「バモス」タイガース‼️全員野球で快勝した3つの要因

阪神タイガース

こんにちは‼️プロ野球観戦歴ならびにタイガースファン歴40年のbadass tigerです‼️

自らの役割をそれぞれが果たした完勝劇‼️

タイガースは、カープに5-1で勝ち7連勝でアレへのマジックが7になりました。

昨日のタイガースは、全ての選手が自らの役割を果たしてチームで勝利を掴んだと思います。

また、両チームのアレへ向けてのせめぎ合いが随所に出て見どころのある試合となりました。

この記事では、色々あったこの試合の勝因を昨日同様に僕なりの視点で、3つに絞って書いていきます。

今日のキーワードは、全員野球です‼️

①大竹耕太郎の投打に渡る活躍‼️

タイガースの先発は、大竹投手でした。

ここ数試合、体調不良から復帰した後疲れもあるのか調子が上がらず打たれる試合が増えていました。

しかし、間隔を開けて相性のいいカーブ戦に合わせて昨日先発しました。

間隔を開けた効果があったのか、素晴らしい投球をしました。

序盤は真っ直ぐを中心に、2巡目からは様々な変化球を駆使してカープ打線を翻弄しました。

カープの新井監督は、左打者の方が大竹投手に対する反応がいいと左打者中心の打線を組みますが、それが逆に長打がないということで大胆に投げられることにつながりました。

そのせいもあるのか、とにかく大竹投手は昨日ゴロアウトが多かったですね。

打たれた5本のヒットは、いずれもシングルヒットでした。

また、テンポもよかったですね。

時にはクイックで投げたりなど、相手に考える隙を与えない頭脳的な投球で翻弄していきます。

80キロ台のスローカーブも交えて完全にタイミングを外してカープ打線にバッティングをさせていませんでした。

大竹投手が悪い時は、自分自身で追い込んでしまいゆとりをなくしてボールが真ん中に集まる傾向があります。

大竹投手自身もそれが分かっていて、昨日のテーマは「遊び心」だったそうです。

その遊び心を使いながら、気持ちに余裕を持って投げられたからこそいい結果が出せたのかも知れません。

7回に、佐藤選手のエラーから失点し7回を投げきれずに交代しましたが素晴らしい投球をしました。

これで、村上投手についで10勝目をあげました‼️

いい流れが続いていますね‼️

大竹投手がここまで、いい感じで投げられたのも2回の自らの手で掴んだ援護点も大きかったでしょう‼️

これは、岡田監督の観察眼が産んだものとも言えます。

2回、先頭の佐藤選手がツーベースを放ち続くノイジー選手のライト前タイムリーで先制点を上げます。

坂本選手のバント、木浪選手のヒットでワンアウト一塁三塁になります。

ここで、大竹投手に打順が回ってきます。

カープ先発の森下投手は、バントを予測して投げてすぐにダッシュしてきました。

しかし、コントロールが乱れてカウントが悪くなりました。

岡田監督は大竹投手のところで、バントでツーアウトから二、三塁で近本選手にかけるという作戦でした。

しかし、カウントが2-1になり岡田監督は…

-大竹はバントの構えからヒッティング。あの場面は  

「いやいや、狙いというか。(広島の守備が)前に来たからね。で、変えたんですよ」  

-大きな一打だった  

「いやいや、あそこまで飛ばしたのは初めてじゃないですか? 大竹。最長飛距離ですね(笑い)」  

-2ボール1ストライクから。最初はバントで進めるサインだった  

「そうそう。バント、バント」  

-サインを変えるタイミングはさすがの嗅覚  

「いやいや、その前、サインわからへんかった。2回目のサインで、やっとわかった。あのカウントで」

日刊スポーツより引用

0-2の時点でバスターのサインを出していたみたいですね…

その時、カープの守備体系はバントを決めつけていたのかかなりの前進守備を敷いていました。

カープの守備体系を見て柔軟に作戦を変えてきた岡田監督の采配は見事です‼️

明らかに、森下投手はバントをさせてゲッツーを取るようなピッチングをしていました。

だから、真っ直ぐが来ることが分かっていたのでバスターさせやすかったのかも知れませんね。

また、2-1と仕掛けやすいカウントになっていたことも大きいと思います。

しかし、この2点目を大竹投手のバスターで取れたことはカープにとってかなりのダメージになりました。

その後、前進守備をせざるを得なくなり近本選手が打った詰まった当たりがショートの後ろに落ちて2点タイムリーになりました。

定位置なら完全なショートフライだったので、この辺りも、タイガースに流れが向いていたのでしょうね。

やはり、大竹投手の投打に渡る活躍が昨日の試合に勝てた1番の要因になります。

②攻めの投手起用

タイガースは、7回に大竹投手がツーアウトから佐藤選手のエラーから田中選手のショート後ろのポテンヒットで一点を返されました。

岡田監督は、ここで大竹投手をスパッと変えて石井投手を出します。

ここで石井投手は、代打・デビットソン選手に2-2からアウトコース低めの真っ直ぐで三振に打ち取ります。

この場面、ピンチをつくられたわけでは無くツーアウトから右打者が出てくるところを、石井投手でしっかりと抑えてもらう攻めの起用でした。

タイガースの方が、主導権を握った投手交代でしたね。

8回も右打者が2人出てきたところでは石井投手が続投して見事に抑えます。

そして、2番から左打者が続くところで桐敷投手を出してきます。

ツーアウトランナー無しの場面で1人を抑えたらいいのでリリーフとしては気分も楽に投げられると思います。

桐敷投手は、野間選手に四球を与えますが続く小園選手を打ち取り8回を抑えます。

そして、9回も桐敷投手が続投しますがツーアウトからランナーが2人出たところでセーブシチュエーションになり岩崎投手を登板させます。

岩崎投手は、デビットソン選手を2球で退けタイガースが5-1で勝利します。

昨日のタイガースは、攻めの継投でピンチになる前に手を打っていました。

相手より先に手を打つ岡田監督の采配が素晴らしかったです。

最後に岩崎投手を出したのも、何とか頑張っている岩崎投手にタイトルを取ってもらいたいという岡田監督の親心でしょう。

選手のモチベーションを上げる岡田監督の起用法も見事だと思います。

③選手全員が役割を果たす‼️

タイガースの強さの秘訣は、昨日のヒーローインタビューの近本選手が言った最後の一言に集約されているように思えます‼️

バモス‼️

そう、近本選手はヒーローインタビューの最後にこう叫んだのです‼️

その言葉がなぜタイガースの強さの秘訣かと言うと…

その言葉は、試合前の声掛けを担当している原口選手が最後に気合いを入れるために言う合言葉なのです。

バモスとはスペイン語で「さあ、いこう」という意味だそうです。

8月の好調時から原口選手が声出しを担当しているそうですが「バモス」の声出しで好調を持続しているのでここのところずっと原口選手が声出しを担当しているのだそうです。

この声出しのシーンは、YouTubeのタイガース公式チャンネルでも見ることが出来ます。

原口選手は、好調のチームの中でなかなか出場機会がありませんし、今季は不調でなかなか代打でもいいところを見せることが出来ていません。

しかし、原口選手は少しでもチームの役に立ちたいという思いからせめて声出しでもいいからチームに貢献したいという思いなのでしょう。

原口選手の声出しによって、試合にスタメンで出ている選手にスイッチが入るのも事実です。

まさに、これから始まる試合に向けてさあ行こう‼️といった感じでしょうか。

このように、今のタイガースは出場している選手だけでなくベンチにいる選手もみんな声出しなど自分のできることを役割を果たしているのです。

もちろん、試合に出ている選手たちもアレを掴み取るために各々のやるべきことをキッチリと果たしています。

ノーアウト2塁から先制のタイムリーを放ったノイジー選手は、次の7番坂本選手に打ちやすいように進塁打を狙っていたと言っています。

ノイジー選手は進塁打を意識した結果、一二塁間へのタイムリーという最高の結果となりました。

その後、坂本選手もしっかりとバンドを決めて次につなげます。

大竹投手の後に出てきた石井投手桐敷投手もしっかりと抑えて自分の役割を果たしました。

また、今月打撃が不調の4番大山選手は5回にワンアウト二、三塁のチャンスで全くタイミングの合わないバッティングをしていました。

しかし、外のスライダーに何とかバットに当てて大きく跳ねるサードゴロを放ちます。

この当たりで、サードランナー中野選手がホームインして貴重な5点目を叩き出すのです。

打てないまでも、何とか前に飛ばして点を取る‼️

4番として大山選手が不調ながらも、何とか欲しいところで得点を上げられるのは本当に素晴らしいです。

タイガースの凄いところは、チームの中心となる打者はいるのですが誰かを抑えたらそれでいいということが無いのです。

昨日も4番大山選手はノーヒットでした。

しかし、他の打者がそれをカバーしているのです。

今なら、佐藤選手が好調です。

佐藤選手が不調での時は、大山選手がよく打っていました。

1番2番が出塁できない時は、苦戦を強いられます。

しかし、そういう時でもその他の打者でカバーできる強さがあります。

誰かがダメでも、その他の選手でカバー出来ることは8番に2割8分台の木浪選手がいることが証明しています。

近本選手が不在の時は、小野寺選手島田選手がカバーしていました。

切れ目なく、それぞれが役割を果たすことのできるチームそれがタイガースの本当の強さの要因なのです。

そしてベンチを含めチーム全員が、今自分の出来ることを果たそうとしているというところもタイガースの強さの秘訣ですし、昨日の試合も勝てた要因でしょう。

チームの雰囲気の良さが画面越しに伝わってきて、見ていて本当に楽しく野球を観戦できます。

まとめ

タイガースは、カープに連勝してマジックを7にまで減らしました。

そして、村上投手に続き大竹投手も10勝目を上げました‼️

この試合は、やはり2回の大竹投手のバスターが決まったことが大きかったですね。

そして、ピッチングでも左中心のカープ打線に対してゴロアウトを重ねていきました。

その後は、先手先手の投手リレーで逃げ切りました。

また、タイガースはベンチの選手も試合に出ている選手たちと同じように戦っています。

ベンチも自分の出来ることをやっています。

だからこそ、近本選手の口からバモスという叫びが出たのでしょう。

アレに向けて、最高のムードになってきたと思います。

今日は、伊藤将司投手が先発します。

先に、村上投手大竹投手が10勝を上げました。

自分だけ遅れを取れないとプレッシャーがかかるかも知れません。

しかし、伊藤投手も気負わずに普段通りのピッチングをしたら自ずといい結果が出ると思います。

今日も、チームが一体となったゲームを期待しています‼️

それでは、ごきげんよう‼️

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました