントでも未完のチームで、伸び代がある事を強調していますね。

でも個人的に、今年のプロ野球をとても楽しみにしています。

なぜなら、ついに今年から本物のプロ野球チーム「阪神タイガース」の試合が見られるからです。

昨年もプロ野球はプロ野球だろうと思われる方もいらっしゃるかも知れません。

でも、ちょっと聞いてください‼︎

実は昨年、タイガースの試合をあまり見てませんでした。

その理由は、

・自分勝手なプレーを繰り返す選手たち

・雑なプレーでエラーを繰り返す選手たち

・バントなら相手がシフトを組もうが柔軟に対応できずそのままバンドのサインを出し続け失敗したら選手のせいにする首脳陣

・スランプに陥っても何も手助け出来ない首脳陣そして何の工夫もしない選手

・まともな送球が出来ない選手

あまりにプロ野球選手としてお粗末なプレーの連続だったからです‼︎

工夫もなく、各々が勝手な打席を繰り返して無為無策で完封負けはチームワーストの26を記録しています。

昨年の野球は、テレビをつけるだけで腹が立つのでほとんど観戦してなかったんです。

そんな中、今年から岡田彰布新監督が就任しました。

岡田監督は、前監督時代や解説者時代から卓越した野球観を持っています。

就任後のインタビューなどを見ていても、タイガースの野球をまともな野球に変えてくれるそういう期待を見せてくれました。

ところで、僕が考える野球の魅力、それは「考える時間」があるスポーツという事です。

その瞬間、その瞬間は一瞬だけれど、打者と投手の駆け引きがあり、投げるまでにひとときの「間」があります。

その「間」がある間にさまざまな事を考えてプレーできる。

それが野球の特徴です。

また、監督、コーチがその時その時に応じた作戦を熟考して実戦に移せる、そしてそれを読んで阻止するその凌ぎあいも野球ならではの魅力です。

その考える事と作戦の読み合い、凌ぎ合いを昨年までのタイガースは、放棄していたように思えます。

だから、ランナーが出たら版を押したようにバント。

バントのサインが出たら、極端なシフトを敷かれてもサインを変えない。

打者には、狙い球を絞る事をさせず来た球をただ打つだけ。

だから、何の手も打てず完封負けを繰り返したのだと思います。

しかし、今年からの野球は、「間」を大切に考える野球、相手チームとの作戦の読み合い、化かし合いそんな心を読むという楽しみがあります。

その事を、高い技術と知識で読み合いに勝ちアレを果たす。

本物のプロ野球が今年からは、見られるのです。

楽しみにせずには、いられません。

そんなタイガースですが、今年の観戦をする上で注目したいポイントが3つあります。

ご紹介していきましょう‼︎

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今年とタイガース注目ポイント3選

①出塁率の向上、特に1、2番の出塁率に注目‼︎

今年のタイガースは、相手先発投手に球数を多く投げさせる取り組みを行なっていることはすでに何度もご紹介しています。

打てない時は、せめて球数をたくさん投げさせて早く先発投手を降ろせというチームとしての取り組みです。

先発投手がいくら良くても、5回で100球を超えるとさすがに交代させるはずです。

そうなると、その後に出てくる投手はレベルが落ちて打てるチャンスが出てきます。

それとは別に、まずは多く塁に出る事、たとえ打てなくても四球で塁に出るとそれはヒットを打ったのと同じ事なんです。

そして、特に打撃の調子の悪い時には四球を選ぶ事は打率の維持に繋がります。

現役時代の鳥谷さんがいい例ですね。

あまりの選球眼の良さに、「鳥散歩」なる言葉もあったくらいです。

特に、今年の1、2番を打つであろう近本、中野両選手には特に出塁率について岡田監督はうるさく言うと思います。

特に、近本選手には岡田監督は昨日直接話をかけて何かを言ったそうです。

オープン戦でも、岡田監督は近本選手に対して厳しいコメントを出していましたね。

-昨日も主力らに少し厳しい言葉もかけられたが

 「そら、きびしなるよ。シーズンに入って、昨日の負けはワンスリーからのボテボテのゴロやで、近本の。そやで。まっすぐ4つきて、お前な。そのタイミングで来るわけないやんか。だから、その辺のその配球とか、甘さというか。ワンスリーもツースリーも一緒というかな。チェンジアップでしたは。でも、初めてのピッチャーで、シーズン当たるかもわからんのにな。そこで見る、なんで余裕がないのっていう。こっちは普通に打て言うてるけど、打ては全部打てちゃう言うてるやん。何回も言うてるやろ。選手にも言うてるよ、おーん。初球打て言うて、打席入って、初球ストライク見送るやんか。なら、なんであそこで見送られへんねんっていう。だから、まあ余裕がないんやろな。(きれいなヒットを打ちたい?)なあ。そこは本人の感性ていうかな。本人が、なあ、カウントなってから、お前、ノーツーなって、こっちがベンチで待て、ワンスリーなって待てとか、そんなんできへんて。それはもう打席で、そのなあ、本人が考えて、状況とかいろいろ考えて。まして初めて見るピッチャーで、どんな球投げるかわからん。4球ともまっすぐやった。そうやろ。高校野球ちがうんやから、そこまでお前、ベンチからいちいち指示、出されへんて」

日刊スポーツより引用

おそらく近本選手、中野選手には、出塁率4割を期待しているはずです。

1、2番が多く出塁するとそれだけ得点のチャンスが多く生まれます。

早打ちを減らして、粘って四球。そんなシーンが多く見られるようになるかも知れません。

今年のタイガースの四球の数、特に近本、中野両選手の四球の数には注目ですね‼︎

②各打者のカウントの作り方

こちらもこれまでの記事でたくさん書いてきた事です。

昨年までは、特にチャンスでタイガースの選手は「高速追い込まれ」という現象を多く目にしました。

これは、初球のとても甘いボールを簡単に見逃し、次の落ちるボール球に手を出してツーストライクノーボールにすぐ追い込まれる事です。

この現象に陥ると、すぐに追い込まれるので投手有利のカウントで戦わないといけないから相手に振らされるということになります。

相手の間合いで打たされているから、ぼぼ凡打に終わる事が多かったんです。

なぜ、そういう現象が起こるかというと打席に入る前に、狙い球を絞っていないからです。

よく、フォームや打ち方を言われる方も多いですが、おそらくフォームや打つ形は練習では出来ているんです。

しかし、なぜ!いざ試合となったら出来ないのかというと打席に入る前に狙い球をちゃんと絞れていないからなんです。

岡田監督は、その部分の意識を徹底的に変えようとしています。

その事はコメントからも明らかです。

先程の近本選手に対するコメントもそうでした。

-カウント30から打つ大山の心理面は

 「違うやんか。ノースリーから打てのサイン出してるけど、俺もうみんなに言うてるけど、打てのサインは『打てと待て』があるやんか。そやろ。待てのサインは『待て』だけやけど、そういうことよ。ノースリーやから打てやから全部バット振るんちゃうよ。それは言うてあるけどな、振ってしまうな、打ちたいから」

 -何かのきっかけがあれば彼は上昇する

 「どうやろなあ、ちょっとそこまでハマるというかな、俺はノースリーから打て言うてもよう打たんかったわ、怖い。怖いっていうか、俺はワンスリーも一緒と思うんよな。だから、俺が選手にいつも言うてんのは、前もミーティングでちょっと言うたんは、ストライクゾーンは一緒やでっていうのな。ワンストライクでも、ツーストライクでも。追い込まれてもな、ストライクゾーンは大きなれへんねんからな。ストライクゾーンというか、ベースはな。俺は、そう思うんやけどな。何回も話したことあるけど、これをどう考えるかやかな」

 -気持ち的な部分が大きいんでしょうか

 「俺は心まで読めんもん。読めるんやったらええけど。心まで読めんよ、どういう心境っていうか。だから、結局、打て言うたから全部バット振りにいくんじゃないっていうことやんか。打てやけど、見逃してもええわけやから、せやろ。ストライク見送るのだって、ずっと打てなわけやから。1球目から2球目って。それでストライク見逃してるやんか。打てやのに。それと同じような感覚で待てばええんよ。ボールスリーやから言うて、打てのサイン出て、それまでも全部打てのサインやで。ボールツーでも、打てのサインやんか。そこでボール見分けんのに、なんでボールスリーなったら、なんでも振りにいくかっていうこと。それはもう、ここ(胸を指して)しかないやんか、ここでな。そういうことやんか。待ては『待て』やけど、打ては『打てと待て』がある。両方あるやんか。そやろ。いつも打て言うてんのに打てへんやんか。それ見逃すやろ。そういうことやんか。そういうことを考えたら、すぐわかるっていうことや」

日刊スポーツより引用

この、禅問答みたいなコメントは大山選手に対して言っていますが、これはタイガースチーム全体にも言える事です。

オープン戦でも、この現象が見えてきています。

ちなみに、狙い球を絞って準備して自分の間合いで打てている打者がタイガースにも何人かいます。

その代表格がルーキーの森下翔太選手です。

開幕6番ライトスタメンが決まっているこのルーキーは、狙い球を絞りその球が来るまではボールを見ていきます。

そして、狙い球が来たらフルスイングして全力で打ちにかかります。

そのため、いつもフルスイングできる、振れる選手だと賞賛を浴びています。

しかしながら、森下選手がいつもフルスイングが出来ているのは、自分の狙い球をちゃんと絞れているから自分のタイミングでバットが振れるんです。

森下選手のように、他の選手がシーズンに入ってどう、狙い球を絞って打席に入り打者のタイミングで打っていけるか、自分の有利なカウントを作っていけるかそこに注目したいです‼︎

③守備力の向上に注目‼︎

昨年までのタイガースは、とにかくよく守備のミスが目立ちました。

ゴロを弾く、悪送球をするそういう記録に分かるミスももちろんたくさんしました。

しかし、外野からの送球が高く走者の進塁を許してしまった。

ランダンプレーでせっかく挟んだランナーをアウトに出来なかった。

盗塁の時に、キャッチャーからいい送球がいっているのにタッチが甘くアウトに出来なかったなど記録には残らないミスも連発しています。

この理由は昨年まで、攻撃ありきで打線を組んでいたので守備位置は空いたところに当てはまる形で色々コロコロ変えていたからです。

ひどい時は、キャンプで練習したことのないポジションをいきなり守らせた事もあります。

今年のタイガースは、一塁大山、三塁佐藤、二塁中野とポジションをあらかじめ決めて固定する事で守備力の向上を計りました。

また、外野からの返球を必ず内野カットマンへ低く速い球を返すという事を徹底させて相手の無駄な進塁を阻止する取り組みを始めました。

その取り組みは、かなり手応えを感じているはずです。

サード佐藤選手の守備は少し不安ですが、固定したことによるいい効果は必ず出てくるはずです。

特に、タイガースは投手力がいいのでしっかりと守れる事がアレへ向けてのポイントになる事でしょう。

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若い選手が多いのでシーズン中の伸び代に期待‼︎

先程も少し触れましたが、タイガースは若い選手が多く昨年まで、考えた野球をしてこなかったので岡田監督が「考える野球」を叩き込んでいる最中です。

その為、オープン戦ではまだまだ未完成な部分が多く見受けられました。

特に、狙い球を絞って打席に立つ事は出来ていない打者の方が多いです。

そして、シーズンの最初の方は本当にいい投手が出てくるとなかなか粘らないと思います。

しかし、シーズン中でも岡田監督はその事を繰り返し説いていくと思います。

だんだんとタイガースの選手が、狙い球を絞って自分のタイミングで打席に入りカウントを作っていけるようになるはずです。

そして、相手のエース級から5回で100球投げさせて早くに降板させるシーンも多く見られるはずです。

-監督は開幕を迎える経験は豊富だが、これまでと今年の違いは  

「ある程度勝たないかんっていうのがな、今まではあったけどな。前の時はな。勝たなあかん。勝たなあかんていうのはおかしいなあ。まあ、うーん。やっぱりある程度勝てるチームというのは、みんな分かってたからな。まあ、勝ってるしな、前のチーム。今回はそうじゃないやんか。ちょっと作り直した部分もちょっとあるし、新しい戦力というか、さっきも言ったけど、伸びしろの分からない選手もな。この1年でどれだけうまくなるかっていう未知の力というか、そういう選手が多いわけやから。どこかで早くヒット打ったり、守備でもいいプレーして自信つけて、それが1年間どれくらい伸びていくかというか、そういう意味では、そういう楽しみの方がな、勝ち負けよりも大きいよな。その辺で自信つければ、1つ、2つ負けてもかまへんよ。それを取り返せる力がついてくれたらええ話やからな。まあ1年間長いから、いろんなことあるよ。やらなしょうがないんやから、それやったら何か楽しみもってやった方がええやろ。そういうことな」

日刊スポーツ「岡田監督への囲み取材」より引用

この囲み取材のコメントからも、伸び代が多くて楽しみだという岡田監督のコメントが見られます。

4月のタイガースとシーズン終盤のタイガースとでは全く別のチームに生まれ変わっているかも知れませんね。

そういう伸び代を今シーズンは、楽しんで見ていきたいです‼︎

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まとめ

今日からプロ野球が開幕します‼︎

まだまだ未完成のチームですけど、伸び代がありとても楽しみなシーズンになりそうです。

未完成なチームがどんどんシーズンを通じて成長し、最後には「アレ」を達成している事を期待しながら観戦を楽しんでいきたいですね😆😆😆

明日からは、このブログもリニューアルして「タイガース」の試合を中心にしたタイガースファンによるタイガースのためのブログにしていきます‼︎

今後ともよろしくお願いします。

それでは、ごきげんよう‼︎

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