「アレ」へ向けてどうするタイガース‼︎岡田監督の今後の展望とは⁉︎

阪神タイガース

こんにちは‼︎badass tigerです。

昨日の試合は、やはり雨で中止になりました。

中止になって、スワローズが敗れたため単独首位に躍り出ました。

しかし、タイガースも一昨日ベイスターズにエース青柳で完敗したばかりです。

打線も低調で、投手陣を中心に守り勝っている状態です。

更には、期待の大砲・大山、佐藤がホームランを打てていないどころか打てそうにない状況です。

そんな中、色んな選手を試してこの貧打を脱するように模索をしています。

今は、まだまだ手探りの状態ですがだんだん選手の役割もしっかりとしていく事でしょう。

しかし、投手陣に負担が掛かっている現状で今後に向けて、岡田監督はどのように「アレ」へ向けて戦力を整えていくのでしょうか?

プロ野球観戦歴40年、タイガース日本一をリアルに見てきた僕が岡田監督の理想と本音を探って明日からの観戦のポイントを見ていきます。

この記事は、こんな事が分かる‼︎

・岡田監督の選手起用に秘められた本音が分かる

・岡田監督の「選手ファースト」の考え方が分かる

・若いチームを何とかして育てたい岡田監督の思いが分かる
TBSチャンネル1・2

今は見極めの時期

昨年まで、Aクラスになりながらもチームとして未熟すぎる戦いをしていたタイガース。

今年から、野球をよく知る岡田監督を迎えて圧倒的な強さを期待するファンも多かったと思います。

その改革の一環として、昨年まで、コロコロしていた守備位置を固定化しました。

また、キャッチボールの重要性を見直させて早く正確な送球をするようにさせました。

そして、無駄な進塁を阻止するための外野からの中継プレーを改革しました。

その結果、守りが安定して今のところ昨年とは比べものにならないくらい守備が安定しました。

また、攻撃面では速い真っ直ぐを待ちながらボール球をしっかりと見極めて相手投手に出来るだけ球数を投げさせるようにしています。

しかし、開幕してから2週間、タイガースの打撃陣にも疲れが出ているのかボール球に手を出すようになってきました。

更には、ボールをよくやる作戦を対策されてストライクをどんどん投げて早めに追い込まれるようになってきました。

その結果、打線の状態が悪くなってきてなかなか得点が取れなくなってきました。

打線をなんとか繋げようとここ数試合スタメンを入れ替えて色んな選手を試している段階です。

その中でも、キャンプで一軍メンバーとして頑張って来た面々を次々と起用しています。

岡田監督
岡田監督

今は、いろいろ使うて見極める段階よ、おーん。

今後、シーズンが進んでいく中で様々な入れ替えはあるかもしれませんが、4月、5月はキャンプで頑張った面々が優先的に使われるものと見ています。

そんな中、主力として不動のレギュラーとして本来は活躍すべき佐藤輝明選手が極度の不振でここ2試合スタメンから外れました。

どうする佐藤輝明

開幕して2週間ですが、不動のサードとして期待された、佐藤輝明選手は極度の不振からスタメンを外されています。

12試合の出場で打率167、ホームラン0、打点はわずかに1と不振を極めています。

インコースのストレートを見せられ強振。

落ちるボールで空振りで追い込まれ、胸元真っ直ぐ空振りかボールの落ちる球に手を出して三振かというワンパターンで抑えられています。

いつも同じやられ方をしているので、とても印象が悪いのです。

僕も先日、大山選手とセットでこの人たちは調子が上がらないのではなく実力がないと厳しく語りました。

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この試合は、勝ちゲームでしたがあまりの佐藤選手の、酷さについキツいことを書いてしまったものです。

佐藤選手の悩んで苦しんでいる姿は、よく分かります。

佐藤選手の打席を見ていて、コーチ陣もおそらく色んなアドバイスはしているものと思われます。

ただ、佐藤選手の苦しみをよく対話して話し合っているのかというと疑問です。

当然、コーチですから技術的な指導はしなければいけませんが、本人が納得した上で打撃の改革をやっているのか?

現状の佐藤選手を見ると、とても疑問に思えます。

そして、佐藤選手自身が自信を失い自分の理想の姿を思い描ける事が出来ずに失敗するイメージしかないように思えます。

内部のことは、想像するしかないのですが、佐藤選手は気持ちが乗るか乗らないか気分によるところが大きい気がします。

首脳陣が、どう彼の気持ちを前向きに乗せていくかが佐藤選手がこれから戦力になれるかのカギになる気がします。

この辺りは、彼が慕う昨年までいた糸井嘉男さんに似ているのではないでしょうか?

コーチというのは、教えるだけでなく選手に寄り添っていい結果を出してもらう。

いうなれば、選手が結果を出したのは選手が頑張ったからというふうに見られるのがコーチの役割だと考えます。

これは、想像ですが佐藤選手はあれこれやれと言ったら逆にやらないタイプの選手だと思います。

まず、佐藤選手が自分がどんなふうになりたいかを把握する事が自身も首脳陣も大切な事ではないでしょうか?

このまま潰れてはあまりにももったいない素材です。

ただ、やるのはあくまで選手です!

佐藤選手自身が、この現状ではダメだとは分かっているはずです。

今日の試合からどのように反撃していくか見ものです。

岡田監督も期待しているからこそ、スタメンを外してもなお1日に最低1打席は与えているのです。

そして、ひょっとしたら岡田監督も佐藤選手の本質と悩みが分かっているのではないかという発言をしています。

-佐藤輝は状態を戻すことが先決か。フォームの問題ではなく。  

「そういう問題ちゃう」

日刊スポーツより引用

たったの一言ですが、おそらく佐藤選手の不調が内面にあることを見抜いていると感じました。

この辺りの感性はさすが岡田監督だなと思います。

この辛い時期、いくら周りがどうこういっても自分で乗り越えるしか方法がありません。

佐藤選手の成長無くしては、「アレ」は到底望めないので頑張って欲しいものです。

板山起用に見る岡田監督の想い

僕は、岡田監督のことを基本的には全面的に支持しています。

今年になって、ホンモノのプロ野球のプレーを見せてくれる岡田監督に感謝してもしきれないくらいです。

しかし、このブログではそんな素晴らしい岡田監督の采配でもダメなものはダメとはっきりと言っていきます。

その中の一つが先週の初回の中野選手のバントでした。

重すぎる展開‼︎初回のバントで勝ちきれなかった1戦‼︎
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この試合は、相手先発投手がコントロールが悪くじっくり攻めれば複数得点が望めたはずの試合でした。

初回のバントで試合そのものが重くなるのは、40年プロ野球を見てきたなかで多くそんな試合があったからです。

特に、和田監督時代がそうでした😅

そういった意味では、岡田監督の采配の中で、個人的には板山選手の先発起用も納得できない部分があります。

彼は、全く打てる気がしませんし、プロ入りしてから何年も同じ攻め方でやられていて学習能力がないからです。

つい一昨日の試合でも彼の一つのプレーから大量点に結びつきました。

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打席でも、ボールの見極めが悪く打てる気が全くしません。

彼を起用することに、異を唱えるファンは大変多いです。

伸びしろのないアラサーの選手を使うくらいなら、森下選手を我慢して使うか2軍から井上選手や前川選手などを抜擢した方がいいと思いますよね‼︎

しかし、岡田監督が板山選手を使うのには、ある想いがあるからだと考えます。

それは、板山選手キャンプからオープン戦のサバイバルを勝ち抜いて一軍切符を手にした選手だからです。

そういう選手に対して、チャンスを与えて活躍してもらいたいという親心があるからです。

岡田監督は、時にマスコミを通じて選手のことを批判したり悪く言うこともあり物議を醸し出します。

しかし、本心では1人でも多くの選手に活躍してもらい、いい給料をもらって欲しいという優しさにあふれた監督さんなんです。

だから、もう打てそうになくて、守備もミスをした板山選手起用に対しても開幕一軍切符を勝ち取ったからこそ期待して起用しているのです。

しかし、岡田監督はそう甘くはありません。

板山選手はちゃんと結果を出さないと、今月中には2軍行きを決断されるはずです。

後、何試合チャンスがあるか分かりませんが板山選手にとってプロ野球人生を左右する試合になりそうです。

この4月は、岡田監督にとっては戦力の見極めるための期間なんです。

観戦する方としては、結果を見て冷静に判断していくほかはありませんね。

-14日DeNA戦9回の森下の中堅への飛球は  

「どん詰まりやろ」  

-相手の攻めもあるが、森下自身のフォームが崩れてる  

「あんまりそら、いじってないからのう。あいつの打ち方でやっとったからな。あんまり触ってない。森下に関しては。どっかで頭打ちするところあるかもわからんな」  

-まだその時期じゃない  

「そろそろ打てんようになったらのう、そら、しゃーないよな」  

-森下は相手の対戦投手を見ながらの起用に  

「見ながらいうか、使う時は使うし。そんなん、まだまだ打てる投手、打てない投手は俺らもわからへんもんな」  

-チームが勝つこと優先でオーダーを組んで使う  

「まあ、勝つことっていうか、調子の上がらんもんはのう、そら調子上げなアカンやん。自分でなあ」  

-与えられたチャンスや練習で変わったとこをみせる  

「いや、結局、ゲームの中で打ったらええんちゃうん? そんなん。バッターは練習のスタイルみても、そんな分からへんわ。はっきり言うて。そら悪かったら使わへんやん。練習でようなってきたなと思うから使う。でも、それはゲームと直結するかといったら、そうでもない。結局な」

 -オーダーを決めるのは前日  

「いや、決めてない、決めてない、そんなん」  

-雨で中止が多い  

「雨男がぎょーさんおったら、しゃーない(笑い)」  

-昨日(14日)の帰りはチームが暗かった  

「なんでやろなあ。いつも一緒にやってたらええのになあ。負けるときもあるやん。なんであんなひとつ負けて暗くなるんかなぁ。(シーズンで)何回負けるんや」  

-活気があるときと波がある  

「そら、あるやろなあ。勝ってそんなうれしいんかな。勝ってる日も負ける日もあるんやからね。そんな一喜一憂しとったら体持たん。なんで、そうなるんやろうな。不思議やん」

 -エラーとかでも暗くなる  

「ミスなんかするやんか。そんなん、絶対に0なんかで終わるわけないんやから。余裕ないんかなあ。全部完璧になんてできてへんやん」  

-若い伸びしろのあるチームと  

「伸びしろがあるのはええけどのう。みんな一生懸命やってるんやから」  

-戦いながら余裕を身につけていく  

「まあ、それはひとつのプレーでもそうやろ。目いっぱいプレーしてるのが、それが余裕持ってできるようになる。そうなっていくわけやんか。自信つけていくからな。そういうことやろ。普通にできるいうかな」

日刊スポーツより引用

この岡田監督のコメントを見ても、今は一喜一憂する時期ではないとハッキリと語っています。

ファンとしては、常に勝ち試合を見たいですけど、チームとして未完成なので今は我慢の観戦が続きそうです。

そして、岡田監督が若い選手達に伸び伸びとプレーしてもらうような気遣いも感じさせるコメントですね。

ぶっきらぼうのように見えて、選手への愛情に満ち溢れた監督さんです。

スカパー!プロ野球セット

岡田監督の本音とは?

岡田監督は、このチームを率いるに当たって相当な覚悟を持って監督に就任したものと思います。

昨年までの、投手力はいいけど全く打てないし、何を考えて打席に立っているのか分からないくらい同じやられ方をする打線。

その上、守備位置はコロコロ動かされて、ミスを連発して投手の足を引っ張る守備陣。

作戦面も、デタラメで何がしたいのか思いつきで出しているとしか思えない作戦。

そんな、プロ野球として未熟なチームながら4年連続Aクラス入りしたチーム。

優勝経験のある岡田監督で、この戦力ならすぐに優勝(アレ)出来る

とファンも解説者もOBたちも考えたはずです。

これが、今年の順位予想にもつながっています。

しかし、岡田監督は守備には手応えを感じたはずですが攻撃陣は思ったよりも時間がかかると感じたはずです。

これが、開幕前の発言につながったと見ています。

―開幕を前にして

「別に平常心でやろうと思ってます。当然、そういう気持ちになれるかは分からないですけど、143試合のスタートを切るということで、いい野球をファンのみなさんに見せたい。いい野球をしたいですね」

―開幕投手は青柳に

「昨年はちょっと体調不良で出遅れたけど、2年連続最多勝という、そういうピッチャーですから。当然チームの勝ち頭、一年を通じてローテを守ってもらう。最初から、元気であれば青柳でいこうという気持ちでいました。順調にきていますし、青柳に任せたいです」

―今季のチームの特徴、強みは

「メンバーも少し(変わり)新外国人、ドラフトで指名した選手も加わったので。自分が監督することによって、ポジションとか、いろんな部分でだいぶ変えた部分もある。チームがすごく若くなったというか、本当に1軍が初めての選手もいますから。まだまだ完成されたチームじゃなく、伸びしろのある、これからだんだん強くなっていくチームだと思うので。まずは開幕からみんながゲームに出ることによって、もっともっとゲームの中で力をつけていくというか。そういう選手が多いし、143試合の中で4月より5月、5月より6月と試合を追うごとに徐々に力をつけていって、8、9月には今よりもっと素晴らしいチームになっていると思うので、そういうのを楽しみにして。若いので、とにかく挑戦するつもりで、どんどん思い切ったプレーをしてもらったらいいと思います」

―キャンプ、オープン戦を振り返って手応えは

「終盤ちょっと、けが人も出たので、開幕のメンバーが本当のベストじゃないかも。でもそれほど大きい離脱はないので、どれがベストメンバーかと言うのも難しいんですけど、理想とするチームまではもう少しかかると思いますけど、今いるメンバーで、まずはいいスタートを切りたいです」

―期待する選手は

「期待はみんなにしないといけないけど、初めての選手。補強という意味では、特に外野は右バッターということで新外国人と森下選手を獲って。あすの開幕には名前を連ねると思いますけど、この辺が機能してくれたら、去年までよりもう少しプラスした戦力になると思うので、その辺は期待しています」

スポーツ報知より引用

ゲームを重ねるごとにどんどん力を付けていくというのはやはりチームそのものが若いと感じているから出た発言だと考えます。

実際、開幕2週間を経て、若い選手達に疲れが出て、対策も練られて打線が湿りがちになっているものと考えられます。

この今ぶち当たっている一つの壁を、選手たちがどう乗り越えていくのか?

その中から抜け出てくるのは誰なのか?

岡田監督は、それを期待しながら色んな選手を起用してチャンスを与えているのだと考えます。

岡田監督も65歳。

監督としては最後の出番となるはずです。

おそらくチームを勝てる集団に変えて、いい状態で2年後、今岡さんにバトンを渡すものと思われます。

そのために、色んな選手を序盤にたくさん出して、経験を積ませることにより試合慣れをさせてどんどん力をつけさせようとしています。

その中で変わったと感じさせるのが木浪選手です。

昨年までは、守りは守備範囲が狭く、メンタルが弱くて打席の中では粘れないし、淡白な印象でした。

しかし、今年は岡田監督に期待されてショートとしてキャンプ、オープン戦で実力をつけてきました。

開幕こそは小幡選手にスタメンは譲りましたが打撃でアピールしてスタメンを奪い返しました。

そして、気持ちが全面に出てきて顔つきも精悍さが増しいい選手になったなぁという印象です。

課題の守備面でも、動きが良くなり併殺も確実に奪えるようになってきました。

また、セカンドにコンバートされた中野選手も水を得た魚のように素晴らしい動きと送球でピッチャーを多く助けています。

昨年少なかった四球も今年は多く選べるようになり、一段選手として階段を登った印象です。

このように、岡田監督の起用でやる気が出て変わる選手がもっと出てくると「アレ」へ向けて近づいてくるのではないでしょうか?

前項でも述べましたが、若いチームに対して岡田監督は、いい緊張感の中で伸び伸びとプレーできる環境を与えています。

そして、まるで選手たちを自らの息子のように考えて扱っているように見えます。

岡田監督の本音は、若い選手に守備や打撃の基本を身につけさせること。

そして、自分の力で考えて工夫出来るようになること。

そのことを徹底的に教えているのだと考えています。

岡田監督
岡田監督

今日は、オレなんにもせんでも良かった、選手だけで勝ったわ、おーん。

岡田監督の口から、こんなコメントが聞ける試合が出来るようになると常勝チームになれるのではないでしょうか?

また、岡田監督も若い選手達にそうなって欲しいのだと思います。

まとめ

昨日は、試合がなかったためタイガースの今後の展望と岡田監督の選手起用に秘められた想いについて語ってきました。

佐藤選手の現状は、とても厳しいものがありますがここを乗り越えて一流と言われる選手になって欲しいです。

そして、この苦しい時期を数年後、本人もファンも笑い話にできたらいいなぁって思います。

とにかく、ファンとしてはしばらくは我慢の観戦が続くと思われます。

しかし、岡田監督は全く動じていませんしこれからだと明言しています。

ファンとしては、それを信じて数ヶ月後に爽快な勝ち試合が増えることを期待しています。

それでは、ごきげんよう‼︎

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